2019年04月29日

老健での母の生活


 老健、正確には、「介護老人保健施設」を言います。昨年、母が4月に骨折してから、1年が過ぎました。手術、リハビリ病院での状態も順調に回復していましたのに、病院での期限が過ぎても、姉の家では無理とのことで、老健で回復を待つことになりましたが、肺炎で病院に逆戻り。筋肉が落ちまたまた、老健での生活になりました。

 お正月には、姉の家で、8日間様子を見るためもあり、ゆっくりと過ごすことができました。私たちも毎日ほど通いながら、楽しい時間をもつことができましたが、やはり、まだ無理ということで、老健での生活に戻り、現在に至ります。

 最近、一人で歩こうとしてまた転倒したそうです。毎週日曜日は必ず、会いに行きますが、私も、摩ることと少しの運動をしてもらうことしかできなく、どうしても、昼間は起きているようにということで、車椅子に座ったままで、どんどん背中が丸くなってきて、足腰も弱ってきています。

 いつも、フルーツと、おはぎ一つ持っていくと、とても喜んで食べてくれるので、その様子を見るだけでも幸せになれるのですが、介護士さんから、遠回しに、食事カロリーを計算しているのに体重が増えるのは困ると言われてしまいました。

 体重と言われても、筋肉が落ち、私から見れば、すっかり痩せ衰えてしまったと思っているのに、大好きな甘いものも食べられずに何の楽しみがあるのかと可哀そうで涙が出そうになりました。

 糖尿病とかの恐れがあるかもしれませんが、規則に捉われて、母らしい人格が無くなっていくのを見るのはとても辛いことです。勿論、私が一緒に住めてもそこまでの、健康管理が出来るわけではありませんが、だからといって、そんな生活は絶対にしたくない、させたくないと行く度に辛くなります。

 人手が足りない現状、私たちが初めて味わう現状は、行政の遅れや、福祉の考え方が、根本的に足りないことで、不安を感じている人がいっぱいいると思います。うまく言えないのですが、人と人とのかかわりの中で育まれる、思いやりや、愛情が欠落していく世の中に悲しみや不安を感じています。

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posted by 津田 美智子 at 01:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記