2019年06月30日

からだに芯を通す芯体操

 
 芯体操の原点は、「骨を引き離す」、「筋肉をつなぐ」、「関節をゆるめる」という三本柱、これらを可能にする、「運動」、「リズム」、「呼吸法」を身に付けることが、大切です。

 これをテーマにして、「芯体操だより」の七月号の原稿を書き始めたのですが、ブログを読んでくださっているみなさまには、一足早く、お伝えしたいのです。「我々の存在の、まさに中心点には、リズミックな運動がある。」という続きですが、「運動」とは、自分が意識的に動かすというイメージを持っている場合が多いです。また、「呼吸」はどうでしょうか。これも、意識的に行なうこともできることから、自分が呼吸していると考えることがあります。

 筋肉を考えた時、運動で、意識的に動かすことのできる筋肉は、随意筋(ずいいきん)と呼ばれ、骨格筋はほぼ同義になります。これに対して、内臓の壁、血管壁などを構成し、心筋も一般には不随意筋(ふずいいきん)と呼び、意志の支配を受けない、心のままにならない筋肉なのです。

 これらの事実により、「からだの内側と外側に、こころとからだのなかに、意識と無意識のなかに、膨張と収縮のサイクルがある」というアンドルー・ワイルの言葉を理解することができます。わたしの辿った道のりは、正にこの事実を体験することとなりました。随意筋の働きをほぼ奪われた私には、不随意筋の存在をはっきりと感じることができたからです。

 意識的な呼吸もできず、随意筋の存在が重りになり、動かせないで存在している筋肉をどんなにこそげ取りたいと思ったかしれません。私たちは、もっと不随意筋の存在を学び、その動きに添って、あるいはその働きをさらに円滑にしなやかに活用することを知らなければなりません。

 からだの中を知ってきたからこそ芯体操が生れました。随意筋が意のままに動くからって、間違った運動をしてはいけないこと、もっと多くの気付きを得て、からだの要求に添って「運動」「リズム」「呼吸」が実は大切なつながりを持っていることを知って欲しいと思っています。

 「芯体操だより」では、少しでも多くの方に伝えたいという思いがありさらに掘り下げたいと思っています。そして、芯体操の理念が、個人の体験であってもやがて、大きなメッセージとして伝えられることを、信じています。

URL http://www.shintaisou.jp/
posted by 津田 美智子 at 22:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記