2020年02月16日

 芯レッスンに思うこと


 私が自分の体験を通して学び、伝えたいことが少しずつ浸透してきたと思うのですが、一般的に人間のからだに対して感じることは殆ど同じだと思い知らされることが多いです。これほど体幹を鍛えるための運動を繰り返しているのに、まだまだお腹や肋骨の締めなどが使えないでいます。

 「なぜだろう?」と、考えています。赤ちゃんの成長過程を見ると、お腹を中心に栄養を取り込みながら、胎児形ポーズで育っていきます。まだ骨格があるとは言えない状態であり、骨を支える筋肉も育っていないのに、羊水に保護されていた胎児は分娩時に羊水を流出して出産を容易にさせ、この世に生まれます。

 その瞬間から脊柱を中心に手足の骨が重力を受けながら逞しく伸びるのを感じます。首が座り、寝返り、お座り、四つ這いなど様々な運動を行います。それまでは私が感じているのは全て、中の筋肉と捉えています。二足歩行を始めた頃から重力と自分の体重とに負荷を与えられ、いわゆる外の筋肉を作っていくのかなと感じています。勿論、成長期に骨が伸びそれを支えるための筋肉を鍛えることは必要と思います。

 只、筋肉の正しい使い方を知ることが、とても重要なのです。。心と身体の成長期である10代の頃にスポーツなどで鍛えることも大事なことではありますが、特定のジャンルの運動をするときに、その時間の半分ぐらいは充分なストレッチ、身体のバランスを整える鍛錬が必要だと思っています。

 芯体操では、そのバランスを崩して様々な要因を抱えている多くの方に出会います。だからこそ、人間として生まれたからには、二足歩行に対応できる身体づくりをこの世に生まれた時から知ることが、必要だと切に思うのです。

 今の私たちにできるのは、自分だけのためではなく子供、孫、あらゆる世代に伝えることです。歪み、縮みからくるあらゆる結果(病気,事故など)を招かない社会にしていくことなのです。少しの気づきから自分を守ることができると信じています。寿命がある限り、生きている限りは、先ずは自分と向き合うことが大切です。

 外の筋肉の緊張を取ることで、一番大事な中の筋肉(それに守られた内臓やリンパ、血流などの働きを活性化する)をしなやかで強くする、それが、芯体操の目指している運動です。理に適った身体は理に適った方法で芯(真)の身体をつくり、痛み(歪みで縮んだ箇所に体重がかかっている)を改善しましょう!

URL http://www.shintaisou.jp/
posted by 津田 美智子 at 12:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記