2020年10月25日

映画『浅田家!』を観て

 
  この映画は、第34回写真界の芥川賞と呼ばれる、木村伊兵衛写真賞を受賞している写真家浅田政志の2冊の写真集『浅田家』 『アルバムのチカラ』を原案にした家族ドラマです。嵐の二宮和也主演で前評判も高かったのですが、コロナ禍のために、映画館に行くのは抵抗がありました。

 しかし、映画館は人数制限やコロナ対策を取っていることもあり、少しずつ行く人も増えてきているようだし、くずはモールで観られることもあり思い切って行ってみました。ちょうど、12時40分があり、八幡教室を終えて直行!なんと、入場者は少なく安心して楽しむことができました。

 幼い頃、写真好きの父からカメラを譲ってもらった政志(二宮和也)は、昔から写真を撮るのが好きでした。そんな彼が、家族全員を巻き込んで消防士、レーサー、大食い選手権、ヤクザの世界等々、それぞれがなりたかった職業や、やってみたかったことをテーマにコスプレし、その姿を撮影したという実話を再現したものです。

 それだけで終わるのかなと思っていたら突然、2011年3月、東日本大震災の出来事に移り変わります。政志は被災写真洗浄返却活動に取り組みます。そうか、そんなことをしている人たちがいたのだと思い、改めて多くの人たちが災害で肉親や知人を亡くしたこと、家が流れていく当日の驚くべき現状をテレビの映像で知らされ、茫然とくぎ付けになって見ていたことを思い出しました。

 その後に、多くの人たちがボランティアで支えていたこと、そして私たちも芯体操として仙台の小学校にお手玉体操で元気をあげに行ったことなどがよみがえりました。そんな中で浅田政志さんは、父を亡くした一人の女の子から、「家族の写真を撮って!」と訴えられます。当惑した彼は、悩みますが、女の子がお父さんの腕時計を手首に付けていたのを見て、お父さんが家族の写真を撮っていたことに思いを馳せ、大好きという海を背景に、政志の手首にその時計を付けカメラを向け、気が付いた家族の笑顔を撮ることができたのです。

 あらすじを思いつつくまま書きましたが、人それぞれに色々な思いを受け取るであろうと感じています。観終わったときに何か心を揺すぶられる感動がわっと来たわけではありませんでした。 しかし、3日経った今、思うのは政志さんの、レンズの向こうに求めているものが何なのか、それによって人は温かい心になれたり、気持ちを切り替えて幸せになれたりするのかなと感じ、「共に生きる」ってこういうことなのかなと芯体操の求める姿を再認識することができたように思います。

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posted by 津田 美智子 at 13:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2020年10月18日

雨の1日、時間と共に


 朝、7時半に起床!さぁ!今日は母の四十九日の法要です。午前中は木幡スタジオのレッスンがありますので、法要は2時過ぎに予定していました。愛知県に住んでいる長女と孫2人が出席するはずでしたが、6歳の長男が熱のため、来られなくなってしまいました。コロナ禍のために随分会っていないので、楽しみにしていましたが、本当に年が変わってしまいそうです。12月の百ケ日には会えるでしょうか?

 雨の中、3時間も車を運転して来るのはそれなりに心配でもありますので、ほっとするものの、やはり残念な思いもあります。タイの長男に至っては、会える日が来るのかともっと深刻です。最近の世界情勢から鑑(かんが)みても未来が見えない日本でもあります。何か大きな力で大改革をしないと、間に合わないかもしれないと思うことが多いです。

 一人ひとりが、心配に想う事柄が、なかなか表面に現れないで燻(くすぶっ)てしまうことが多いということを痛感しています。コロナ禍で海外からの旅行者が減り、やっと京都の町が落ち着きました。今までは、大好きだった寺社に行く気も起らなくなっていたけれど、まるで台風の去った後のように、人が減ったからと言って京都の良さが戻るかと言っても、変わってしまったものは簡単に戻りません。

 コロナ禍が直撃したことで、追っ払ったはずの被害は戻るどころか、その爪痕を大きく知ることとなりました。観光客のために変わってしまった町並みは索漠とした姿かたちになり、日本にカジノを誘致しようとしている政府の考えが、日本の良さを無くす恐怖となり他人事でなく、一人ひとりの幸せを奪うかもしれないのです。

 大きな大志を抱く人間がいない現状、その大志が個人的な欲望に突っ走り、地球規模の平和を願うなら、やらねばならないことは一つであるべきだと思うのに目先の欲望しか見えていない人間が増えています。

 母の写真の笑顔を見ていると、自分が良き時代に育ったことをしみじみと感じます。伸び伸びと過ごせた年月は母たちの世代が亡くなっていくことで、終わりを告げるのでしょうか。希望のない若者たちに良き時代を、良き自然をどのように伝えればよいのだろうか。成す術のないコロナ禍の中で、一筋の光を追い続けていきたいと、考えさせられた1日でありました。徒然なるままに・・・・・

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posted by 津田 美智子 at 01:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2020年10月10日

 芯体操の世界がある!濃密な時間

  
  今日は、木幡レッスンの日。この数日、台風の影響で大雨の予想も懸念されていて遠方からレッスンに来ている方もあり、お休みが多いかな?と思っていましたが教室に入ると「おはようございまーす!」と元気な声が、迎えてくれます。(これって逆?笑い)雨が降っていてもここは大切な別世界。みなさんの笑顔が嬉しい!

 半数に分けて2レッスン制にしていますが、ソーシャル・ディスタンスといってもみなさんがマットを引いて座られると結構多く感じますから、この倍の人数でレッスンしていたのかと思いますと、いっぱいで申し訳なかったなと感じるこの頃です。

 コロナ禍の間はと始めたことですが、私の中ではレッスンに対する気持ちも少しずつ変わってきているような気がします。以前は多くの生徒さんの熱気を鼓舞しながら走り回っていたような気がしますが、今は私が集中すれば、みなさんの集中力が生まれ、一人ひとりのエネルギーがレッスン場に充満して、からだをふくらませ、同じ空気の中に同化しているように感じられることが増えてきました。

 まだまだ、説明している時間も多いですし、かと言ってラジオ体操などのように振りが順番に決まっているわけでもありません。芯体操はあくまでも究極の1本の紐を感じ、からだに芯を通すという目的があります。その為には、それぞれのからだの癖を取り除くために、からだが教えてくれることを際限なく求め続けることこその無限の世界です。決まり事ではないのです。いかに自分の心から邪念を取り払い、自由なからだに到達できるかということなのです。

今日は、生徒さんのご紹介で体験するために来られた方がいます。不思議ですね!紹介した方も昨年11月に始められ、今年はコロナのために休止したりでしたのに、出会った時から(今年80歳になられました)ウキウキわくわくでノリノリでしたが、今日の方(80歳過ぎ)、も初日から、「20年前からここに住んでいたのに、もっと早く来たかった!」とおっしゃいます。即、申し込まれ、「楽しかったです!嬉しいです!」とお2人共に、少女のように可愛らしい方なのです。

 お教室のみなさんもみんなで拍手!芯体操は、からだの中に働きかける、そして関節をゆるめ、骨を引き離し、ねじれ縮んだ筋肉をうーん!って伸ばして、緊張をほぐしてくれるから、最後にはみんなのウキウキがレッスン場を温かい空気で包んで素敵な世界を創り出すのでしょうね!

 こんな日は、とっても幸せな気持ちになります。ありがとうございます!

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posted by 津田 美智子 at 22:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2020年10月05日

母に届け!生徒さんのお経!


 今日は、とても嬉しいことがありました!
 亀岡教室の生徒さんに、お寺の住職さん(以下萩原さん)がいらっしゃるのですが、先週のレッスン日に「お母さまにお経を差し上げても良いですか?」とおっしゃってくださり、とっても驚きました。姉に報告したら「ありがたいですね。」ということで早速、今日に来ていただくことになりました。

母は、日蓮宗で、萩原さんのお寺は臨済宗なので、どうされるのか不思議に思っていたのですが宗派は違っても対応できるので大丈夫ですよと言っていただきほっとしていました。気楽にお洋服でと思っていましたのに、衣(ころも)姿で来られたのでびっくりしたのですが、お参りがあったのでそのまま来ていただいたようで恐縮してしまいました。

 我が家からうちの車に乗り換え、炭山の姉の家まで直行しました。我が家からは20分ほどで行けるのですが、町から少し走ると緑の山に入り、とても気持ちの良い風景が続きます。お坊さまとご一緒に乗るなんて初めてのことですが、新鮮な気持ちでした。

 萩原さんは、私の著書「奇跡の芯体操U」第9章の芯体操体験談に原稿を頂いています。もう5年半ぐらいのお付き合いになりますが、からだは随分変わられたと思っています。ご自分の悪かったところは充分にご存じなので、言うことはありませんが、努力家が高じてやりすぎたり、間違いに気づかれないこともあったり、住職という立場なのでご自分のご意見をお持ちなのでそのギャップがとても楽しくて憎めない方ですね!

 ポジティブさがとてもすてきだと思います。読経は息継ぎが長くて、とても気持ちの良いお声で、聞いていても気持ちが良かったです。母も喜んでいたことでしょう。考えますと、代々同じお寺さんで同じ(代は変わりましたが)お坊さまの読経しか聞いていなかったのですが、色々な方のお経が聞きたくなりました。

 そんなこんなで、先ほどまで、芯体操だよりの原稿を書き今、午前さまになりましたが、日記あと少しがんばります!明日は千里コスパのお教室からまた1週間が始まります。コロナ禍のおかげで、レッスンの形態がすっかり変わりましたので、1日を精一杯生きていますと、死ぬまで精一杯が続くのだと思うばかりです。感謝していますよ!

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posted by 津田 美智子 at 00:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記