2020年11月29日

 芯体操と自然治癒力

   
 なぜ芯体操が生まれたのかを考えますと、私のからだに起こった状態は、バチン!と強靭な筋が足から外れたことに始まります。からだから筋肉の力が抜け、健康体操を20年以上続けていた私には、直後からからだに向き合うことしかなく医学との接点は全くなかったのです。その後、幾多の困難を乗り越えてきて今に至りますが、その間多くの病名を持った方たちとの出会いがありました。

 パーキンソン病、筋萎縮症、ALS,脊柱管狭窄症、脊柱側弯症等々、筋肉に関係する症状(症状で分類され病名が付いている)が、多くあります。それぞれに、からだに衝撃を与えられる原因、(スキー場での転倒、階段からの落下等)をお持ちだったと感じました。

 私はからだに集中していた時期がありその後のアクシデントからさらに25年近くからだに向き合い続けたために、病名が付かないままで、生きています。しかし殆どの方が発症するまでに、その原因を分からないままに放置していたからだと感じます。私だから、向き合う力が備わっていたのだと、今だから確信できます。

 不思議な空間で生きながら、からだの要求に合わせて対応してきたことは、正しくからだに備わった力、人間に備わった自然治癒力を導き出す手段であったと思います。今の私に言えることは、からだに備わった自然治癒力を生み出す手段を学んで欲しいということです。ただの運動ではなく、「関節をゆるめる」「骨を引き離す」「筋肉をつなぐ」これらを理解し、全身はつながった一つの小宇宙であることを体感し、実践し、あらゆる病名が付かないうちに原因を解明し、改善するということに尽きるのです。

 集中し、一生懸命に芯体操に取り組んで欲しい!多くの情報が飛び交う中で、無駄なことがいっぱいあります。研ぎ澄ました心とからだで今一度、一つひとつの運動に取り組んで欲しいと思います。これがコロナ禍の世の中に居合わせた私たちのするべきことではないでしょうか。

 多くの方が亡くなり、感染者が増えています。私たちも決して「対岸の火事」ではありません。私も毎日レッスンに出かけて身を投じています。Go Toに気を取られることなく、精一杯お伝えしたいという気概を持ってがんばっています。

 芯体操の大切な運動の一つひとつが私の心です。1日でも早く芯を通したからだでコロナと「さよなら」したいですね!

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2020年11月22日

 究極の芯体操呼吸法!


 最近は時間はかかりますが、呼吸法を見直すために、沢山(たくさん)の時間をかけています。この永遠の課題は中々手ごわいのです。しかし、お腹と肋骨の伸縮力によって横隔膜の上下運動を実感できるようになれば、かなり呼吸法が体得できるようになります。

 この技術によってコロナの弱点となる、肺の縮み、さらには健康の要(かなめ)である心臓、腹腔(ふっこう)と胸腔(きょうくう)の筋肉を鍛えることになります。呼吸法につきましては芯体操だよりで詳しくお伝えしたいと思っています)(今回は11月、12月号の合併号を予定しています)

 12月も目前になりましたが、今年1年間は今までに味わったことのない日々の生活が続きました。そしてまだまだ、来年がどうなるのか予測がつかない状況が続きそうです。オリンピック開催と言われていますが、日本国内だけでも収拾がつかない状態に世界中の人々を受け入れることができるなんて考えられないですね。風習も違えば考え方も違う、国内においてもマスク装着でさえ、意識の違いから殺人事件まで起こっています。

 昨日、長女と2人の子供が、車で我が家までの往復だけという条件で、里帰りをしています。今年3月に辛うじて会えたきりでしたので、満を持することで、再会を果たせました。彼女にしたら祖母の葬儀にも少し立ち会った程度で、寂しい思いを抱えていると思いますので、今回は改めてお参りできることになりました。

 大きな流れは人知の及ぶところではないことですが、人間の心に大小関わらず影響を与えます。コロナ禍は、そんな影響力がさまざまな形に及ぼしています。しかしどんな災難に会おうとも、大切なことは心がぶれないことではないでしょうか。

 芯体操を行っていることで、私自身、そしてインストラクターや多くの生徒さんに少しでもからだと対峙することで心穏やかに過ごせる糧になればと思います。話は長くなりましたが、こんな時こそ呼吸法の大切さを実感しています。横隔膜を自由に動かすことで、からだの歪み、縮みを改善することで、からだの中に大きな宇宙を感じることができるようになれば、心もからだもゆったりと過ごせます。

 特に芯体操で行っている呼吸法は、まだしっかりとクリアできていないかと思いますので、GO TOのことよりも時間があれば呼吸法をマスターしてくだされば嬉しく思います!

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posted by 津田 美智子 at 14:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2020年11月15日

言葉の持つ意味

 
 会話がしづらくなった昨今、言葉の使い方が気になるようになりました。自粛生活や、三密を気にするとどうしても、一人で自問自答することが多いのか、相手の言うことがすんなりと入ってこなかったり、思考回路が止まっていたりすると的確な受け答えができていないと感じます。

 からだを動かすことが少なくなると、脳の働きも鈍化してしまうのではないでしょうか。私は殆ど毎日レッスンをしていますが、以前との違いは顕著です。マスク越しに大きな声を出しているつもりでも、聞き取りにくかったりするのでしょうか、反応が分からなくて、つい説明が多くなったりします。そんな時はゆったりとした言葉ではなく早口で心が伴わなくなり申し訳なく思うこともあります。

 会話というのは心穏やかに相手のお話をよく聞く、その言葉の意味をじっくり受け止めて、噛み砕いてお答えするといった気持ちが大切かと思うのです。本を読むにしてもどんな本を選ぶかも重要です。世の中が落ち着いていますと、読みたいという気持ちになったときに自然に求めていた書物に出会うことが多かったのですが、今はからだも心も忙しいばかりでなかなか、ぴったり来ないことが多いです。

 車に乗っていますと、対向車線の車が右折する、人が横断したいと思われているときには、状況判断をしてなるべく先にお譲りするようにしています。その方がスムーズに流れることが多いのです。その時にどういうアクションを取れば解るのだろうと常々思っていたのですが、特に車の場合は、流れがありますので瞬時に通ってくださいと伝えるために、つい手を慌ただしく左右に振っていたように思います。

 ところが、運転者の立場を相手に置き替えてみると、「早く渡れ!」と言われているように見えるということもあります。そうか!手のひらを上にして、「どうぞ」とすると温かい気持ちが伝わると知りました。勿論、車の場合、早めに手で合図しても伝わらない場合が多いので親切なつもりがつい早くという動作になっていたのだと気付きました。間違えると渋滞に繋がったりするので、どちらとも言えませんが、そのお話を読んだときにとても心が安らいだのです。

 早めに停止し、待ってあげると笑顔で手を挙げて頭をぺこりとされる方が多いです。そんな時は、今日も一日こんな気持ちで過ごしたいなと幸せになれます。世の中が平和になるって温かい言葉や仕草が大切ですね。いま、若者たちが昭和のレトロにはまっているとのこと・・・昭和の歌の歌詞に温かみを感じるそうです。・・・正しく私たちの時代の気持ちや言葉を取り戻さねばと感じるこの頃です。

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posted by 津田 美智子 at 13:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2020年11月07日

 松下幸之助氏の言葉 『素直に生きる』


《 逆境―それはその人に与えられた尊い試練であり、この境涯に鍛えられてきた人はまことに強靭である。古来、偉大なる人は、逆境にもまれながらも、不屈の精神で生き抜いた経験を数多く持っている。
 まことに逆境は尊い。だが、これを尊ぶあまりに、これにとらわれ、逆境でなければ人間が完成しないと思いこむことは、一種の偏見ではなかろうか。
逆境は尊い。しかしまた順境も尊い。要は逆境であれ、順境であれ、その与えられた境涯に素直に生きることである。謙虚の心を忘れぬことである。
 素直さを失ったとき、逆境は卑屈(ひくつ)を生み、順境は自惚(うぬぼ)れを生む。逆境、順境そのいずれも問わぬ、それはそのときのその人に与えられた一つの運命である。ただその境涯に素直に生きるがよい。
 素直さは人を強く正しく聡明にする。逆境に素直に生き抜いてきた人、順境に素直に伸びてきた人、その道程は異なっても、同じ強さと正しさと聡明さを持つ。
 おたがいに、とらわれることなく、甘えることなく、素直にその境涯に生きてゆきたいものである。 》

 松下幸之助氏の言葉は、誰もがふと立ち止まったとき、全てを受けとめ、温かく包んでくれる。自分が疲れたとき、迷ったとき、傷ついたとき、歩んできた道を振り返るときは、幸之助氏の言葉に救われることが多い。

この言葉を受け止めたとき、私の中で大きく心が反応した。素直になれる自分を感じながらも 逆境、順境とは定義づけられるものではないとつくづく考えさせられた。私に起こったからだとの闘いは、逆境の日々でありながら、順境の日々でもあった。何度も死ぬ、死ぬと思いながら、どこかで平安な心が存在していた。

 そんな日々の連続でありながら、私の逆境は順境の中に同化していたのだ。こんな状態を人は逆境とはいえないと答えるかもしれない。しかし、その尺度は人には計れないものだと思う。何があっても感謝すること、バリケードを張らないで生きる。それは、自分を守るということではなく、やはり素直に生きることなのだ。

 コロナ禍では、会話が減り、気配りも心配りも減ったかもしれない。
そんな今だからこそ、逆境に負けず、素直に生きていきたいと思う。

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posted by 津田 美智子 at 23:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2020年11月01日

 辛い痛みは血流低下から!?


 近年、慢性的な肩こりや腰痛、頭痛など、あるいは強い疲労感など訴える人が多いようです。医師には原因不明とされることがありますが、処方される薬を飲んだりマッサージなどに通ったりすることで緩和しようとします。緩和されるのはわずかな期間であり、それは根本的な原因を踏まえた治療ではないので、悩みは繰り返されるのです。

 不調が発生する原因のひとつに虚血(きょけつ)があります。血液の巡りが悪くなり、健康維持に必要な酸素や栄養素がからだのすみずみまで行き渡らなくなり、痛みというシグナルを送ることになるのです。

 芯体操の見解からすると、明らかにからだの状態が悪いからとお伝えすることができます。なぜ、血流低下が起こるのかという認識が必要なのですが、からだの改善ということになると、とても難しく思ってしまいます。一朝一夕にはいかないからです。しかし、今、からだと向き合わなければ必ずからだはもっと悪くなってしまいます。できることを、楽しみながらで良いので是非続けてみましょう!

 虚血によって血流が滞ると、リンパ液の流れまで悪くなり、体内に生じた老廃物が排出されにくくなります。これが滞留するとからだは痛みだけでなく疲労感も益々強まり倦怠感、冷え性になり不調まで引き起こしたりします。からだは全身つながっていることから、歪み、縮みなどで起こる虚血などを防ぐための予防医学の考え方が理に適っていると考えるべきです。

 芯体操の「未病のうちにからだを改善しよう!」を実践して欲しいと思います。現代人に多いのが、「呼吸が浅い」「気付くと息を止めている」という悩みです。呼吸が浅いと、すみずみまで酸素が行き渡らない、常に酸欠状態になり血流や内臓機能の低下を招き、体調不良にもつながります。朝に体調が悪くて、レッスンを休まれるよりも、強い気持ちで参加されると、レッスン後にはとても元気になられます。

 コロナ禍により、学んだことも多かったですね。肺は胸椎や肋骨からなる胸郭の中にあり、胸郭を呼吸のたびにふくらんだりしぼんだりします。横隔膜の上下の動きと共に芯体操で行う呼吸法は、大胸筋と体幹の筋肉を動かすことでこれらを覆う筋膜の柔軟性を最大限に復活させるのです。からだづくりには大きな意味合いをもっています。コロナに屈することなく、ポジティブな生き方を目指しましょう!

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posted by 津田 美智子 at 12:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記