2021年06月26日

 コロナ禍で人間の考えることとは?


 世界はコロナウイルスの蔓延で危機感を持っているが、それでも宇宙開発は今も続けられ、幾多の苦杯をなめた米国だけが実現していた火星探査に、中国が初挑戦で成功したそうだ。ほぼ20年前から中国で取材した宇宙開発責任者のインタビュー記事を見返すと、世界初の月裏側探査、月の土壌持ち帰り、独自の宇宙ステーション建設、火星探査等々、中国の掲げた計画に遅延はほぼないというのだ。

 中国の宇宙開発は政治と直結しているので、国益を貪欲に追求しつつも自国のロケット残骸の地上落下で見せた人ごとのような対応に、対外的な責任を顧みない姿勢が表れている。火星探査成功で「宇宙先進国の隊列に入った」からこそ、地位に見合った振る舞いが求められているとの論説を目にしました。

 今回のコロナ感染症対策もままならぬ世の中で、早や1か月を切ったオリンピック開催の大きな問題が山積みしている日本など、勿論宇宙開発は夢のまた夢に過ぎないのと、地球滅亡さえ考えさせられる今も心配せずにはいられない。(果てしない宇宙空間では考えられない時間と距離、速さが存在する)宇宙規模では、私たちが生きるということはほんの一瞬に過ぎないことなのに、その一瞬の安らぎすら感じないでわさわさと生きる人間の愚かさを考えてしまう。

 そんな中、少しの雨が時々降れば、緑が生き生きと息づく、梅雨なのか、もう夏なのか、訳の分からない日々だが、一度読んでいる本にふと目を通してみれば、とても新鮮に身体の隅々まで、感動が溢れてきたりする。樹木希林さんの生きざまはご本人や、娘の内田也哉子さんのインタビューをまとめたものなど何冊か、樹木希林さんの生き死にがきっぱりと現われて興味深い。最後に病院で過ごし亡くなるる3日前に「家に帰る」で、医師の後押しもあり家族みんなに見守られて自宅で息を引き取るなんて、死ぬことも演出された。いえ!彼女にすればごく自然のこと。

 今日は、自然野菜の定期宅配の日、「坂ノ途中」の若者が届けてくれる。農家さんが農薬無しで大切に育ててくれた愛情いっぱいの野菜、その中に入っていた「坂ノ途中だより」に載っていたコメント。《転勤の多かった父に大学生の頃、「地元に帰ってこないのか」と問われ、思わず「幼馴染もいないし、ここを地元だと思ってない」と言ってしまったら、父は黙り込んで何も言わなかった。一昨年両親に彼氏を紹介、初めてでどうなるか心配したが、私が幼い頃、色々な場所に住んだことを懐かしそうに話したあと、父はぽつりと「かわいそうなことをしたなと思っています」その一言に今までの父の苦しみが詰まっていたようで私は胸が締め付けられる思いでした。》そんな若者たちが、働いている「坂ノ途中」、これからも、よろしくね!

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2021年06月19日

 長い自粛の果てに

  
 昨年の、長い自粛から比べれば、短いはずのレッスン休止期間は、短いようで長いという実感。同じコロナではなく変異を伴う新型コロナウイルスとなれば、簡単に収束する訳がないというあきらめにも似た半信半疑の状態である。五輪中止の国民の声も届かぬままに、あと1か月余りで開催となってしまっている。

 政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会専門家有志が、無観客開催が望ましい.またあるいは観客を地元住民に限るべきと機敏に対策を打つよう求めたそうだが、組織委員会では、大会関係者来日5,3万人で当初計画の3分の1以下に削減したと言っている。この現状に開いた口が塞がらない人は、少なくないだろう。

やっと、ワクチン接種が進みだしたと言ってもあちこちでワクチン廃棄するというミスが相次ぎ、高齢者優先と言いながら余ったところは他に回すなど、行き当たりばったりの状況が続いている。それもこれも、政府がしっかり方針を立てれば良いことなのにある時は専門家の意見を聞いて答えるとあやふやな発言で逃げ、分が悪くなれば個人攻撃するなど、いい加減にしてほしい。

1回目のワクチンを済ませたが、現場では慣れない中でまごつきながらも、懸命に任務を果たそうと頑張る人々がいる。日本人って実に粘り強くって、素直な人々が多いなぁって感じる。私も、文句言っていないで自分にできることを精一杯頑張らなければと自分に言い聞かせている。

7月からいよいよレッスン開始になるけれど、きっと長い自粛が続き、心もからだも悲喜こもごもであろうかと案じている。それは自分自身にも言えるからだ。三密を合言葉に、レッスンの形態を2部制や、レッスン内容にも気を使ってきたことが、やはり堪えたことは否めない。芯体操は、自由な心とからだから生まれた!

人間の本能を導き出すように、次から次へと動き、刺激することで喜びが生まれるのが芯体操のおもしろさだ。それが、三密を守るために敏感になり、2人組の運動などのふれあいを削減することで多くの笑顔が満ち溢れた空間が一変した。自分にとっての変化は凄く喋るようになったこと、説明せずにいられなくなったから。

芯体操の空間が私のすべてだった。それは、カラオケやお酒や、ダンスで適度にふれあいながら過ごす世の中のささやかな楽しみが、人間の喜びの手段であったのかも知れないと教えてくれる。心から生まれる最大の笑顔こそ私たちの宝物であるはずだ。無くしてはならない人間の英知かもしれない。

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posted by 津田 美智子 at 22:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2021年06月12日

 腸洗い きれい好きのマンタ!

   
今日の日経新聞に、日本国内で頻繁に見られる人気ナンバーワンの大物魚類マンタの記事が載っていた。これは世界最大の巨大なオニイトマキエイ属のエイで世界中の熱帯・亜熱帯海域、特にサンゴ礁周辺に生息するそうだ。国内では、名を知っているところは、石垣島、西表島などが、マンタに遭遇できる海として有名とのこと。残念ながら、スキン・ダイビングの経験はないが、私が小学生の頃には、父が日本海によく連れてくれ、今思えば、何と恐ろしい足の届かないところまで行き素潜りで昆布の揺らめいているところまで沈められてはぷわーッと浮き上がるなど鍛えられたものである。

 現代では、観光スポットで、美しい海、美しい魚、イルカと遊ぶなどのイメージが多いけれど、これは巨大魚のマンタの生態行動を観察するのだそうである。クリーニング行動、捕食行動、交尾行動などが挙げられるが多くの場合、クリーニングステーションになるサンゴの根に集まってくるクリーニング行動を観察するそうだ。

 クリーニングステーションとは、寄生虫を食べてくれる小魚が集まっているサンゴの根などにマンタや他の魚たちが集まってくる場所を指す。マンタは身体に付着した寄生虫を食べてもらうので海底に着底して長い時間観察することができる。

 興味深いのは、マンタが脱糞(だっぷん)しながら、体内にある腸を肛門の外に出して、海水で洗浄を行う。この行動を「マンタの腸洗い」と呼ぶそうなのだ。マンタだけではなく、他のエイやサメ類でも行うそうだが、なかなか観察するのは難しくてマンタの腸洗いは観察しやすいかもしれないとのこと。

 人間は、便秘をすると、腸の中にもともといる細菌たちの種類が悪玉に変わり、病気を引き起こしたり、体質をコントロールしたりするといわれている。ここまで考えてみて、マンタの何に引き付けられたかが、やっと分かった!つまり水の中で、浄化作用ができるなんてすごいことだ。でも、魚と人間の身体の仕組みは明らかに違う。人間も羊水に守られ育ち、空気に触れた瞬間になんと緻密に各機能が創り上げられていくことだろうか。

 腸の役割は大きい。そのために腸内洗浄を行うセレブもいるらしい。マンタはそれを自分でやってしまうってすごい!斯(か)くして人間は、セレブになれなくても、食事、睡眠、運動等々、必死で腸を守ろうと足掻いているのである。腸を動かす=腹式呼吸 =便秘を治す=スッキリ!=腸内を美しく=全身運動でしなやかに。結局は、芯体操しなければ! きれい好きのマンタさんに負けないぞ!

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2021年06月05日

「神はこの世に不要なものを創らない」

  
 ダウン症児としてこの世に生まれた、金澤翔子さん。5歳で書道を始め、母である金澤泰子さんに師事し、今や1人暮らしをしながら全国で個展や席上揮毫(きごう)を行っていらっしゃる。そんな翔子さんをつかず離れず、ずっと見守っている泰子さんから出た言葉である。京都の建仁寺での個展でお2人に出会い少しお話をさせて頂き、その孤高を持する空気感を感じたことを思い出す。

 私が「芯体操だより200号」で使わせて頂いた「共に生きる」の筆意から感じたことは、共に生きられた泰子さんからすれば、色々な瞬間に翔子さんの存在する意義を感じ取られてきたのであろうと思う。

 私自身が生きることの意味を常に感じながら生きてきたこと、それはからだに起こった異変から始まり、芯体操に至った経緯を思うと、そこから始まったわけではなくやはり生まれる、すなわち神が宇宙を創造され生物が存在し幾多の試練を超えながら今という一瞬に私たちそれぞれの存在があるのではないだろうか。

 その一瞬を唯々、生きるための存在として役目を果たすこと、翔子さんにはコロナのことも抗うこともない世界かな、こんな世の中だからこそ、翔子さんの書を見て元気になれる人もいるかもしれない。芯体操だって、ちょっと変わった運動であっても、気持良かったって笑顔になれる人がいるかもしれない。みんな、みんなささやかなことであっても、偉い人でなくっても、一瞬が幸せな時間であり、その連続であればいい。

 赤いルバーブを頂いた。あんなにいっぱい信州に行っていたのにフキの茎のような植物から、少し煮ると赤いジャムになるなんて初めての出会いだった。知らないことっていっぱいなのに、行動しなければ出会わないのだ。そもそも、芯体操してなかったら出会わなかった人もいっぱいいる。

 きれいな合挽きミンチが冷蔵庫に、ジャガイモと玉ねぎがやけに訴える。そうか!コロッケにしてって訴えている。突然に動き出す私、玉ねぎはやっぱり淡路が甘くてトロッとして美味しいね!「添加物・油脂・着色料・不使用、国産原料でとことんシンプルに作りました」っていうパン粉、炒め玉ねぎ、肉、とジャガイモたちを混ぜて初めてバターを入れて成型、熱いので柔らかすぎてふにゃふにゃに、でも冷めてくるとしっかりとしたパン粉が生きて美味しかった!鮭缶とケチャップであえたペンネを添えて、3種類のハーブをふわっと、きれいな緑!
 昨日、今日はこんな気分で!

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posted by 津田 美智子 at 17:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記