2022年02月12日
頑張ったね!フイギュアとスノーボード
オリンピック開幕!2022年2月4日〜2月20日の期間に行われる数々の競技もなかなかテレビ観戦することができないけれど、朝の新聞が面白いです。日本勢がメダルを取った時は1面からスポーツ欄にでかでかと載ります。その取材内容が人によって話題の焦点が様々で、実際に見なくても非常に興味深いです。
2月10日、待ちに待ったフイギュアスケート男子フリー、これだけは見ようとテレビの前にくぎ付けになりました。羽生結弦さんは、氷の穴にはまって大事な最初のジャンプを失敗し、ショートが8位と出遅れたためフリーは第3グループでの演技となりました。この時から4回転アクセルへ挑むことの是非に、見ている私も複雑な気持ちになるほど辛かった!
彼は果敢に戦ったが、着地できませんでした。しかし、公式に4回転アクセルの回転自体は認定されたということは良かったですね。普通に見ているとこけて失敗に見えたのですが、スローで見ると左足が着地していました!それまでは両足で回転不足だったのですが明らかに挑んでいる姿を見せてくれたのです。ネイサンチェンが優勝、18歳の鍵山さんが銀メダル、銅メダルが宇野さんでしたが、8位から徐々に順位を上げ、羽生さんは4位になりました。これって、本当に良い結果だったと思います。ひとつのドラマの完結だったかもしれません。そのことが、羽生さんのスケート人生の集大成となる足跡を残されたのだと思えるからです。チェンさんの次の2位でもなく、鍵山、宇野さんを次代に繋げるためには宇野さんの銅メダルが必要だったと思えるのです。
また、11日のスノボ男子HPでの平野歩夢さん(23)の金メダルは最高でしたね!あと1歩のところで手が届かなかった金メダル、4年間チャレンジしてきたことを、ついに達成できたという充実感が漂っていました。自身だけしか成功させていない大技「トリプルコーク1440」の説明に、私が驚いたのは、ワインのコルク抜き(コークスクリューのように縦に3回転しながら、横に4回転(1440度)することからそう呼ばれるという言葉。正しく芯ですね!
羽生さんの4回転アクセルがそうであるように少しでも軸がぶれたら失敗になってしまう、そんなことを芯体操のレッスンで感じて使っていた「ワインのコルク抜き」の例えは世界でも使われていたことに驚きと喜びを感じたのでありました。
そして、五輪王者3度のホワイト(35)さん から祝福された歩夢さんの笑顔が素敵です。何かフィギュアの世界とダブるものがあり有意義な2日間でした。
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