2022年03月27日

私たちに出来ることは何か?

  
 毎日、ウクライナ侵攻のニュースを見るのが習慣になっています。出来ることは唯、祈ることだけか・・・今朝、国連UNHCR協会から募金の御礼とウクライナにとって今、出来ることに使わせて頂きますという御礼のご報告が来ていました。こうして居ながらにして遠い国への支援が出来ることはとてもありがたいことです。この戦争はお互いに猜疑心があるから、探り合いをして深みにはまっていることもあります。幸せの定義すら見失う人間の弱さを感じるといたたまれなくなります。

 昨日は長時間、フィギュアスケート世界選手権の放送がありました。羽生さんが出ていないことで、興味が半減していましたが、少し別の世界に入りたくて見てしまいました。それで昨日はブログが書けなかったのですが、ロシアの参加がなく、米国のチャンさんの辞退もありましたので、盛り上がらない気分でした。しかし、日本が男女共に金メダルという結果で幕を閉じました!色々な思いがありましたが、それぞれにとって、一生懸命に打ち込む場がありその姿に感動を頂けるのも幸せの大きな形かもしれません。

 今の現状に落ち込んでしまう世の中ですが、長い歴史の中で幾度も繰り返されてきた歴史のほんの数ページの真っ只中に遭遇しているのかもしれません。その歴史は、さらに繰り返されるのかもしれませんが、2022年の私たちの生き様が未来の人々に語られる時に、良い足跡を残したいものだと思っています。

 フィギュア女子優勝の坂本花織さんの笑顔は滑りきった喜びに満ちあふれていました。兵庫代表監督の言葉は、「天真爛漫という言葉がぴったり。トップスケーターになっても偉ぶることがないので誰にでも愛される。私たちのほこりだ」と語られていました。難しいジャンプを入れないで、最高評価を得られたことは私たちに最大のメッセージを送ってくださったと感じます。芯体操を続けてきてみなさんと共に歩んできた年月は、正しくそんな努力の賜物ではないかと思います。

 こんな世の中だからこそ、笑顔いっぱいの私たちでありたい!会話も儘(まま)ならないが、温かい心とからだ、温かい言葉を掛け合って過ごしたいと思います。「赤ちゃんポスト」のことを初めて知りました。熊本市の慈恵病院に「こうのとりのゆりかご」が開設され、実の親が育てられない子供を預かる仕組みだそうです。この春、高校を卒業した宮津航一さんの言葉。「ゆりかごがあって自分は救われた。当事者だからこそ、『ゆりかごからの人生も大事だよ』と伝えたい」彼は、育ての親に巡り合い幸せに育ちましたが、色々な人たちの力で開設されたことを知ると彼が生きてメッセージを送ることすら奇跡的なことなのだと知り思いを馳せる日々。

URL http://www.shintaisou.j
posted by 津田 美智子 at 12:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記