2023年04月29日
土曜日珍しい休日に
朝の朝食をゆったり楽しみました。ピザ風トーストに目玉焼き、フルーツたっぷりと、カフェラテ、今日はヨーグルトが無くなってちょっぴり物足りないですが・・・
お昼過ぎにちょっとドライブに出かけました。少し前にテレビで放映していた京田辺市の自家焙煎珈琲のカフェに連れてもらいました。楽しみにしていたのに、がっかりでした。素敵な空間ではなく、お粗末な小さなイスと小さな机に先客が1人ずつ座っていて、上がり框(かまち)が高く靴をどこで脱ぐの?どこに上がるの?といった風情で落ち着かないお部屋でした。普通の民家の部屋になるほど焙煎機がどっかり置かれていたのですが、それが主役で、お客様は寛げないなんてもう少し考えて欲しいですね。
そんなこんなで、くずはモールまで足を伸ばしてもらいました。毎週1度はレッスンで寄る場所ですが、祝日の土曜日に行くのは初めてです。案じていたようにものすごい人波でしたが、最近知った屋上の駐車場に停められ、リフォーム工事で休んでいるお店がゴールデンウイークに間に合わせるように華々しく開店されていました。慣れているからか、人波も気にならなくて、買い物だけ済ませました。
小岩井の生乳100%ヨーグルト(お勧めです!)と「金の房」バナナ、成城石井で売っているいわしの甘露煮「きんごまつつみ」、千里中央のコーヨーでも、ヨーグルトとバナナは買えますし、その他のお店でもあると思いますが、私の行動範囲の中ではこの2カ所なので、常時切らさないように頑張っております。そんな訳で、今回は、思いがけなく買えましたので良かったです!通常は、家の近くで買い物をする方々が多いと思いますが、毎日違うレッスンのお蔭で、楽しみが倍増しているかもしれません。
ところで、昨日はとても良い出会いがありました。若さ溢れる91歳の男性と少しお話することができました。とても姿勢が良いので、「何か運動されていますか?」とお聞きしましたら、自分はまだ、仕事をしているから、からだを動かしていっぱいやることがありますので、ずーっと動いていますよとおっしゃるのです。そして、車の運転も大好きで「もうすぐ、伊豆半島や富士五湖まで、従業員を乗せて旅行するのが、楽しみでね!」今、その計画を練っているところだそうです。
動き続けることの大切さを実感していますが、どうしても背骨・手・足そして各関節までしなやかさを保つことが人間の課題であるのに、年齢と共に硬くなる人が多いですね。芯体操では手段を伝えても、1週間に1,2回では足らないですよね。もう少し意識を持って日常的にレッスンでの動きを意識して動き続けることが大切であり、前向きな心を大きく膨らませていきたいですね!60〜70代の老いが、91歳でもないように生きている方がいました。芯体操を永遠に続けて私達も目指したいですね!
URL http://www.shintaisou.jp/
2023年04月23日
自然治癒力を大切に
夕食を終えた頃、突然にけたたましいサイレンの音が家の横で鳴り響き、不安感と共に心の中が苦しくなりました。車に乗っている時に救急車が後ろから来たという体験は何度もありますが、道を開けながら落ち着いて見送ります。身近に味わうと本当に大変ですね。しかも少し家の前から見ると、消防自動車が、次々に3台も!2台は、住宅の2筋目ぐらいの辺りで後からの1台は我が家に横付けで、大きな声で連絡を取り合っています。
みなさん心配そうに出てこられます。どうなっているのかが分かりません。私は、風もあり寒くて直ぐ家に入りかけたら、消防士さんが、「少し燃えましたが、もう大丈夫です。ご迷惑をお掛けしました。どうもすみませんでした。」とお声をおかけくださいました。身近に起きると明日は我が身かもと、身が震え心臓が苦しくなりました。消防士さんのお心遣いが有り難かったです。
少し横になっていると色々な思いが浮かび、我が身の状態がよく分かります。芯体操だからこそ、この身が守られているのだとつくづく感じました。呼吸法でからだを膨らませ循環機能を働かせているからこそ、毎日こんなに元気に過ごせているけれど、緊張させるときゅんと、胸が縮みあがるのだなと考えながら、痛くなる胸に息を吹き込むと少しずつ蘇ってきます。一瞬、消防車と一緒に来ていた救急車に乗せてもらう?なんてね。大丈夫ですよ、本当に殆ど自分でさすって戻せるのです。
今日も忙しくてなるべく土曜日に書いている芯体操ブログ、度々日曜日になってしまいますが諦めずに読んでくださいね。今日は思いがけない消防車の出来事がありましたが 長い年月を経て「関節、筋肉を緩め、からだの感覚を取り戻す」 この感じ方を見いだしてから「ゆっくりと、呼吸と共に、ありのままに受け入れからだ全体をつなげる」ことにまでたどり着いた芯体操の本質を改めて思い起こすことができました。何があっても、まずは慌てることなく自分のからだと対峙してみましょう。
そういえば、今日の木幡レッスンで朝、スタジオに入った時Kさんが今日休まれると挨拶に来られたとのこと、何事かとご本人にお聞きすると、こけた時に手をついてまだ手首が痛いので心配と言われます。・・・大丈夫だからと、取り敢えずお洋服のままで参加していただきました。レッスン後、「先生がお腹を使うとおっしゃっていることが、よく分かりました!」と、興奮冷めやらぬ状態でお元気に帰られました。・・・Kさん、からだと対峙することの大切さに気付き、また進化できましたね・・・と心に問いかけながらお見送りできました。慌てることなく、ゆっくりと、ゆっくりとね。
URL http://www.shintaisou.jp/
2023年04月16日
私の今日の思考回路は?
昨日、岸田首相が和歌山市で補欠選挙の応援演説を始めようとした際に、爆発物が投げ込まれ爆発するという事件が起きました。容疑者(24)がその場で逮捕されました。昨年7月に安倍・元首相が参院選の街頭演説中に銃撃され、死亡する事件が起きています。「ロシアのウクライナ侵略」によるニュースや「中国 国際秩序に挑戦」「北朝鮮ミサイル発射」等々、連日のように流れる世界の動向に心が乱れます。
そんな折には、手持ちの本をパラパラと眺めながら、新しい言葉がふと気持ちの落ち着く特効薬になったりします。今、手元にあるのは高森顕徹(たかもりけんてつ)著『歎異抄をひらく』 大栗道榮(おおぐりどうえい)著の『声を出して覚える般若心経』。
この2冊はきっちりと読むというよりも言葉にふと惹かれると、気になって興味が湧きその意味をなぞってみるとそこから色々な思いが溢れてきます。
例えば無眼耳鼻舌身意(むーげんにーびーぜつしんにー)これらから、眼も耳も鼻も舌も身(からだ)も無かったら?と問うてみると人間のからだの代表的な穴は五感といって「眼、耳、鼻、舌、身(人間の皮膚には毛穴や汗腺など無数の穴があいている)があります。この5つの感覚器官を樹木の根に例えて言うとそれぞれ、眼根(がんこん)耳(にこん)鼻根(びこん)舌根(ぜっこん)身根(しんこん)と呼びます。もう1つ意根(いこん)を付け加えると、意識のことなので第六感になります。「目は心の窓」「心ここに無ければ、見れども見えず」こんな説明を読んでいると何となく、自然にありのままに見ることが大切であり、えこひいきの気持ちで見ることは偏見なのですね。
安倍元首相や今回の岸田首相の事件を受け、まだ若き青年たちの犯した心情は計り知れませんが、過激的な見方ではなく、深く心に染みる教育が成されているのか、世の中の仕組みが幸せになれる状況にあるのか、戦争を知らない子供たちに何を、どう伝えるべきなのか人間の課題は限りなく多いと思います。
新刊の紹介でこんな一文が・・・言葉を覚え始めた幼児が「わんわん」「お花」と言う。こちらが「うん、かわいいね」「きれいだね」というのを待っている。お返事せずにいようものなら機嫌を損ねて大変である。この些細なやりとりの瞬間に、ヒトは600万年の進化を旅している。幼児は「わんわんかわいい」「お花きれい」と世界を描写する。しかも言って終わりではなく、相手が自分の思いを受け取って共有していることを確認する。つまり、単に発信するだけでなく、心と心がつながったことを自分で確認したいのである。この入れ子構造の認識が「自意識」を生み、文化の蓄積を可能にする。・・・
芯体操を伝えることにおいても、どうすべきかもっともっと考えてみたい日々です。
URL http://www.shintaisou.jp/
そんな折には、手持ちの本をパラパラと眺めながら、新しい言葉がふと気持ちの落ち着く特効薬になったりします。今、手元にあるのは高森顕徹(たかもりけんてつ)著『歎異抄をひらく』 大栗道榮(おおぐりどうえい)著の『声を出して覚える般若心経』。
この2冊はきっちりと読むというよりも言葉にふと惹かれると、気になって興味が湧きその意味をなぞってみるとそこから色々な思いが溢れてきます。
例えば無眼耳鼻舌身意(むーげんにーびーぜつしんにー)これらから、眼も耳も鼻も舌も身(からだ)も無かったら?と問うてみると人間のからだの代表的な穴は五感といって「眼、耳、鼻、舌、身(人間の皮膚には毛穴や汗腺など無数の穴があいている)があります。この5つの感覚器官を樹木の根に例えて言うとそれぞれ、眼根(がんこん)耳(にこん)鼻根(びこん)舌根(ぜっこん)身根(しんこん)と呼びます。もう1つ意根(いこん)を付け加えると、意識のことなので第六感になります。「目は心の窓」「心ここに無ければ、見れども見えず」こんな説明を読んでいると何となく、自然にありのままに見ることが大切であり、えこひいきの気持ちで見ることは偏見なのですね。
安倍元首相や今回の岸田首相の事件を受け、まだ若き青年たちの犯した心情は計り知れませんが、過激的な見方ではなく、深く心に染みる教育が成されているのか、世の中の仕組みが幸せになれる状況にあるのか、戦争を知らない子供たちに何を、どう伝えるべきなのか人間の課題は限りなく多いと思います。
新刊の紹介でこんな一文が・・・言葉を覚え始めた幼児が「わんわん」「お花」と言う。こちらが「うん、かわいいね」「きれいだね」というのを待っている。お返事せずにいようものなら機嫌を損ねて大変である。この些細なやりとりの瞬間に、ヒトは600万年の進化を旅している。幼児は「わんわんかわいい」「お花きれい」と世界を描写する。しかも言って終わりではなく、相手が自分の思いを受け取って共有していることを確認する。つまり、単に発信するだけでなく、心と心がつながったことを自分で確認したいのである。この入れ子構造の認識が「自意識」を生み、文化の蓄積を可能にする。・・・
芯体操を伝えることにおいても、どうすべきかもっともっと考えてみたい日々です。
URL http://www.shintaisou.jp/
2023年04月09日
いつの間にか年を重ねて・・・
幾年月重ねてきた私、振り返ればいつも幸せな気持ちだったなって思い出してもそんな気持ちばっかり、ふっふっと湧き上がってきます。お金持ちのお嬢さんだったわけでもなかったけれど、いつも楽しく自由に過ごしていました。青春していたし大好きな飛行機にも乗っていたし、小さな会社の事務をしたこともある。ままごとのような新婚さん生活も・・・いつも、いつも何かに守られていたのかなって本当に思える日々でした。からだのアクシデントとの闘いは長かったし、それは今も続いているけれどいつも何かを信じる気持ちがありました。
「芯体操」 を生み出すまで、子育て生活も一緒に踊りながら過ごしていた気がします。でも・・子供を守るために闘ったこともありました。正義感の強いママさんだったな。忙しいのに目の前のことに夢中になる私でしたが、すべてが光り輝いていた!と思えるから不思議です。ひとつの道を歩めることは次々に目標が生まれ精一杯の努力を求められます。目的を成就するために集中力の極みを感じながら生きてきたように思います。
1975年健康体操を始めて直ぐから、舞台で踊ることの喜びを味わいました。バレエとかヨガなどが今のように普及していない頃ですから、本当に嬉しくて一生懸命頑張りました。同年齢のバレエの森下洋子さんが3歳から始められていますから驚きですがまだまだ一般的には普及していなかった時代でした。何しろやっていることがからだを動かすことですから、ストレスをためることがない、殆ど病気になったことがない、アクシデントとの出会いもからだと対峙していなかったら生きられなかったと思います。生きるために必要なことだからこそ、気持ちが挫けることがない。
それは誰にとっても必要なことだと思えるので、伝えたいという気持ちだけで毎日を送っています。だからこそ有り難いしとても自然な道だと思えます。仕事にはなりませんが、それだからこそ精一杯生きられるのかなと・・・東福寺の托鉢の修行僧にお会いすると心がしーんとし、思わず駆け寄りたくなります。深々と頭を下げられると何故かしら感動します。いつも無になることが自分自身の在り方かなと教えられます。
「芯体操」にできることがみなさまのお役になれることがあれば幸せです。今の世の中を思うと胸が苦しくなりますが、だからこそすべてを取り去って真摯な気持ちで過ごしたいと思っています。『パーフェクト』の芯呼吸法が、みなさまに取って幸せなひと時をもたらされることを願って今日の休日を過ごしています。ありがとうございます。
URL http://www.shintaisou.jp/
2023年04月01日
スターズ オンアイス JAPAN TOURを観て
昨日は、 5週目のレッスンがお休みなのでアイスショーを予約していました。羽生結弦さんと世界選手権で優勝した宇野昌磨さん、坂本花織さんを初め、ジェイソン・ブラウンさん、4アクセルを跳んだイリア・マリニンさん他、多彩なトップスター達の夢の舞台が実現します。殆ど電車に乗ることのない私にとっては、心配の種ですが、浅田真央さんのアイスショーなどで、ちょっとずつ慣れてきたかなと思います。
宇治線から京阪中書島で乗り換え京橋駅から、地下鉄門真南駅にある東和薬品RACTABドームまでの道中ですが、凄い数のファンの気持ちが分かります。羽生さんが、2022年北京オリンピックで4回転アクセルにオリンピックで初めて挑戦し、同年7月にプロ転向を発表されました。その後は自分1人でアイスショーを企画したりなど素晴らしい姿を見せてくださいます。今年の2月には、スケーター初となる東京ドーム公演「GIFT」を開催され、新しい挑戦を続けておられ、ファンが夢中になるのも分かります。自分もちょっと仲間入りです。
行き帰りの地下鉄は満員ですが、それも気にならないぐらいの幸せな気持ちを頂きました。テレビでは味わえないライブの凄さでしょうか。芯体操の舞台もDVDでは表せない無念さがありました。照明や音の効果により世界観が生まれるのを体験してきましたが、手先までの表情がリアルに伝わるのも素晴らしい効果だと思います。その照明すらテレビやDVDなどでは伝わらないのですからライブに足を運ぶのは大切なことだと思えます。
WBCにしても長い時間、観客は大変だなと思っていましたが、好きなものを観る、いや、生で観るからこそ余計に好きになるのですよね!そういえば、アイスショーでも高齢者の方々もたくさんいらっしゃり、「きゃー!」って興奮状態でした。人混みなんのそのですから、若さの秘訣かもしれませんね。そして、出演者のみなさんも大阪公演3日間の後、奥州(岩手)に場所を移動され3日間、休む間もなく移動して横浜公演4日間、最終日は4月9日という過密スケジュールだそうです。
今回の演技を観てもあのハードさは大丈夫(?)って心配になります。でも、何回観ても飽きないだろうなと懲りずに夢想しています。そんな訳で観ることだけでなく、見せることをしてきた私も少しは世のため、人のために頑張らなくてはと少し元気を頂きました。2017年のパーティーからコロナ禍の年月、それまでの毎日舞台レッスンに明け暮れていた日々が懐かしいですね。まだまだこれからも楽しみながら生きてみたいと思う今日この頃です。
URL http://www.shintaisou.jp/