2023年04月23日
自然治癒力を大切に
夕食を終えた頃、突然にけたたましいサイレンの音が家の横で鳴り響き、不安感と共に心の中が苦しくなりました。車に乗っている時に救急車が後ろから来たという体験は何度もありますが、道を開けながら落ち着いて見送ります。身近に味わうと本当に大変ですね。しかも少し家の前から見ると、消防自動車が、次々に3台も!2台は、住宅の2筋目ぐらいの辺りで後からの1台は我が家に横付けで、大きな声で連絡を取り合っています。
みなさん心配そうに出てこられます。どうなっているのかが分かりません。私は、風もあり寒くて直ぐ家に入りかけたら、消防士さんが、「少し燃えましたが、もう大丈夫です。ご迷惑をお掛けしました。どうもすみませんでした。」とお声をおかけくださいました。身近に起きると明日は我が身かもと、身が震え心臓が苦しくなりました。消防士さんのお心遣いが有り難かったです。
少し横になっていると色々な思いが浮かび、我が身の状態がよく分かります。芯体操だからこそ、この身が守られているのだとつくづく感じました。呼吸法でからだを膨らませ循環機能を働かせているからこそ、毎日こんなに元気に過ごせているけれど、緊張させるときゅんと、胸が縮みあがるのだなと考えながら、痛くなる胸に息を吹き込むと少しずつ蘇ってきます。一瞬、消防車と一緒に来ていた救急車に乗せてもらう?なんてね。大丈夫ですよ、本当に殆ど自分でさすって戻せるのです。
今日も忙しくてなるべく土曜日に書いている芯体操ブログ、度々日曜日になってしまいますが諦めずに読んでくださいね。今日は思いがけない消防車の出来事がありましたが 長い年月を経て「関節、筋肉を緩め、からだの感覚を取り戻す」 この感じ方を見いだしてから「ゆっくりと、呼吸と共に、ありのままに受け入れからだ全体をつなげる」ことにまでたどり着いた芯体操の本質を改めて思い起こすことができました。何があっても、まずは慌てることなく自分のからだと対峙してみましょう。
そういえば、今日の木幡レッスンで朝、スタジオに入った時Kさんが今日休まれると挨拶に来られたとのこと、何事かとご本人にお聞きすると、こけた時に手をついてまだ手首が痛いので心配と言われます。・・・大丈夫だからと、取り敢えずお洋服のままで参加していただきました。レッスン後、「先生がお腹を使うとおっしゃっていることが、よく分かりました!」と、興奮冷めやらぬ状態でお元気に帰られました。・・・Kさん、からだと対峙することの大切さに気付き、また進化できましたね・・・と心に問いかけながらお見送りできました。慌てることなく、ゆっくりと、ゆっくりとね。
URL http://www.shintaisou.jp/