2023年08月27日

24時間テレビの訴えること

 
 昨夜何気なくテレビに目を向けると、『24時間テレビ46愛は地球を救う』 が始まっていました。新テーマ「明日のために、今日つながろう」 だそうです。いつも観られるわけでもなく、全部を観られるわけではありませんが、とにかく毎年感動を頂く番組です。きっかけは、やはり、体操のお蔭かなと思います。健康体操を始めたばかりの頃、千里中央のよみうり文化センターのレッスンを受け持ったことが、始まりでした。

 文化センター発表会に毎年参加し続けたことから、一口では伝えきれない体験や思いが私のからだの中に宿っているものとして、満ち溢れています。そんな中で今年、46年目という24時間テレビですが、30年ぐらい前には大阪の読売テレビ本社ビルの前で、ダンスを披露したこともありました。寄付金を届ける多くの人通りで、私もレオタード姿で踊っていたのですから、考えられない思い出です。その頃の団体を代表して、100万円寄付したこともありました。2014年の舞台を最後に、一つの時代を経て、レッスンは今のコスパに引き継がれて頑張ってきました。この番組の精神はとても素晴らしいと今でも楽しく応援しています。

 昨夜は夕食の後、ブログをと思っていましたが、丁度感動のお話を番組が届けていたのを思わず観てしまいました。最初に62名で挑戦するインド・ナ―トウダンスという初めての動きにろうあの子供たちと女芸人の方々が共に助け合って踊ることにチャレンジしました。私も、八幡市の主催でろうあの子供さんと共に踊ったことがあり、その時に子供たちの素晴らしい能力に感嘆したことがあり、凄いことになるなという期待がありました。それは、音楽が聴こえないのにリズムがピタッと合うというセンスがあったからです。また、今の障害のある方に対する指導法などがとても進んでいるということもあり、聴こえないことは、話せないと思っていたけれど、声を出したり手話も進化しているのかという感覚的な繋がりの濃密さを感じました。女芸人さんたちの一生懸命努力する姿に、相手への突っ込みというか同化することが早いように感じました。こちらが考えているよりも意志の疎通が早く伝わると思いました。私たちがもっとからだで心で求め合えば、隔たりもどんどん無くなるのではないかと・・・

 また、車椅子の少年が、ウォーターダンスをして水の中で浮く足がしっかり着地したり、骨肉腫のサッカー少年が、肺がんと言われて10ヶ月で、練習に出て、5年の生存率20%と言われる中で「自主練の鬼」と言われるほど頑張り、仲間と決めた奇跡のゴールが成功した瞬間の感動など、素晴らしい笑顔に幸せな気持ちになりました。
今年のTシャツは動静を併せ持った繊細なタッチSHUN SUDOによる、花の下に(ボタンフラワー)がデザインされています。「いずれ大きな人と人、心と心を繋ぐことができる花を咲かせる、花を咲かせたい」という子供たちをイメージしているそうです。

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posted by 津田 美智子 at 15:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2023年08月19日

ほぼ1週間のお盆休みに

  
 8月11日(金)から(12日の木幡レッスン(土)だけ開き)17日までお休みになりました。しかし、台風6号と7号が続けてきたものですから、連日豪雨や、強風などで各地の被害状況がテレビで放映されていました。台風の目の進行速度が遅いので、各地で、災害が起こり大変でしたね。愛知からの長女と2人の子供たちは、3泊のスケジュールでした。でも、台風が無ければ、帰省ラッシュのために疲れ果ててしまうところが怪我の功名?とてもスムーズに過ごせたと思います。

 11日、夕方着 夕食 天ぷら(はも、野菜色々揚げたてを各お皿に一つずつのせて、カウンター席で食す気分に・・・)最後は、イカとエビを揚げて冷たいおそばと。
 12日、夕食 鳥とネギを串にさして焼き鳥屋の気分。同時に肉じゃがを作る。台風のために、メニューを考えてなかったので、なんとなく買っていた材料で工夫しました。
 13日、夕食 手巻き寿司 台風は進路が少しずつしか進まないので、お刺身を買いに行けました。

 というわけで、子供たちが、楽しめるように・・・ちょっと食べさし過ぎかな?心配・・・
14日朝、お土産の牛肉(夕食用に)を乗せて、元気に帰りました!中々会えないのですが、長女夫婦も共働きなので、昔風に言うとお里帰り?のつもりか、全然お手伝いしませんよーまあ、私達もその方がやりやすいかなと思っています。みなさまはどうしていらっしゃるのでしょうか?

そんな訳で昨日はコスパ教室、今日は木幡教室のレッスンが始まりました。からだはレッスンしなければ生きていけない!ですが、今回のお休みは台風のおかげさまで独特の気持ちになりました。もしも京都に直撃して、各地に起こったような凄まじい被害に遭っていたらという思いでしたので、思考力が無くなっていました。するとどういう訳か無性に本が読みたくて、今まで読んだ中の心に届いた言葉などにとても感銘して、とても落ち着くという体験をしました。

また、整理して出てきたノート15冊分ぐらいの日記を読むことができました。それが、高校生時代の3年間、全日空時代の4年半、結婚するまでの日常を赤裸々に綴った日記でした。自分の青春時代の全てを彷彿とさせる内容なのでした。何故、あったのかと言うと結局読む時間がなかったので色々な変動があったけれど、捨てられなくて置いていたという訳です。何十年もの間眠っていた文章に出会ってとても感銘を受けました。私って、ずっと書いていたのです。稚拙であろうとなかろうと、今書いているブログにしてもきっと自分の思いが残っていく。書くことで自分が生きている証になるのであれば、さほど遠くない未来にこんな出会いが待っているのかもしれません。
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posted by 津田 美智子 at 19:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2023年08月12日

『君たちはどう生きるか』

  
 吉野源三郎(原作) 羽賀翔一(漫画)のこの本に出合ったのは2017年第1冊発行された以後のことですから随分の年月が経ちます。最近、この題名の映画が上映中だということを知りました。丁度コロナ禍で映画からも遠ざかっていた時に、沢田研二さん主演の『土を喰らう十二ヵ月』 を観ましたが、その時の印象が日本映画特有のちょっと重いテーマに感じながら終わってしまっていました。『君たちはどう生きるか』の本は、あまりにも凄いテーマに心が打ち震えてずっと心の中に課題を置き去りにしたままでいましたので正直、映画では観たくないという思いでした。

 9日(水)、くずはレッスンの後、映画、ディズニーのアニメーションコメディ 『マイ・エレメント』 を観ました。水の男性と炎の女性が本来、相容れない状況の中でアニメーションだからこそハッピーエンドで終わる素晴らしく、楽しい作品でした。人間では不可能なことも映像の美しさ、華やかさで表現できるからなのかもしれません。そして改めて『君たちはどう生きるか』 が、なんと宮崎駿監督の10年ぶり長編アニメーション映画だということを知りました。遅くてすみません。吉野源三郎さんの時代が時代だけに、勘違いしていたのですね。宮崎さんの、アニメの大ファンですので、今日は、しっかり観たい気持ちになっております。

 この本はすでに漫画化されていたから本ではすーっと惹かれていたのですが、役者さんが演じるには自分の中で戸惑いがあったのですね。勿論、素晴らしい映画もいっぱいありますが、それも時代と共に変化していくのかもしれません。表紙の裏面には、こんな言葉がありました。
 「自分の生き方を決定できるのは、自分だけだ。 人間としてあるべき姿を求め続ける、コペル君と叔父さん。 永遠の名作が、80年の時を経て、ついに漫画化!」

 何という時の流れでしょう。この本からまた、何年か経て今、宮崎駿さんが届けてくださるこの奥深い『人生学』をとってもとっても、楽しみにしています!因みにこのお話の中には私的にも、数多(あまた)の思い出が浮かぶのです。いじめられているクラスの男の子に手を開いて庇(かば)ったことや、学校に来られなくなっている女の子の家に毎朝迎えに行っていたことなど、誰に言われることもなく自分の中で感じたままに行動していたのですね。こういう時はどうしますか?ではなく、自分の中に湧き上がる思いを大切にする力・・・コペル君の姿、それを自然に引き出してあげる叔父さんとのつながり・・・若い人だけではなく私達にも色々な気付きがありますね。

 芯体操のみなさんと共に、どう生きるかということを考えていきたいです。
こころとからだのしくみを知ることから始められたら良いですね!


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posted by 津田 美智子 at 18:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2023年08月05日

久しぶりに比叡山延暦寺へと

  
 8月2日(水)にくずはレッスンがお休みになり平日の珍しい時間を頂きました。レッスン場がセンチュリーマンションの夏祭りに使われるようで、あぁ!これも久しぶりの再開なのかなと嬉しいです。私までウキウキの気分で、折角のお休みを楽しもうと思いました!TV番組で国宝根本中堂(こんぽんちゅうどう)の大改修中とのことを知り、行ってみたくなりました。根本中堂の屋根は、木材の下地材の上に銅板を屋根形状に加工して止めているそうですが、銅板が切れたり、軒先の銅板がめくれるなどの破損が生じており、屋根全体の葺き替えや塗装、外部の漆塗りの塗り直し、中陣天井絵、彩色の洗浄剥落止め、柱・軒廻り・床下の木部修理など気の遠くなるような時間と労力が要ります。

 ところで、比叡山は大きく三塔の地域に分けられ、これらを総称して比叡山延暦寺というそうです。今回訪れたのは、東塔地域になりますが、大津の方から上がってドライブウェイを走ると琵琶湖を眼下にしながら、あっという間に重要な堂塔が集まっている延暦寺の中心に着きます。随分長い間来ていないなと思い、とっても懐かしい気持ちでいっぱいでした。この改修は平成28年から始まり11年ぐらいかかるそうですから、今訪れて良かったなと思いました。山の標高は848mですが、さすがに吹く風は爽やかで、この猛暑日の毎日ですが、とても清々しい気持ちになりました。

 比叡山頂上あたりにはホテルがあって、両親と子供たちなどみんなで泊ったこともありますが、今は開いているのか分かりませんでした。何十年も昔ですが、京都に住みながらちょっとしたリゾート地だったのですね。しかし、京都には海外からの多くの新しいホテルも増えました。海外からの旅行者などがどこに行っても多く、京都に住んでいる者が楽しめる京都であって欲しいと願うのは無理なことでしょうか。

 帰りは京都に降りて、久しぶりにイノダコーヒーに寄りました。平日の2時頃のせいか、スムーズに店内へ。ここも観光客が多く、昔から利用している私たちには、値上げや、メニューの内容が様変わりしていて珈琲の味まで違っていたのが、がっかりです。
高島屋にも寄りましたが、やはり多くのお店が、特に気に入っていた洋服のお店などが新しいお店に変わっていたり、7階の食堂街も目当てのお店が閉店に・・・コロナ禍の影響か、世界的な経済情勢の影響か?

 沖縄地方の台風による強風、大雨の影響で飛行機が飛ばず、ホテルに缶詰め状態の人も多いようです。やっと数日後に予約が取れてもその間、狭い1室で24時間過ごすだけでも大きなストレスですね。比叡山のご報告からブログ書いている間にも、世の中は大変です。無事に毎日のレッスン続けられますように祈ります。お元気で!

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posted by 津田 美智子 at 20:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記