2023年09月17日
芯体操と共に生きる
月曜から土曜日まで、祝日を除いて毎日レッスンしています。余程のことがない限り休みません。と言っても大変なからだと向き合いながらですから、出られない日もありましたが、芯体操のお蔭でからだ作りをしっかりしてきました。自ら学びながらの幾年月こんなに効果がある運動は滅多にないと自負しております。今は、毎日車で跳び歩いていますが、筋肉を無くしたことで、アクセルを踏むのも感覚が無くて恐い時期もありました。今はしっかりお腹と繋がってきましたので大丈夫になりました。自分でも綱渡り状態を超えて、楽しさや喜びが湧き上がってきます。
恐い時期でも歩くよりは車の方が安心でした。そんな私なのに、芯体操のお蔭で毎日筋肉を繋ぐ・・・お腹で全身を繋ぎながら歩き続けてきたのですから凄いです。やっと少しずつ観たい映画も、行きたいお食事処にも、泊まりまでできるようになったのです!毎日芯体操をやり続けてきた私ですから、当たり前と思われるでしょう。本当に不思議ですよね。皆さんと一緒に動きながら新しい運動を展開してきたのですから・・・私直伝の運動を積み重ねてきた結果なのです。
筋萎縮症か、ALSになっていただろうと思いますが、誰も信じられないほどの体験でした。『すべては宇宙の采配』 =奇跡のりんご農家=木村秋則氏の著書ですが、2009年に出版されて直ぐに読ませて頂いた私の心の中にしっかりと残っている出来事です。茂木健一郎氏の特別寄稿による序文にこう書かれています。
【体験の真実】
「この本に書かれている木村秋則さんの体験を、信じられないという人もいるかもしれない。特に合理主義の人はそうだろう。木村さんが体験したようなことが起こる筈がない。幻覚だったのではないかと思う人も多いと思う。問題なのは、ある体験が正しいか、正しくないか、ということではない。その体験が、その人にとって、どれほどの真実を含んでいるかということである。」
木村さんは不可能と言われた無農薬、無肥料でのりんごの栽培を実現した方なのですが、高校2年生の時に龍に遭遇したり、りんご作りの苦労で、自殺しようとしたときに山の中で、自然に育っているりんごに遭遇したり、成功した後で、宇宙人に出会ったことなど不思議な体験をされています。本を読んだ当時、私には全てが真実であると信じられたのです。それは私の遭遇したことも、不思議なことがいっぱいあり、話しても分かってもらえない経験をいっぱいしてきたからです。一生懸命に生きていたら色々な体験をするのかもしれないなと、今ならしみじみと思えます。芯体操の良さが今なら、さらにお伝えすることができていけると思っています。
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2023年09月10日
芯体操レッスンに想うこと
一つの動きを伝えることの難しさを感じながら、日々のレッスンに向き合っています。私のからだの中に宿っているものは、確かであっても、それを踏まえてからだで体感していただくことは、とても難しいとつくづく感じています。ひとり一人のからだは確かにさまざまではありますが、何とか歪み、縮みを改善しながら方向性をしっかり意識しながら歩んできました。少しずつではあっても、生半可な運動では効果が少ないと思いつつ、みなさんの変化に一喜一憂する毎日です。
各関節を緩めながら、骨と筋肉が正しい方向に動かせるようにと願っていますが、用具(お手玉、ゴムなど)を使うことでその難しさを改めて教えられる気がします。上手くはまった時は何物にも変え難い喜びがあり、気も、心も、からだもノリノリになります。そんな瞬間を味わって欲しくてあの手この手で取り組んでいます。
昨日は、細ゴムを両手で引き合って背骨を伸ばす運動をしたときに、肘を横に引っ張るということが、とても難しくて何故かな〜と考えながら、胸まで引き寄せて直角になった肘を横に引っ張ったら、みなさんから「うわー!背骨が伸びた〜」と歓声が上りました。いきなり横に引っ張っただけでは、どうしても肩の力、腕の力になってしまうのでした。全ての動きを解明しながらみなさんにお伝えしなくてはと、まだまだ研究の余地があると考えさせられました。これが、繋ぐということなのですが、とても嬉しかったです!
その何かがあればからだが自然に動いてくれるのですね。繋がりがあれば、骨盤、背骨、足(脚も)、腕も、首も頭も軽く動かすことができるのです。そして、コツコツと続けることが大切なのです。それが、自分の思い込みではなく心地良いことであれば、続けられるのだと思います。そんな『芯体操』でありたいです。全ての方が、喜びを感じ、生きる力を心に、からだに宿せたら・・・・・そんな毎日でありますように。
私が考えすぎると楽しくならないですよね。今日は私のからだの中に宿っているものをしっかり感じながら楽しくチャレンジできるように頑張りたいと思う休日になりました。土曜日のレッスンは、生徒さんのお孫さん有紗(ありさ)さんが、この2カ月間、ドイツからレッスンに参加していました。来週で最終レッスンになりますが、日本語も上手で楽しい日々を過ごすことができました。 『芯体操』 で体感したことを忘れないでね。また、来年になりますがレッスンに来るそうですから、楽しみにしていますね!
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2023年09月03日
父の十三回忌を無事に終えました
早いものですね。父の亡くなった日は、2011年9月13日でした。思えば、東北大震災の年の2011年3月11日の2時46分頃発生した状況を、私は何故か、父と2人でテレビの前で流されていく家々の映像を呆然と眺めていました。日本列島を震撼とさせた大きな出来事でしたが、その半年後に父が亡くなったなんて考えもしなかったのです。最後は、病院で息を引き取ったのですが私は毎日のレッスンがあり、姉が担当医と会っていました。だから自宅に帰ったりもしていたので、私は両親の夕食を作っていたから比較的元気な父しか見ていなかったので、本当に信じられませんでした。
母は、2020年9月1日に逝去しましたが、何かにつけ、両親は2人姉妹の私たちに介護やお金のことで苦労を掛けることもなく、最後まで自分自身と向き合い、気持の良い生き様の教えを残してくれました。思い出すのはみんな一緒に孫達も連れてカナダ、ハワイや、日本各地にもたくさんの思い出を残してくれました。
2人のお墓は伏見のお寺にありますので、近くで有難いことですが、今後のことを考えますと大変なことですね。今日は、久々にお寺での法要を姉夫婦と私たちの4名で行いました。子供たちは、みんな気持はあるのに遠いのと、お仕事で、なかなか集まれません。今日は、久々に本殿でのお経を聴くことができました。外はとても暑く、相変わらずの熱中症に気を付けていなければと気を引き締めて臨みました。お寺の静謐な環境への造詣は気持ちでは達していても、お経を暗記するだけでも駄目だし、なかなか難しいことです。やはり修行僧が日々、1日の決まり事に真剣に取り組んでいるようなお寺とは空気が全く、違いますのでそんなお寺だと良かったのになあと行くたびに思います。少々、不謹慎ですが・・・
帰りに京フレンチの店、「水ノ雅」 のお食事を頂きました。姉のお勧めで初めてでしたがとても気に入りました。斎藤酒造社長元私邸の落ち着いた雰囲気の京町屋でのお食事はとても繊細な心配り、気配りの効いた素敵なお料理の数々でした。
先日、浜名湖畔の星野リゾート「界」に行ってきました。数ある星野リゾートの体験は初めてでとても感銘しました。静岡県なのでお茶がテーマになっていて、お部屋には 「くつろぎ煎茶」 「おやすみ煎茶」 そして朝には 「おめざめ煎茶」 とそれぞれが、違う焼き物の急須やお茶碗のセットになっていて、適温のお湯が出るのでとても美味しくて感激着いた時の集いでは煎茶のお点前もしっかり楽しみながら身に付いているのですから脱帽です!夕食はお腹が空いていなかったので残念だったのですが、品数も多く次回はお腹を空かせて行こうと反省中です。今日のお料理といい色々な舌と心の贅沢をさせてもらえたなと、とっても有難く思っています。
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