2017年12月03日

食事作りも修行の機会


 今朝の、読売新聞の「名言巡礼」を読んでいますと、道元禅師の教えが体現される修行道場、大本山永平寺のことが載っていました。約140人の修行僧が、早朝4時から、座禅、勤行(ごんぎょう)、行鉢(ぎょうはつ)、掃除などの作務(さむ)など、日々厳しい修行に励んでいるそうです。

行鉢とは、正式な作法で食事をいただくことであり、それが修行のひとつであるということにこころ惹かれました。道元の著した「典座教訓」によると、典座とは修行僧の食事を司る要職であり、「食事を作るには、必ず仏道を求めるその心を働かせて、季節にしたがって、春夏秋冬の折々の材料を用い、食事に変化を加え、修行僧が気持ちよく食べられ、身も心も安楽になるように心がけなければならない」と述べられているそうです。

座禅を組むことも「高僧伝を読むことも重要だが、それは修行の一部に過ぎない。修業とは生活の中の立ち居振る舞いすべてであり、典座の仕事には、その機会が十分に与えられている」と説いています。

これを読んで、結婚した当時を思い出しました。1冊の料理本を買い求め、新婚初日から、本の通りに学びながら、毎日違う料理を作るという決意をし、1カ月以上、作り続けたのです。心をこめて節約しながらも続けたことが、基礎をしっかり学んだことで私を料理好きにしました。

独身の友人たちが次々と訪れ、増々、お料理を作る機会が多かったので、まるで修行僧の片鱗を実行することができたのかも・・・。

自分の家族だけにとどまらず、お客様をもてなすということも必要だったかなと思います。しかし、当時お隣の子供達が遊んでいるのを、キッチンの窓越しに眺めながら、さつまいもの天ぷらを揚げて熱々のまま、おやつに食べさせてあげたりもしました。「若いのに、子供たちの為に良くしてくれるね!」と褒められたことは、今でも美味しいものは出来立てを・・・という学びをいただけ嬉しかったです。。

最近は、とっても忙しくなり、家に帰ると夕飯が出来ていたりと、しっかり家人のお世話になっています。ありがたいことです。今日は修行僧の生活のことを知り、身が引き締まる思いをいただきました!
posted by 津田 美智子 at 13:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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