2020年03月20日

五木寛之著 『大河の一滴』 に学ぶこと

  
 レッスンお休みの間に、今から20年余り前に出版された『大河の一滴』に出会いました。一度、目を通し、今二度目ゆっくり読んでいます。私の親世代の戦争を体験している方々が出版されている本は今、読ませていただくと驚くほどストンと腑に落ちることが多いです。
つまり、私がまだ若い頃すでに体験され、感じたことを積み上げて本にされているのですから、当然のことかもしれません。

 腑に落ちるということは、結局は自分が経験することで初めて共感するということです。勿論、経験者の生きざま、考え方を知ることで参考になり、教えられることも多いと思いますが、自分が生きて実践してきたことや感じたことを肯定できるということがとても嬉しいのです。若い人の著書から得ることもあるかもしれませんが、今の年齢だからこそ素直にこの本を読めることに喜びを感じます。

 冒頭に、「シェークスピアの『リア王』の登場人物がつぶやくように、「人は泣きながら生まれてくる」のだ。この弱肉強食の修羅の巷(ちまた)、愚かしくも滑稽(こっけい)な劇の演じられるこの世間という円形の舞台に、私たちはみずからの意思でなく、いやおうなしに引き出されるのである。あの赤ん坊の産声(うぶごえ)は、そのことが恐ろしく不安でならない孤独な人間の叫び声なのだ、と嵐の荒野をさまよう老いたリア王は言う。」

 人は赤ちゃんの産声を決してネガティブには捉えないと思っていました。それこそ、幸せな誕生を心から祝福し未来の希望へとつなげていく出発点と考えていました。しかし、「いまこそ私たちは、極限のマイナス地点から出発すべきではないのか。人生は苦しみの連続である。人間というものは、地球と自然と人間にとって悪をなす存在である。」

 今の状況は、コロナウイルスの感染からと捉えるだけではなく、今一度人生について考えるチャンスかもしれません。「泣きながら生まれてきた」人間が「笑いながら死んでいく」ことはできないものなのだろうか。と投げかけています。自分の今までの人生を振り返ってみると、試練を与えられたからこそ芯体操が生まれ、ひたすらに歩んできた中で感謝の気持ちが生まれたことにまた、感謝するという気持ちしかありません。
みなさまと一緒に直ぐにでもコツコツと育み続けてきたからだを、よみがえらせたい思いでいっぱいです。外にもなかなか出れていない方や、運動が億劫(おっくう)な方に

*今日は、お手玉体操をおすすめします!かかとをきちんとつけて、つま先を開くよりひざの向きを少し横に開き、かかとに立つことでヒップが締まります。「んっ!はい!」をしっかり発しながら、右4回左4回など(変化しながら)熱くなるまで続けてくださいね!

URL http://www.shintaisou.jp/
posted by 津田 美智子 at 12:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/187291929

この記事へのトラックバック