2020年05月05日

 「明るく生きるには欲張らないことが大切」

 
 これは昨年(2019年)3月に101歳で亡くなられた、吉沢久子さんの言葉です。夫、姑を見送った後、一人暮らしをしながら前向きに楽しく人生を終えられた吉沢さんの言葉がいっぱい溢れている1冊です。
 『101歳.ひとり暮らしの心得』 中公文庫 (680円+税)
「明るく生きるには、欲張らないことです。足ることを知れば、そうそうつらくはなりません。私は、何もいらないと思って生きてきました。そして、日々の暮らしのなかでどうしたら自分を楽しませられるかを、考えてきました。おいしいものを食べる。日々の暮らしのなかで小さな美しさを見つける。
 そんなささやかなことが、自分を楽しませ、生きる喜びを与えてくれました」
これを読まれた方は、吉沢さんが、色々なお仕事もし、本も出され裕福だからと思われるかも知れません。でも、100年という年月を思うと、戦争も含み世の中は決して生まれついての幸せとは無縁であった筈・・・そのなかで一貫して多くのキーワードを生きる指針にされて生きられたことに、とても大切な、教訓を残してくださったと思います。

 今、世界中を震撼とさせているコロナウイルスに対して向き合っている私達に必要な言葉が、この本1冊にちりばめられているように思いました。マスク、ティッシュペーパーや、食品の売り切れ然り、売り場で取り合いの映像が流れている世の中、みんなが「欲張らなければ」、少しずつでも、落ち着いて出回ってくるのではないかと期待するのは無理なのでしょうか・・・

 私にはマスクを作る能力は無いのですが、Mさんの手作りマスクのおかげで、今のところ売り場が空っぽでも慌てずに洗濯しながら使い回しています。それに、やはり自粛生活を守っているとあまり不自由しないものだと感じています。だから、どうしても必要な医療関係者、介護施設、その他お仕事をしている方たちを優先にするのも当然のことですね。買い占めなければ、政府もうまく回していただけたら私たちにも回ってくるのではないでしょうか。
 「先々を不安に思うより、今を精一杯楽しく」 吉沢さんが亡くなられたのは昨年なのに、コロナを体験している私たちに、強烈に響きますね。何気ない言葉が、人生を豊かにしてくれます。101歳まで、生き方次第で変わるのかもしれません。

「私にはこのくらいの人生がちょうどよかった。いい人生だった。人生の終わりと向き合うとき、そう思えればいいのではないでしょうか。終わりの時まで欲張っても仕方ない。それまでは前向きに今が一番幸せと思って暮らしていきたいと思います。」・・・・・私たちは100歳まで、人生を幸せに生きましょう!

URL http://www.shintaisou.jp/
posted by 津田 美智子 at 19:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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