2022年01月09日
お別れは 寂しいけれど
今日は、Tさんのお家にお邪魔して、お線香をあげ、お参りさせていただきました。
息子さんがお2人で迎えてくださいました。3日間ほど息子さんがTさん宅に来ておられることを知り、連絡させてもらい、束の間の再会が叶いました。生前の、にこやかな笑顔のお写真が飾られて、亡くなられたことが嘘のように感じています。
めったに休まれることがなく、私がレッスン日の公民館前の駐車場に車を止めている時間に来られることが多く、「おはようございます!」と元気に挨拶していただくのがとても楽しみでした。笑顔いっぱいにお話されるお姿が今も、目に浮かびます。入会された日が、2011年の9月22日と残っていたのですが、2021年9月までお元気に通っていらっしゃいました。丁度、10年間になるのですね。
10月からお休みされ、お友達から「早くレッスンに戻りたい」とか、元気なご様子を聞いていましたので、一瞬信じることができなかったぐらいです。ご本人はもとより私も早く膝も治され、歩き続けられるようにと願っていましたので、そのお気持ちの強さに感嘆するばかりです。
そして今日、お家を訪問したことで、その生き方に触れることができました。たくさんの弔問客を迎えられ、お部屋にはTさんの手作りの作品や、お写真など、その足跡を感じさせる心地良い空間があり、息子さんたちもさぞかし驚かれたことでしょう。Tさんがとても充実され、楽しんで生きられていたと思えました。
色々なことにいつもひたむきに臨まれ、私は芯体操に向き合うTさんしか知りませんでしたが、その空間にいても、心から楽しまれ、誰からも声掛けされる性質はどの場所にいられても愛され、息子さんの「苦しむことなく穏やかに逝きました」というお言葉に凝縮されているように思います。
自分の生き方は、亡き後に自分の存在感が残る世界をいかに持っていたかということかもしれませんね。その方がきちんと片付いた、居心地の良い場所で生きられることってとても幸せなことだなと教えてくださいました。
もうお教室で会うことはないのだと思いつつ、これからもきっと、Tさんのいらした場所に居続けられるような気がします。そして、私達が一生懸命にレッスンしていたら、安心して満天の星になって微笑んでくださるような気がします。
芯体操に来ていただき本当にありがとうございました。・・・・・合掌
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