2023年02月19日

>雨の日曜日もまた楽しきかな


 新聞、雑誌、読みたい本などに囲まれて気ままに手に取り、色々目を通してみる。新聞のニュース欄などには世界に起こっている時事問題について論説しているので、つい読んでしまっては、胸が痛くなることが多い。今のままで行けばウクライナ侵攻だけに終わらず、世界戦争になってもおかしくないと思える。これからの何年か先についてさえ、幸せの保証すら確約できず自分の子供たちの時代を思うと、彼らはどう生きることができるのだろうという恐れさえ感じてしまう。

 私たちにできることは何だろうかと考えてしまうと無力感にも襲われる。天地の自然現象に対する恐れもトルコ地震、死者4、6万人という数字が出ていると、単なる心の持ち方では解決できないこともあるのだと思い知らされる。

 それでも、雑誌に目を通してみると、様々な分野で活躍している人もたくさんいる。浪曲は、節と啖呵で物語を聞かせる浪曲師と、それを支える曲師(三味線奏者)との2人3脚で成り立つ芸である。その現役最年長の曲師である玉川祐子さんは、昨年に100歳を迎えられたという。今も、孫ほど歳の違う浪曲師、港家小そめさんの相三味線を務めているという。シャキッと立たれている笑顔が若々しい!

 戦後の日本は戦争の悲惨さを知っているからこそ、少しでも一生懸命の生き方をしてきたと思える。今の戦争でまた多くの人間が亡くなっている。繰り返してはいけないとつくづく実感する。しかし、随分と前に観た映画『猿の惑星』だったかで、すでにこの現実を想定したストーリーを思い出した。定かではないが、壊された都市の残骸の中に残された「自由の女神」の映像で終わっていたのが、印象的だった。

 あれやこれやと思考が、忙しく働く時間を重ねながら、ふと雑誌の占いに興味が湧いた。私は占いは信じないし、殆ど興味がないのだが、「人間の本質を鋭く見抜くのはもちろん、具体的な行動の指針を示してくれるので、家族、社会と関わりながら自分らしい生き方を模索する大人の女性にぴったり。」という文に惹かれた。
 生年月日を基本にしたもので、「2023年のキーワードは風。流動的、スマート。気長に構え、柔軟なこころで優美にしなやかに」という言葉にも惹かれ、「終り良ければすべて良しを目指して進む年に!」にも共感した。対人運は相手の話をゆっくり丁寧に聞いて、良きアドバイスができる。健康運は、心身が密接に繋がっている年で、心の波が直ぐ体調に出やすい、年間を通して水分を上手に摂って。など、自分の気持ちに沿った言葉が心に響いてきた。
 忙しい日々を送りがちだが、心が落ち着く時間を持つことができたように思う。

URL http://www.shintaisou.jp/
posted by 津田 美智子 at 17:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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