2023年07月16日

私のからだの中に宿っているもの

 
 長男家族の内2人が、東京で仕事をする長男と合流するために先週、新幹線で移動しました。それと入れ違いに長女と子供2人が、連休の3日間我が家にやってきました。7月1日に全員で会うことができましたが、コロナ禍でなかなか会えなかったのが嘘のようです。日頃は、私達2人暮らしで、自分のやるべきことをそれぞれ楽しんでいますが、5人分とかのお食事など楽しい反面、時間は取りますね。

 それと、厄介なのは、私にとってそれぞれのからだの状態がどうしても目に入ってきます。会った途端に、姿勢だとかからだのバランスが気になってしまうのです。そうですねぇ、殆ど毎日色んな方々のからだに対して自問自答を繰り返していますと、一目で分かって言わずには入れない性格というか癖というか本当に困ったものです。しかし、口で言うことでもないので、自然に私との交流ということで、坐骨乗りなどを少しだけ付き合ってもらいます。ほんの束の間ですが、長いお付き合いの中で、何かがからだに、残ってくれたら良いなと思っています。

 毎日繰り返せたら、どんなに効果があるかと思います。たまにしか会えませんが、不思議なことに、ふっ、ふっと相手のからだは反応します。長女を含めて子供たちもその2,3分ではあってもお腹を使うとか、体重をドスンとかけないとかが分かり、お腹がへっこみ、姿勢が少し良くなります。毎回、教室でお会いするみなさまには、こんな大切なことを続けているのだと改めて実感することができるのです。

 全く、会えなくてもからだに残っている感触が生きるのであれば、みなさまは、時間をかけて伝えていることを受け止めてくだされば、どんなに凄いからだになれるだろうかと、思うのです。離れている家族には無理であっても、こうして時間を共有できるのであれば、みなさまのために、全力を尽くしたいと思います。理不尽なことではありますが、遠くにいる家族にはできないことでも、みなさまに伝えることで、学びがありますし、そういう道を歩んでいるのだと、改めて気付かされています。みなさまには、是非、ご家族の方々にもお伝えしていただければ嬉しく思います。

 誰にでも、伝えられればどんなにありがたいことだとは思いますが、自分の生き方を顧みれば、何か自然の大きな流れに乗って生きているとしか思えないのです。私に力があるとしたら、それは頭で考えるものではなく与えられているものであり、自分が選択するものでもなく、求められれば誰にでも伝えなくてはならない・・・命が続く限り唯々、生きることだけなのかもしれない・・・それが私に唯一出来ることなのかもしれない。そう感じるととても穏やかで幸せな時が過ぎていきます。
 URL http://www.shintaisou.jp/
posted by 津田 美智子 at 14:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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