2023年04月29日
土曜日珍しい休日に
朝の朝食をゆったり楽しみました。ピザ風トーストに目玉焼き、フルーツたっぷりと、カフェラテ、今日はヨーグルトが無くなってちょっぴり物足りないですが・・・
お昼過ぎにちょっとドライブに出かけました。少し前にテレビで放映していた京田辺市の自家焙煎珈琲のカフェに連れてもらいました。楽しみにしていたのに、がっかりでした。素敵な空間ではなく、お粗末な小さなイスと小さな机に先客が1人ずつ座っていて、上がり框(かまち)が高く靴をどこで脱ぐの?どこに上がるの?といった風情で落ち着かないお部屋でした。普通の民家の部屋になるほど焙煎機がどっかり置かれていたのですが、それが主役で、お客様は寛げないなんてもう少し考えて欲しいですね。
そんなこんなで、くずはモールまで足を伸ばしてもらいました。毎週1度はレッスンで寄る場所ですが、祝日の土曜日に行くのは初めてです。案じていたようにものすごい人波でしたが、最近知った屋上の駐車場に停められ、リフォーム工事で休んでいるお店がゴールデンウイークに間に合わせるように華々しく開店されていました。慣れているからか、人波も気にならなくて、買い物だけ済ませました。
小岩井の生乳100%ヨーグルト(お勧めです!)と「金の房」バナナ、成城石井で売っているいわしの甘露煮「きんごまつつみ」、千里中央のコーヨーでも、ヨーグルトとバナナは買えますし、その他のお店でもあると思いますが、私の行動範囲の中ではこの2カ所なので、常時切らさないように頑張っております。そんな訳で、今回は、思いがけなく買えましたので良かったです!通常は、家の近くで買い物をする方々が多いと思いますが、毎日違うレッスンのお蔭で、楽しみが倍増しているかもしれません。
ところで、昨日はとても良い出会いがありました。若さ溢れる91歳の男性と少しお話することができました。とても姿勢が良いので、「何か運動されていますか?」とお聞きしましたら、自分はまだ、仕事をしているから、からだを動かしていっぱいやることがありますので、ずーっと動いていますよとおっしゃるのです。そして、車の運転も大好きで「もうすぐ、伊豆半島や富士五湖まで、従業員を乗せて旅行するのが、楽しみでね!」今、その計画を練っているところだそうです。
動き続けることの大切さを実感していますが、どうしても背骨・手・足そして各関節までしなやかさを保つことが人間の課題であるのに、年齢と共に硬くなる人が多いですね。芯体操では手段を伝えても、1週間に1,2回では足らないですよね。もう少し意識を持って日常的にレッスンでの動きを意識して動き続けることが大切であり、前向きな心を大きく膨らませていきたいですね!60〜70代の老いが、91歳でもないように生きている方がいました。芯体操を永遠に続けて私達も目指したいですね!
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2023年04月23日
自然治癒力を大切に
夕食を終えた頃、突然にけたたましいサイレンの音が家の横で鳴り響き、不安感と共に心の中が苦しくなりました。車に乗っている時に救急車が後ろから来たという体験は何度もありますが、道を開けながら落ち着いて見送ります。身近に味わうと本当に大変ですね。しかも少し家の前から見ると、消防自動車が、次々に3台も!2台は、住宅の2筋目ぐらいの辺りで後からの1台は我が家に横付けで、大きな声で連絡を取り合っています。
みなさん心配そうに出てこられます。どうなっているのかが分かりません。私は、風もあり寒くて直ぐ家に入りかけたら、消防士さんが、「少し燃えましたが、もう大丈夫です。ご迷惑をお掛けしました。どうもすみませんでした。」とお声をおかけくださいました。身近に起きると明日は我が身かもと、身が震え心臓が苦しくなりました。消防士さんのお心遣いが有り難かったです。
少し横になっていると色々な思いが浮かび、我が身の状態がよく分かります。芯体操だからこそ、この身が守られているのだとつくづく感じました。呼吸法でからだを膨らませ循環機能を働かせているからこそ、毎日こんなに元気に過ごせているけれど、緊張させるときゅんと、胸が縮みあがるのだなと考えながら、痛くなる胸に息を吹き込むと少しずつ蘇ってきます。一瞬、消防車と一緒に来ていた救急車に乗せてもらう?なんてね。大丈夫ですよ、本当に殆ど自分でさすって戻せるのです。
今日も忙しくてなるべく土曜日に書いている芯体操ブログ、度々日曜日になってしまいますが諦めずに読んでくださいね。今日は思いがけない消防車の出来事がありましたが 長い年月を経て「関節、筋肉を緩め、からだの感覚を取り戻す」 この感じ方を見いだしてから「ゆっくりと、呼吸と共に、ありのままに受け入れからだ全体をつなげる」ことにまでたどり着いた芯体操の本質を改めて思い起こすことができました。何があっても、まずは慌てることなく自分のからだと対峙してみましょう。
そういえば、今日の木幡レッスンで朝、スタジオに入った時Kさんが今日休まれると挨拶に来られたとのこと、何事かとご本人にお聞きすると、こけた時に手をついてまだ手首が痛いので心配と言われます。・・・大丈夫だからと、取り敢えずお洋服のままで参加していただきました。レッスン後、「先生がお腹を使うとおっしゃっていることが、よく分かりました!」と、興奮冷めやらぬ状態でお元気に帰られました。・・・Kさん、からだと対峙することの大切さに気付き、また進化できましたね・・・と心に問いかけながらお見送りできました。慌てることなく、ゆっくりと、ゆっくりとね。
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2023年04月16日
私の今日の思考回路は?
昨日、岸田首相が和歌山市で補欠選挙の応援演説を始めようとした際に、爆発物が投げ込まれ爆発するという事件が起きました。容疑者(24)がその場で逮捕されました。昨年7月に安倍・元首相が参院選の街頭演説中に銃撃され、死亡する事件が起きています。「ロシアのウクライナ侵略」によるニュースや「中国 国際秩序に挑戦」「北朝鮮ミサイル発射」等々、連日のように流れる世界の動向に心が乱れます。
そんな折には、手持ちの本をパラパラと眺めながら、新しい言葉がふと気持ちの落ち着く特効薬になったりします。今、手元にあるのは高森顕徹(たかもりけんてつ)著『歎異抄をひらく』 大栗道榮(おおぐりどうえい)著の『声を出して覚える般若心経』。
この2冊はきっちりと読むというよりも言葉にふと惹かれると、気になって興味が湧きその意味をなぞってみるとそこから色々な思いが溢れてきます。
例えば無眼耳鼻舌身意(むーげんにーびーぜつしんにー)これらから、眼も耳も鼻も舌も身(からだ)も無かったら?と問うてみると人間のからだの代表的な穴は五感といって「眼、耳、鼻、舌、身(人間の皮膚には毛穴や汗腺など無数の穴があいている)があります。この5つの感覚器官を樹木の根に例えて言うとそれぞれ、眼根(がんこん)耳(にこん)鼻根(びこん)舌根(ぜっこん)身根(しんこん)と呼びます。もう1つ意根(いこん)を付け加えると、意識のことなので第六感になります。「目は心の窓」「心ここに無ければ、見れども見えず」こんな説明を読んでいると何となく、自然にありのままに見ることが大切であり、えこひいきの気持ちで見ることは偏見なのですね。
安倍元首相や今回の岸田首相の事件を受け、まだ若き青年たちの犯した心情は計り知れませんが、過激的な見方ではなく、深く心に染みる教育が成されているのか、世の中の仕組みが幸せになれる状況にあるのか、戦争を知らない子供たちに何を、どう伝えるべきなのか人間の課題は限りなく多いと思います。
新刊の紹介でこんな一文が・・・言葉を覚え始めた幼児が「わんわん」「お花」と言う。こちらが「うん、かわいいね」「きれいだね」というのを待っている。お返事せずにいようものなら機嫌を損ねて大変である。この些細なやりとりの瞬間に、ヒトは600万年の進化を旅している。幼児は「わんわんかわいい」「お花きれい」と世界を描写する。しかも言って終わりではなく、相手が自分の思いを受け取って共有していることを確認する。つまり、単に発信するだけでなく、心と心がつながったことを自分で確認したいのである。この入れ子構造の認識が「自意識」を生み、文化の蓄積を可能にする。・・・
芯体操を伝えることにおいても、どうすべきかもっともっと考えてみたい日々です。
URL http://www.shintaisou.jp/
そんな折には、手持ちの本をパラパラと眺めながら、新しい言葉がふと気持ちの落ち着く特効薬になったりします。今、手元にあるのは高森顕徹(たかもりけんてつ)著『歎異抄をひらく』 大栗道榮(おおぐりどうえい)著の『声を出して覚える般若心経』。
この2冊はきっちりと読むというよりも言葉にふと惹かれると、気になって興味が湧きその意味をなぞってみるとそこから色々な思いが溢れてきます。
例えば無眼耳鼻舌身意(むーげんにーびーぜつしんにー)これらから、眼も耳も鼻も舌も身(からだ)も無かったら?と問うてみると人間のからだの代表的な穴は五感といって「眼、耳、鼻、舌、身(人間の皮膚には毛穴や汗腺など無数の穴があいている)があります。この5つの感覚器官を樹木の根に例えて言うとそれぞれ、眼根(がんこん)耳(にこん)鼻根(びこん)舌根(ぜっこん)身根(しんこん)と呼びます。もう1つ意根(いこん)を付け加えると、意識のことなので第六感になります。「目は心の窓」「心ここに無ければ、見れども見えず」こんな説明を読んでいると何となく、自然にありのままに見ることが大切であり、えこひいきの気持ちで見ることは偏見なのですね。
安倍元首相や今回の岸田首相の事件を受け、まだ若き青年たちの犯した心情は計り知れませんが、過激的な見方ではなく、深く心に染みる教育が成されているのか、世の中の仕組みが幸せになれる状況にあるのか、戦争を知らない子供たちに何を、どう伝えるべきなのか人間の課題は限りなく多いと思います。
新刊の紹介でこんな一文が・・・言葉を覚え始めた幼児が「わんわん」「お花」と言う。こちらが「うん、かわいいね」「きれいだね」というのを待っている。お返事せずにいようものなら機嫌を損ねて大変である。この些細なやりとりの瞬間に、ヒトは600万年の進化を旅している。幼児は「わんわんかわいい」「お花きれい」と世界を描写する。しかも言って終わりではなく、相手が自分の思いを受け取って共有していることを確認する。つまり、単に発信するだけでなく、心と心がつながったことを自分で確認したいのである。この入れ子構造の認識が「自意識」を生み、文化の蓄積を可能にする。・・・
芯体操を伝えることにおいても、どうすべきかもっともっと考えてみたい日々です。
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2023年04月09日
いつの間にか年を重ねて・・・
幾年月重ねてきた私、振り返ればいつも幸せな気持ちだったなって思い出してもそんな気持ちばっかり、ふっふっと湧き上がってきます。お金持ちのお嬢さんだったわけでもなかったけれど、いつも楽しく自由に過ごしていました。青春していたし大好きな飛行機にも乗っていたし、小さな会社の事務をしたこともある。ままごとのような新婚さん生活も・・・いつも、いつも何かに守られていたのかなって本当に思える日々でした。からだのアクシデントとの闘いは長かったし、それは今も続いているけれどいつも何かを信じる気持ちがありました。
「芯体操」 を生み出すまで、子育て生活も一緒に踊りながら過ごしていた気がします。でも・・子供を守るために闘ったこともありました。正義感の強いママさんだったな。忙しいのに目の前のことに夢中になる私でしたが、すべてが光り輝いていた!と思えるから不思議です。ひとつの道を歩めることは次々に目標が生まれ精一杯の努力を求められます。目的を成就するために集中力の極みを感じながら生きてきたように思います。
1975年健康体操を始めて直ぐから、舞台で踊ることの喜びを味わいました。バレエとかヨガなどが今のように普及していない頃ですから、本当に嬉しくて一生懸命頑張りました。同年齢のバレエの森下洋子さんが3歳から始められていますから驚きですがまだまだ一般的には普及していなかった時代でした。何しろやっていることがからだを動かすことですから、ストレスをためることがない、殆ど病気になったことがない、アクシデントとの出会いもからだと対峙していなかったら生きられなかったと思います。生きるために必要なことだからこそ、気持ちが挫けることがない。
それは誰にとっても必要なことだと思えるので、伝えたいという気持ちだけで毎日を送っています。だからこそ有り難いしとても自然な道だと思えます。仕事にはなりませんが、それだからこそ精一杯生きられるのかなと・・・東福寺の托鉢の修行僧にお会いすると心がしーんとし、思わず駆け寄りたくなります。深々と頭を下げられると何故かしら感動します。いつも無になることが自分自身の在り方かなと教えられます。
「芯体操」にできることがみなさまのお役になれることがあれば幸せです。今の世の中を思うと胸が苦しくなりますが、だからこそすべてを取り去って真摯な気持ちで過ごしたいと思っています。『パーフェクト』の芯呼吸法が、みなさまに取って幸せなひと時をもたらされることを願って今日の休日を過ごしています。ありがとうございます。
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2023年04月01日
スターズ オンアイス JAPAN TOURを観て
昨日は、 5週目のレッスンがお休みなのでアイスショーを予約していました。羽生結弦さんと世界選手権で優勝した宇野昌磨さん、坂本花織さんを初め、ジェイソン・ブラウンさん、4アクセルを跳んだイリア・マリニンさん他、多彩なトップスター達の夢の舞台が実現します。殆ど電車に乗ることのない私にとっては、心配の種ですが、浅田真央さんのアイスショーなどで、ちょっとずつ慣れてきたかなと思います。
宇治線から京阪中書島で乗り換え京橋駅から、地下鉄門真南駅にある東和薬品RACTABドームまでの道中ですが、凄い数のファンの気持ちが分かります。羽生さんが、2022年北京オリンピックで4回転アクセルにオリンピックで初めて挑戦し、同年7月にプロ転向を発表されました。その後は自分1人でアイスショーを企画したりなど素晴らしい姿を見せてくださいます。今年の2月には、スケーター初となる東京ドーム公演「GIFT」を開催され、新しい挑戦を続けておられ、ファンが夢中になるのも分かります。自分もちょっと仲間入りです。
行き帰りの地下鉄は満員ですが、それも気にならないぐらいの幸せな気持ちを頂きました。テレビでは味わえないライブの凄さでしょうか。芯体操の舞台もDVDでは表せない無念さがありました。照明や音の効果により世界観が生まれるのを体験してきましたが、手先までの表情がリアルに伝わるのも素晴らしい効果だと思います。その照明すらテレビやDVDなどでは伝わらないのですからライブに足を運ぶのは大切なことだと思えます。
WBCにしても長い時間、観客は大変だなと思っていましたが、好きなものを観る、いや、生で観るからこそ余計に好きになるのですよね!そういえば、アイスショーでも高齢者の方々もたくさんいらっしゃり、「きゃー!」って興奮状態でした。人混みなんのそのですから、若さの秘訣かもしれませんね。そして、出演者のみなさんも大阪公演3日間の後、奥州(岩手)に場所を移動され3日間、休む間もなく移動して横浜公演4日間、最終日は4月9日という過密スケジュールだそうです。
今回の演技を観てもあのハードさは大丈夫(?)って心配になります。でも、何回観ても飽きないだろうなと懲りずに夢想しています。そんな訳で観ることだけでなく、見せることをしてきた私も少しは世のため、人のために頑張らなくてはと少し元気を頂きました。2017年のパーティーからコロナ禍の年月、それまでの毎日舞台レッスンに明け暮れていた日々が懐かしいですね。まだまだこれからも楽しみながら生きてみたいと思う今日この頃です。
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2023年03月26日
桜満開!芯体操で自由にしなやかに!
3月22日、くずはレッスン中にWBC決勝が行われ、レッスン終了と同時にスマホで結果を知りみんなで大喜びしました!翌日の八幡教室でも凄いですね!全員が笑顔いっぱいで同じ感動を共有しました。そして、昨日までのフィギュアスケート世界選手権で、女子の坂本花織さん、男子は宇野昌磨さんが優勝し、日本人の活躍で世界一が続いています。特に男子は、韓国の選手と、米国の4アクセルを成功しているイリア・マリニンさんが好調なので心配しましたが見事に連覇を決めました。
そのおかげでたくさんのエネルギーをもらいました。そして今日は、向日市公民館のクラブサークル学習発表会を観ることができました。永守重信市民会館ホールの改築工事が終わり、芯体操にとっても久しぶりの舞台出演になりました。定兼信子インストラクターの指導の下9名の出演者が頑張ってくれました。特に 『パーフェクト』 を舞台で踊るのは初めてのことなので、心配でしたが、何とか生徒さんも含めて目指す方向性が伝わってきました。
他のサークルもギター、ハーモニカ、オカリナ、合唱、フラダンス、ジャズダンス等々、市民の皆さんが楽しみを持たれている様子を知り、人生はやはり、からだと心に響く目標を持たれることの大切さを感じました。そんな中で芯体操の目指していることもはっきりとしています。目標のレベルは高いですがやはり、色々な要素が組み込まれている芯レッスンは基本がしっかりしていますので、時間が許せば、いくつものジャンルへのチャレンジも可能かなと思いました。
欲張りですよね!やはりからだをしなやかに健康に維持できてこその願いです。同じ舞台に立ってもからだが綺麗ということが幸せかなと思いました。ダンスも身体のバランスが取れてこその動きが必要ではないかと思っています。芯体操はあらゆる手段で色々な動きを行っています。ストレッチも身体の癖を取るためには、一人ひとり同じ事をするのではなく同じことをするために必要な感じ方が、同じ運動でも人によって違う要素を気付かせてくれます。
今日の久しぶりの舞台を観て、人間の姿を客観的に感じることができたように思います。芯体操の作品は、一つずつ個性が違います。だから、他のダンスを観て、僭越ながら感じたのは同じダンスであっても出演者に癖があるのか、ないのかが問題なのだと改めて感じました。癖のないからだを目指すことが大切である。それが健康であり自由であり、WBCの何にも捉われない選手たちの気持ち良い笑顔が教えてくれたように思います。芯体操への思いが風船のように膨らみます。
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2023年03月18日
怪我(けが)の功名とは?
それは3月16日(木)のことでした。主人が、友人と近くの山歩きに行って怪我をしたと言うのです。自転車や歩きで色々な場所を巡るのが好きな人で、歩きには自信を持っていたのでとても驚きました。本人も歩いて帰宅していましたので、安心していたのですが、だんだんと痛みが出てきて擦り傷程度かと思いましたが、寝るときに痛くて仰向けになれないで、少しおかしいかなと言っておりました。
翌朝、今日は病院へ行ってみるとのこと・・・少し前に義兄が肋骨を3本骨折したところで、丁度義兄のお世話になった外科医院に用事があるので姉が送ってくれるとのこと、まさか・・と思いつつ私は17日(金)、コスパのレッスンへ、するとレッスン後に連絡が入りやはり2本ひびで、1本骨折をしていたとのことでした。擦り傷の痛みとは違うと言っておりましたので本人も自覚があったようです。
私も年末に、こけた経験をしていましたので状態が自分で分かりましたから、主人も芯体操をしているので、結構落ち着いているのが嬉しかったです。どういう処置かなと思っていましたが、やはり自然治癒しかないかなと思っていた通り、肋骨を締めるベルトをしていただけで、咳をしたり腕を上げるときなどに痛みが伴うようでしたが、動きが比較的スムーズに思えるのは、やはり鍛えているからだと感じられ、本人も私もからだの中と対話しているように感じるのが不思議な感覚でした。
そして今日、18日(土)朝、目覚めた時から、本人は木幡レッスンに行くつもりだと感じて私も、朝食を食べながらも普段と変わらない気持ちのままでした。締まっていたお腹が下に落ちて気持ちが悪いと昨日、言っていました。からだの中と対話することが実践できていると感じていました。レッスンを始めた時に殆ど動けないだろうなーと思っていましたが、背筋を伸ばしすっと安座ポーズしていましたので、指体操や一連の動きが他のみなさんと同じで、不思議なくらいでした。
私も、自分が動きながら全員の動きを自然に見ていますので、少しでも動きに違和感があれば分かります。そのまま数日していなかった『パーフェクト』 をしたくなりました。呼吸法が空気を乱すことなくみんなに一体感が生まれました。肋骨は折れて痛みはきつい筈ですが、からだの中の空間は広がる筈です。主人が芯体操をやってきたことの有難みを感じました。生徒さんの家族みんなでやって欲しいと思えた瞬間でした。1人になっても自分を守るのは自分だと「芯体操だより」に書いたばかりです。
今も何人かが、骨折や病名をもらった方もいらっしゃると思いますが、自分のからだを持ち上げて、循環機能を正常にすることに取り組んで欲しいと痛切に感じた今日でした!芯体操はきっとみなさんを守ってくれると信じています。
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2023年03月12日
羽生結弦さんアイスショーライブ
そう!ライブを映画館で観ました!それも通いなれたくずはモールの映画館です。
今日は木幡教室の1,2レッスンを終えて、16時から3時間。平日とは違ってモールのにぎやかなこと、よく行く水、木曜日は年配のご夫婦なんかも多く、ゆったりした空気ですが、きっと土日は若者も多いのですね。とにかくは、映画館に直行しました。タイトル「ノッテ・ステラータ」、イタリア語で「星降る夜」などと訳されるそうです。
12年前の東北大震災は、羽生さん自身が被災した経験を持ち、避難所に向かう際、ふと見上げた夜空には、停電で暗くなる中、星がひときわ輝いていたことを話され、このアイスショーのテーマにされました。何人かの懐かしいプロダンサー達がそれぞれの持ち味を活かした作品で星空を繋ぎながら少しずつ羽生さんの創る世界に引き込んでいきます。羽生さん自身は2曲踊られたのですが、圧巻は、世界大会で金メダルを取った冬の王と夏の王とのコラボレーションでした!羽生結弦と内村航平の奇跡的なコラボは観客に凄いセンセーションを巻き起こしました。
2人のからだが、共に浮き上がり凄いものを見てしまった!という感慨がゾクゾクっと湧き上がりました。これは、あり得ない体験でしょう!違う世界を創り上げたそれぞれが、共に相手のオーラを受けながら異次元を体験している奇跡の時間でしょう!やっちゃったという初めての瞬間を作ったお2人、もらっちゃった私達は、何回でも見たいという衝動に駆られます。すごい!という一言に尽きますね。
そんな訳で、ライブを会場で観るのは勿論ですが、そのライブを映画館で、また世界にも同時に発信するという凄さに今日は眠られそうにありません。先日は浅田真央さんの会場でのライブを味わったばかりですが、映画の迫力も凄いです。3月11日に捧げるにふさわしい荘厳さと明るい希望が散りばめられた素晴らしい公演でした。
羽生結弦さんという人間が生まれ育った中で、震災という試練が大きな意味を持つことになりました。真央さんのアイスショーも素晴らしかったのですが、また比べるものではありませんが、メッセージがどこまで届くかにはやはり、その切実さは大きいかもしれません。でも、同じ日本人としてこういった発信をしてくれる人がいることにとても大きな力を頂けます。今、世界は大変な危機を迎えています。こうした中で、一人ひとりがしっかりとしたメッセージを持ち、少しでも早く世界が平和になるように考えねばと思います。私も微力ではありますが、自分に出来ることを惜しまず誠心誠意尽くしながら、少しでもお役に立つことができるようにと思います。真央さんも羽生さんからも、そして航平さんからもいっぱいの元気をもらいました!私も頑張らねばと思った1日でした。
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2023年03月05日
浅田真央さんの「BEYOND」
以前からアイスショーのことを知っていましたが、羽生結弦さんの「GIFT」ライブ
は、テレビで観ることができ映りが完璧ではなかったけれど、とても良かったので真央さんのも是非、観たいなと思っていました。こちらは大阪公演なので、チケット無理かなと思っていたら、なんと昨日無事に行くことができました。電車は本当に久しぶりなので、しかも体調も本調子ではないので心配でしたが、門真市なので頑張ってみました。京阪京橋駅から地下鉄で門真南駅まで、近いようで遠かったです。
テレビでこのアイスショーを目指す真央さんのドキュメンタリーを観ていましたので、メンバーを選ぶ時からの苦労がしのばれます。羽生さんは1人でしたので3時間(40分休憩あり)のエネルギーの凄さ、真央さんは休み無しの90分、しかし終わったのは2時間後、10人のメンバーがいますが、気持の持続はどちらも凄かったです。引退するまでの日本のフィギュアスケート界の牽引力となった、それぞれの力を今更ながら感じさせられました。
そのお2人が、自分の世界を広げ、一つの世界を創り上げたのですからフィギュアスケートの常識を覆したというべき快挙です。点数や規制概念で作られた世界を変えたのです。それまでにもアイスショーはありましたが、映像や照明技術などが進化してきていることも勿論、大きいですね。しかし選手時代から、それぞれの芸術センスは凄かったなってしみじみと感じられるひと時でした。
女性と男性の違いはありますが、それぞれの個性が引き立って興味深いショーだったと思います。真央さんは年齢制限でオリンピック金メダルを逃しましたが、そのままでは惜しかったと思っていました。彼女のしなやかな演技は、厳しい訓練を乗り越えた10名のメンバーにも感じられない異次元の世界観がありました。さすがだなと思わせる雰囲気が伝わってくるのです。手の先の伸びの先までも止まってないのです。
そんな時に私も、ふっと〈芯体操〉の世界に戻ります。普通に求めているものとは違うのだなってつくづく実感します。だから本物を追求したいと思います。それがあるから、新しい世界が生まれるのだろう。「BEYOND」 のメッセージ、「何度だって 立ち上がる 私たちの進化の物語」
羽生さんのアイスショーもライブで観たいなって思います。芯体操の舞台も、DVDより生で観るのが良かったのですよ。そんなことまで思い出します。何でも経験してきて良かったな!何事も前向きに生きていくことが大切だものね!年月重ねてきた今でもそう思えて幸せです。真央さんを観ながら、羽生さんとダブった1日でした。
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2023年02月25日
自分の今について考える
連日、ロシア軍によるウクライナ侵略のニュースに気を取られ、新聞の朝刊、夕刊、テレビのニュースなどを見てはため息ばかりの毎日。私には芯体操のレッスンがほぼ毎日あるので、本当にありがたく思う。昨日でもう1年が経ったけれど、戦争は終わらない。そんな状況の中では、ウクライナ国民の悲惨な生活を思うと居ても立っても居られない気持ちになる。
今年もまた、ウクライナのために芯体操で何かできないかなと思いつつ、木幡レッスンに出かけようと外に出ると「オー」という声と共に托鉢僧が回っておられる。あわてて手を挙げてお布施をお渡しする。この辺りは、東福寺から来られているようで、伏見稲荷に住んでいた小学生の頃にも東福寺の修行僧が鉢をもって各戸を回っていた。その時の母の姿を見ているので、今でも出会ったら鉢ではないが、布の袋で受けてくださる。お互いにお辞儀をして束の間、清々しい気持ちになることができた。
前回ブログに書いた占いのお話、決めたことは「雨ニモ負ケズ風ニモ負ケズ」精神で進め、動じません。あえて損を引き受ける側に回るようなことも。正義感で活動する姿や生き方がピカッと光り、人を引き付ける。なんて、少しは元気の出る回答も。仕事運は、現状維持で、さらには、現在の取り組みを地域へ広げる。草の根運動のように地道に根付かせて。どちらかというと若い人向きの占いかもしれないけれど、生月日で調べるから、そして、確かに歩んできた道であったことは間違いないなと思いながら少し元気になれたかもしれない。
我が家では、2021年11月から、パン&チーズ&ワイン頒布会に申し込みしている。毎月、フランスの厳選ワイン2本と、パリの人気ベーカリー「ル・フルニル・ドゥ・ピエール」から2種類ぐらいのとても美味しいパンと、ゆっくり熟成されたチーズが送られてくる。冷凍パンは、常温にしてから予熱したオーブンで決められた時間焼くと人気のシェフの作りたてが味わえる。
丁度、コロナ自粛期間中に、戦争が始まった。最初の頃は、ウクライナの色々な街の様子が映っていて、美しい自然の中で、家族の温かな団欒を楽しんでいたことが伝わってきたのだけれど、我が家に送られてくる食事がその雰囲気とダブってくるので、ふと悲しくなってしまう。日本食とも違って、何かとても暖かいのだ。それだけに、悲惨な現状に申し訳ない、悔しいというやりきれない思いも大きい。
支離滅裂だが今、自分に出来る芯体操を精一杯お伝えすることが結局は、人の為に生きることになるのだろうか。
URL http://www.shintaisou@ares.jp/
2023年02月19日
>雨の日曜日もまた楽しきかな
新聞、雑誌、読みたい本などに囲まれて気ままに手に取り、色々目を通してみる。新聞のニュース欄などには世界に起こっている時事問題について論説しているので、つい読んでしまっては、胸が痛くなることが多い。今のままで行けばウクライナ侵攻だけに終わらず、世界戦争になってもおかしくないと思える。これからの何年か先についてさえ、幸せの保証すら確約できず自分の子供たちの時代を思うと、彼らはどう生きることができるのだろうという恐れさえ感じてしまう。
私たちにできることは何だろうかと考えてしまうと無力感にも襲われる。天地の自然現象に対する恐れもトルコ地震、死者4、6万人という数字が出ていると、単なる心の持ち方では解決できないこともあるのだと思い知らされる。
それでも、雑誌に目を通してみると、様々な分野で活躍している人もたくさんいる。浪曲は、節と啖呵で物語を聞かせる浪曲師と、それを支える曲師(三味線奏者)との2人3脚で成り立つ芸である。その現役最年長の曲師である玉川祐子さんは、昨年に100歳を迎えられたという。今も、孫ほど歳の違う浪曲師、港家小そめさんの相三味線を務めているという。シャキッと立たれている笑顔が若々しい!
戦後の日本は戦争の悲惨さを知っているからこそ、少しでも一生懸命の生き方をしてきたと思える。今の戦争でまた多くの人間が亡くなっている。繰り返してはいけないとつくづく実感する。しかし、随分と前に観た映画『猿の惑星』だったかで、すでにこの現実を想定したストーリーを思い出した。定かではないが、壊された都市の残骸の中に残された「自由の女神」の映像で終わっていたのが、印象的だった。
あれやこれやと思考が、忙しく働く時間を重ねながら、ふと雑誌の占いに興味が湧いた。私は占いは信じないし、殆ど興味がないのだが、「人間の本質を鋭く見抜くのはもちろん、具体的な行動の指針を示してくれるので、家族、社会と関わりながら自分らしい生き方を模索する大人の女性にぴったり。」という文に惹かれた。
生年月日を基本にしたもので、「2023年のキーワードは風。流動的、スマート。気長に構え、柔軟なこころで優美にしなやかに」という言葉にも惹かれ、「終り良ければすべて良しを目指して進む年に!」にも共感した。対人運は相手の話をゆっくり丁寧に聞いて、良きアドバイスができる。健康運は、心身が密接に繋がっている年で、心の波が直ぐ体調に出やすい、年間を通して水分を上手に摂って。など、自分の気持ちに沿った言葉が心に響いてきた。
忙しい日々を送りがちだが、心が落ち着く時間を持つことができたように思う。
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2023年02月12日
久しぶりの電車に乗る
少なくともコロナ禍の始まりから数えても電車に乗るのは、4年目になります!その前はというと殆ど毎日のレッスンは、車ですのでやはり記憶にないですね!昨日は電車で、大阪難波にある松竹座にOSK日本歌劇団の 「春のおどり」 1部 ミュージカル・アクト『レ・フェスティバル』 と2部 『未来への扉〜Go to the future〜』 を観に行きました。これまた、久しぶりの舞台でした。みんな待ちかねていたのか多くの人で、2階席でしたが、結構良い感じに観られたのでホッとしました。
OSKといえば昨年に100周年を迎えたのですが、存続するのが大変で、何とか応援してあげたいという気持ちでいましたし、トップの方やメンバーの方に魅力があった時はとても楽しく観るのが楽しみでしたが、今回はちょっと残念ですが期待外れだったかな?でも、夢も希望も持ち続けて欲しいなと改めて応援したいと思いました。私も少しは舞台に関わってきた経験がありますが、毎年生徒さんが楽しみにしてくださるのがとても励みになり頑張れたかなと思います。OSKは宝塚歌劇とはまた違う個性もあります。コロナ禍により、世界中で色々な影響を受けているお仕事も多いですが、なんとか持ち直して欲しいと改めて考えさせられました。
ところで、道頓堀も久しぶりでしたが、すごい人並みでした!有名なグリコの広告などを背景に写真を撮る人や、ものすごい行列しているので何かなと見るとその先には、たこ焼きや、10円パンとかカップルで食べている人も多く、驚きの光景でした。心斎橋筋に向かって歩き出すと『星乃珈琲』のお店が・・・このお店は2011年に埼玉県に1号店がオープンし、2店舗目は新宿東口に「スフレパンケーキ」と共に誕生。あっという間に全国的に流行し京都の伏見店も出来て、何回も行きました。
そのお店が心斎橋筋あたりに2軒もあるのを知らず嬉しくて入ってみると中の雰囲気が違ったのでよく行っていたもう1軒のお店ではなかったけれど、久しぶりのパンケーキもグラタンもとても美味しかったです。本当に色々なところに良く出歩いていたのだとつくづく感じました。心斎橋には千里中央のよみうり文化センター時代に歯の治療に通っていました。京都から名神高速で千里まで行き、レッスンを終え、御堂筋線で難波までというコースです。家からだとその医院までは無理ですが、
名神で千里中央、そこから20分ほどで、往復はとても楽しかったのです。そのルートでは舞台衣装の布を買ったり、心斎橋店チャコットさんもあり、凄いスケジュールでしたが、広い行動範囲を精力的に動きまくっていたなと思い出が蘇りました。
だから、当時は電車にもよく乗っていたので、久しぶりという感慨にふけることができたのでしょう。様々な人を物珍し気に見ている自分との出会いがあった1日でした。
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2023年02月05日
からだについての不思議な世界
どんなにできる人も、初めから一流ではなく、誰もがはいはい、よちよち歩きから始める。という文章が目に入った。そうだよねーっと当たり前のことが心に響く。芯体操として歩んでくる道のりは決して平坦ではなかったけれど、自分のからだを動かしながら発見したことを伝えるという、ごく当たり前なことが決して当たり前ではないことを思い知りながら一途にやり続けてきた。
気が付いてみると芯体操以前の年月を合わせてみると48年の日々留まることは殆どなく健康体操としての道が繋がっている。人のからだは、病気やケガ、障碍などで思い通りにならないことが多いが、この思い通りにならないことが、思ってもみない体験や出会いをもたらすことがあることを知る。小さなきっかけから改めて自分の運命に向き合ってみる。
障碍というアクシデントに出会った私だが、とにかく迷いがなかった。からだというのは本当に不思議な可能性を宿している。障碍者かという状態になっても病院のお世話にならずに見かけ普通の人のように過ごしている。人間にはしっぽが無いけれど尾骨がしっぽであり、そのしっぽが椎骨であることを体感し、椎骨7,8個ぐらい欲しいと思い続けた。背骨が縮む体験をしたことで人が感じない感覚を知った。そこから坐骨乗り運動が始まった!
できなかったことができるようにすることで、芯体操は生まれたのだ。夢中になることは決して楽なことではないけれど、生きるという生命力が生まれからだは変わる。何度も死ぬ思いをしながら同時に希望が生まれる。辛くて悲しいはずなのに、楽しいと思える。リズムは、からだの生命だ。多くのアーティストの音楽を友としながら歩み、多くのからだの動きが生まれるのを感じ続けてきた。
たくさんの作品の数々は、私に動きや技を生み出す糧となった。組み立てて作るのではなく生み出すことのできるからだとなった。だから・・・これからも作品を作るのではなく、自然に創られた動きでありたい。その生命力を信じて芯体操がさらに人の心とからだを揺るがす存在でありたいと思う。
初めて芯体操を知って、始められた方にも分からないことがあったとしても新たな世界を知るチャンスだと思って、楽しく取り組んで欲しい。頭でくよくよ考えるよりも、取り合えずからだを動かしてみること、発見することで身体の不思議と出会ってほしい。年齢に関係なく、動かしてみることが人生を生きることに繋がると信じて共に歩んでほしいとしみじみ思う今日この頃である。
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2023年01月29日
『ファーストペンギン』 を読んでいます
ある日、新聞を見ていますと、いつも目を止める本の紹介の中で、『ファーストペンギン』という題名に興味を持ちました。最初のペンギン??って?その作品の講評を読んでみると、ペンギンが仲間と行動するとき、例えば海に飛び込む時に、群れのなかから最初に飛び込むペンギンのことを言うらしいのです。
最初に飛び込むペンギンは、ふかなどに襲われ食べられてしまう恐れがあるので、それを察知して行動する勇気あるペンギンということです。著者は、坪内知佳さん(36歳)。結婚、出産されましたが24歳でシングルマザーになり、様々な偶然が重なって、山口県萩市に住んでいたことから萩大島の漁師との出会いがあり2010年に「萩大島船団丸」代表に就任し、事業をスタートしました。
2017年、日本に最も影響を与える「次代を創る100人」に選ばれ、私は知らなかったのですが、日本テレビ系ドラマでも放映されたそうです。私は前知識がなかったので 『ファーストペンギン』という言葉の意味をわくわくしながら想像を膨らませ、お取り寄せした本を読み始めた次第です。 みなさまも、良かったらお読みくださいね。また、お話しできると良いですね。
ところで、この数日のお天気には、ハラハラドキドキしますね!25日のくずは教室はお休みになりましたが、24日火曜日の亀岡は、晴れてレッスンすることができました。ホッとしたり、くずはレッスンお休みのお知らせをして頂いたり、ダンスチームの方々が、連絡網を作ってくださっているので、しっかり連絡でき、いつもながらありがたいです。
26日八幡教室、27日千里コスパよみうり教室、そして今日の木幡スタジオでのレッスン寒さに負けずみなさまと楽しく動けました。その間、列車や道路の積雪で大変な思いをされた方々もたくさんいらっしゃいましたね。日本が、世界が、そしてロシアとウクライナの戦争、コロナ禍での3年間、国会ではコロナ「5類」決定事項が発表され5月8日移行とのことです。マスクも個人判断に委ねるとのこと。どうしましょう!
そんな中、今日ワクチン接種5回目を受けてきました。近くの病院に予約していましたので、木幡レッスンを終えてから、空いていてとてもスムーズに終りました。明日は日曜日ですので、大丈夫だと思います。あと3日で2月ですね。もう0時過ぎました。本当に「芯体操日記」になってしまいましたが、1日、1日大切に生きたいとしみじみ思いが深まります。今日のレッスンでは、2つ、3つ問題点が発生しました!もう少し、丁寧に進めなくては・・・私の反省点ですね。でも、楽しくをモットーに・・・そうそうみなさまの笑顔を見ると元気になります!今日もありがとうございました!
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2023年01月21日
20周年の重みをしみじみと感じています
2022年20周年2月、2月2日の結婚記念日に、なんて「2」が多いのだろうと思いつつ過ごしていた昨年の今頃を思い出しています。この年を祝うためにみんなで一緒に考え進めていかねばと気を引き締めてスタートしました。2017年の15周年を祝う会は2002年(これも「2」ですね)創立以来、4回目(5年ごと)でホテルでのパーティーを開くことで、目標設定も出来ていました。毎年秋のよみうり文化センターや八幡市の舞台のため1年中脳とからだを使っていましたので、迷うことなく歩んできました。
しかし、5回目の昨年はその3年以上がコロナ禍のために自粛を迫られ、いかにレッスンを続けられるかという模索の年月を過ごすことになりました。お教室でのレッスンはみなさまの健康管理に心血を注ぐという気持ちを保ち続けることが、気持の支えとなってあっという間に20周年を迎えることになったのです。
このお話はもう何度も繰り返していますが、最近新入会の方が参加され、どういう運動なのかと思う方々もいらっしゃいますね。秋ぐらいからレッスン内容にも変化がありましたので、芯体操の経緯をお伝えして、共にお仲間として楽しんで頂きたいという思いがありました。
突然、ダンスがあったりで驚かれたこともありましたね。無理なく芯の通るからだづくりを目指しているのは変わりませんのでご安心ください。でも、芯体操の理念はしっかりとした確信を軸にしたとても自然な流れに沿って歩んでおりますので未知の世界を探りながら楽しんでくださることを願っています。
1月号の芯体操だよりは、頑張って2つ折り4面の新聞になりました!配り終えるまで「見ないでね!」と言いながら、「はい!開けてください〜」と言うと、ワーッという歓声が上がりました。とっても、嬉しかったです!それまでは、12月にパーティーを開き、
1月にみなさまの感想を載せた特集号を新春に発行していましたが、その中にはいつも、初めて会場で300名余りの芯体操の生徒さんと出会われ、こんなにたくさんの仲間がいるって、とても感動される方が多かったので、今回は各お教室だけで終わるのではなく、やはり同じ気持ちで過ごし、祝いたいという強い思いがありました。
この写真の中には、とても楽しんでくださった思いが溢れているように感じました。
離れていても一緒に、『パーフェクト』も、『アマランタイン』も、お手玉も、優しく翻(ひるがえ)る布も体験できましたか?年齢を考えている暇はありません。
私の思い 『前向きに一歩ずつ、今を精一杯生きる』 だけですね!
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2023年01月14日
目の前のことに精一杯生きること
今日は、録画してもらっていた「羽生結弦さんと内村航平さんの対談」を見ることができました。どちらもそれぞれの競技でオリンピックや世界選手権などに挑み、金メダルを獲得した経験をもち、長きに渡って絶対王者として君臨してきました。2人は互いに互いをリスペクトしながら熱望していた対談を遂に実現したのです。
そのどちらも私にとっても多くの人にとっても引退されることに一抹の寂しさを感じていましたが、お話の中で、お互いにまだまだこれからやりたいことがあるという気持ちを高め合い、羽生さんのアイスショーにも内村さんが参加されるという、わくわくする企画があるそうです。羽生さんのアイスショーはとても見たいですが、チケットが手に入りそうにないので、せめて放映してくれないかと願っています。
「自分の道は自分で切り開く」 私にとってもお2人に共通した信念はとても自然に入ってきます。周りの力を借りながらも結局、判断するのは自分です。その情熱や強い思いが周りを動かします。今を精一杯生きていたら自分の後ろに道が出来る。そんな思いでこの道を辿って、今年48年目に入りました。前述のお2人はまだ、28歳と、34歳だそうですから、これからどんな生活になるか、楽しみですね。仕事、結婚、子育ての道も私には必要だったけれど、その先に自分の道を切り開き歩めてきたことはとても幸せだったと思います。
『芯体操』 は殆ど未知数の世界です。不思議な世界を体験した私のからだでしか伝えようのない体感を味わってきました。それを、長い年月をかけて少しずつ体系化してきました。それでも、この感覚を伝えることは非常に難しいことだと感じています。しかし、これでしかからだを変えることはできないので、何があってもめげずに頑張っています。
羽生さんが目指している、4A(4回転アクセル)は今シーズンに17歳のイリア・マリニンが成功して世界を変えました。でも彼は羽生さんが2連覇中だった、北京オリンピックで4Aに挑み、あと1歩のところまで近づいた姿を見つめていたのです。マリニンは、「彼が与えてくれたインスピレーションは多くの人が認めてくれていると思います」 「彼からインスピレーションを得たこと、彼のおかげで4回転アクセルを跳ぶことができたということを示したい」 と語っています。
不可能を可能にするには、いつの時代にも精一杯生きている人がいる限り伝えていくことができるのでしょう。僭越ながら、私も『芯体操』 をそんな思いで大切に伝えていきたいと思っています。
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2023年01月07日
「新年のご挨拶遅れまして申し訳ありません」
「新年おめでとうございます!」やっと、ブログでのご挨拶ができました。ほとんど毎週1回は書いていましたが、昨年は20周年を迎えたお祝いの会をなんとか企画したいと思い続けて過ごした1年間でした。コロナ禍の行方に右往左往しながら月日が経つという中で、何とか動き始めたのは毎月行うインストラクターの勉強会のレジュメ作りの時。なんとかスタートするために2021年の3月の目次に「20周年について」と載せてみました。それまでの5年ごとの記念日は毎回、12月にホテルでのパーティーを企画して大盛況に終えてきました。
それが、不可能になったのですから、全く初めての状況に直面することとなりました。そんな時にどうするかは、投げかけるというやり方です。何かを創り上げるためには、会議の初めに先ずは問題提起をするということ・・・2020年、2021年はどちらも春の2カ月ぐらいに自粛ということでレッスンを休止しました。そして2021年の自粛中の5月に 『パーフェクト』 が生まれました。
この曲が2022年の20周年に至るまで私達に夢と希望を与えてくれることになろうとは誰も予想していないことでした。後は、みなさんの12月の最終週を楽しんで頂けましたか?そうだったら嬉しいです!
新しい年に向かっていける元気があれば、また有意義な日々を過ごせるのではないでしょうか!「また5年先まで 芯体操がんばろう!」って誰かが言ってくださいました。今日は新年明けの3回目のレッスンは木幡教室でした。1回目は八幡教室、2回目は千里コスパよみうり教室でした。からだを動かせることはこんなに楽しいものなのですね!木幡スタジオは1,2レッスンに戻っての時間でしたが、みなさんの笑顔が溢れて身も心も喜んでいるようでした。
痛いところが治ればいいね。くよくよしないで楽しもうね。嫌なことを忘れたり、そうすれば、きっと良い方向に向かえるかもしれないね。しんどかったら、温かーいおかゆもいいかもしれないね。今日は七草がゆの日かぁ〜昔の人は本当に優しかったのかしら。
みんながみんな、幸せになって欲しいです。今日はこんな日記になってしまいました。今年もよろしくお願いいたします。
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2022年12月17日
身体と向き合うことの日々を想う
毎日色々なお教室、色々な人に出会い、色々な動きに挑戦し、色々な身体に出会う。こんな生活をしていると、自分の人生は何を求めているのか分からなくなるかと思う時がある。昨日までの身体に幸せを感じていたのに、今日の自分に戸惑いを覚える。リズムというものは不思議である。一人ひとりの感じ方は信じられないくらいに違う。何十分の一違ったとするだけで、世界は変わる。少しの違いであっても、天と地ぐらい違ってもおかしくはない。では、その違いをどう埋めれば良いのか・・・それは途轍もなく難しいことであるかも知れないけれど、案外と簡単なことかもしれない。
人間がつくり出す、音楽を聴くことでリズムを感じていたとしても、その音源には思い込みがあるかもしれない。メトロノームでつくり出す音と、自然の中で生まれる音には限りなく違いを感じているのかもしれない。私は色々なアーティストの曲を聴いてきたがその人の創り出すリズムや世界観で心に同化したものだけを自分の中に取り入れてきたように思う。一人の人間が絶対的なのではなく、自分自身が絶対的でもない。自分のその時々にある状態は全てのものにあてはまるわけではないのだ。
私の身体は日々変わる特殊な状況であるかも知れないが、だからと言っていい加減な人生とは思わない。『パーフェクト』の曲は、コロナ禍という特殊な環境の中で出会い、自然に作品として生まれたものであるが、和訳を知って作ったわけでもなく、アーティストが好きで彼の曲全てが好きであったわけでもない。そして、色々な動きを組み合わせて作った作品というわけでもない。しかし、この曲、振りは自分自身の中から湧きあがり、生まれたものだった。
多くの作品が残ったのを今、不思議な気持ちで振り返る。どれもが内から湧きあがって一連の流れとなり生まれたもの・・・リズムに合わせたわけでもなく、そのときの身体の状態が感じ取って動いていた不思議な感慨が残っている。身体のバランスを崩していた時も、長期にわたり床に就いていた時も、私は作品を創っていたことに驚きを隠せないでいる。「世界に一つだけの花」は、教室のレッスンの存続を願って、インストラクター、そして生徒さんのために届けたい一心で生まれたものだ。
今、20周年記念を祝うために当時の作品をいくつか挙げてみた中の一つで、今のレッスンの基本が見事にまとめられていることに驚きを隠せない。簡単な振りと思うかもしれないが、「骨を引き離す」 「関節をゆるめる」 「深層の筋肉を伸ばす」運動が見事に入っている。自画自賛ではなく、こういう不思議な出来事に改めて出会い、それを信じることができることに感謝の他無いと思える今がある。
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2022年12月11日
ビートルズ ジョン・レノンの曲 『イマジン』 に想う
1980年12月8日に、ジョン・レノンの殺害事件は起きた。アメリカ ニューヨーク市にある高級集合住宅ダコタ・ハウスの入り口において、マーク・チャップマンに銃撃された。レノンは妻オノ・ヨーコさんと共にレコード・プラント・スタジオから帰宅したところだった。享年40歳、私は健康体操を始めて夢中になっていた頃だ。その後、同じく一世を風靡したクイーンはコンサート・ツアー中、ジョンの代表曲『イマジン』 をカバーした。また1982年のアルバムでジョンに敬意を表し、フレディ・マーキュリーによる楽曲「ライフ・イズ・リアル(レノンに捧ぐ)」も発表している。
話は戻るが、『イマジン』 は、1971年に発表された同名のアルバムに収録されている。生前にジョンは歌詞の一部がオノ・ヨーコさんの詩から拝借したことを明かしており、2017年に本作がヨーコさんとの共作であると認定された。1975年に全英シングルチャートで最高位6位を記録し、1980年のジョンの死後に第1位を獲得した。
放送音楽協会は、1997年に「20世紀を代表する100曲」の1つとして『イマジン』を挙げた。2002年には、ギネスブックを発行しているギネス・ワールド・レコード社が「英国史上最高のシングル曲は?」というアンケートの結果クイーンの『ボヘミアンラプソディー』に次ぐ第2位を獲得し、2005年1月にカナダ放送協会は、リスナーによる投票で『イマジン』を過去100年の内で最も偉大な歌とした。
詩 『イマジン』
想像して 天国なんて無いと やってみれば簡単さ
僕らの下には 地獄もない 上にあるのは 空だけ
想像して すべての人々が ただ 今日を 生きてると
想像して 国なんて 無いと 難しいことじゃないさ
殺める理由も 死ぬ理由もない そして宗教もない
想像して すべての人々が ただ平和に 暮らしてると
君は思うかも 僕が夢想家だって でもそれは 僕だけじゃないんだ
君もいつか 仲間になってくれたら そして世界は一つになるんだ
想像して 何も所有しないって 君にもできるんじゃないかな
欲張ったり 飢えたりする 必要もない 人類はみんな兄弟
想像してすべての人々が 世界を分かち合っていると
君は思うかも 僕が夢想家だって でもそれは 僕だけじゃないんだ
君もいつか 仲間になってくれたら そして世界は一つになるんだ
多数のアーティストによるカバーバージョンが存在しており、これまでにマドンナ、スティービーワンダー、ジョーン・バエズ、レディーガガ、エルトン・ジョン、ダイアナ・ロスによってカバーされているそうだ。
オノ・ヨーコさんは 「ただジョンが、信じていることを歌った曲。世界はひとつで、国や人々の間に隔たりは存在しないという考えを、彼は世界中の人々と共有しようとしていた」と語っている。
今の世に彼のような人が存在していて欲しかったとしみじみと感じながら『イマジン』を聴いている。
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2022年12月04日
人生とは、始まり、過程、結果?
今までの自分を振り返ってみると、全て自分が選んで来ることができたのだろうかと考える。先ずはこの世に生まれたことは、自分の意志であったとは考えられないことであり、過程においては生まれ育った環境は、やはり自分で選んだとも言えない。勿論、その過程では、自分で判断したことは数限りないものだったことは確かではあるが、それがどうなるかまでは考えられるわけではない。「前を向いて歩こう。道なき道を一生懸命歩むことで、自分の後ろに道はできる」それが、私の信念であった。
そして今、私は『芯体操』 という道の途上にいる。身体にとって思いがけない展開に出会ったとしてもそのことは選んでなったわけではない。病院のお世話になるわけでもなく、身体が要求することにだけは、解答を求め続けることが自分の生きる源であったことは確かであった。しかし、その時さえも結果を予期せぬ状態であったことは否めない。
この芯体操20周年という年は、コロナ禍や戦争という大きな試練を受け、世界中の国々に波紋を広げている。なぜ今なのだろうか、誰もが望まないことなのに、起こってしまう。正しい解答は一つと思っている筈なのに、色々な考え方があることも不思議だ。と書いている今、インドネシアのスメル火山の噴火活動が活発になっているというニュースが入ってきた。地球規模で考えると決して他人ごとではないと感じてしまう。
ひと息於いて考える。『芯体操』はいつから始まり、今は過程なのか、結果は既に出ているのだろうかと・・・2002年に名前を発案したのだが、そもそもの始まりは幼い頃、山を走り回っていた、桜の木登りして遊んだ、高校でハンドボールでロングシュートを投げまくっていた、SW(その頃の呼び名)で毎日飛行機の重力を受けていた等々・・身体の感じ方はすでに引き合うことを知っていた。健康体操を初めて知った時から三点倒立、何年かして1点倒立を毎日していたなあって思い出す。そう!すべて「引き合い」だった。
沢山の動きも、内外国を問わず学んだことは、全てリズムで感じ、受け止めていた。
リズムというのは、本来自然が教えてくれるものなので、手足を動かして1,2とやるわけではないということは中々伝えられないことに気付く。若い頃に味わったことは身に付くかもしれないが、年齢を重ねても感じようとすれば面白くなる。それを追い求め続けることが夢と希望を持ち続ける秘策かもしれない。
結果は付いて来ると言うではないか。焦ることはないのかもしれない。今を精一杯生きることが始まりの結果に至るように生きようではないか!それが自分の人生になるのだから・・・
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