2022年02月12日
頑張ったね!フイギュアとスノーボード
オリンピック開幕!2022年2月4日〜2月20日の期間に行われる数々の競技もなかなかテレビ観戦することができないけれど、朝の新聞が面白いです。日本勢がメダルを取った時は1面からスポーツ欄にでかでかと載ります。その取材内容が人によって話題の焦点が様々で、実際に見なくても非常に興味深いです。
2月10日、待ちに待ったフイギュアスケート男子フリー、これだけは見ようとテレビの前にくぎ付けになりました。羽生結弦さんは、氷の穴にはまって大事な最初のジャンプを失敗し、ショートが8位と出遅れたためフリーは第3グループでの演技となりました。この時から4回転アクセルへ挑むことの是非に、見ている私も複雑な気持ちになるほど辛かった!
彼は果敢に戦ったが、着地できませんでした。しかし、公式に4回転アクセルの回転自体は認定されたということは良かったですね。普通に見ているとこけて失敗に見えたのですが、スローで見ると左足が着地していました!それまでは両足で回転不足だったのですが明らかに挑んでいる姿を見せてくれたのです。ネイサンチェンが優勝、18歳の鍵山さんが銀メダル、銅メダルが宇野さんでしたが、8位から徐々に順位を上げ、羽生さんは4位になりました。これって、本当に良い結果だったと思います。ひとつのドラマの完結だったかもしれません。そのことが、羽生さんのスケート人生の集大成となる足跡を残されたのだと思えるからです。チェンさんの次の2位でもなく、鍵山、宇野さんを次代に繋げるためには宇野さんの銅メダルが必要だったと思えるのです。
また、11日のスノボ男子HPでの平野歩夢さん(23)の金メダルは最高でしたね!あと1歩のところで手が届かなかった金メダル、4年間チャレンジしてきたことを、ついに達成できたという充実感が漂っていました。自身だけしか成功させていない大技「トリプルコーク1440」の説明に、私が驚いたのは、ワインのコルク抜き(コークスクリューのように縦に3回転しながら、横に4回転(1440度)することからそう呼ばれるという言葉。正しく芯ですね!
羽生さんの4回転アクセルがそうであるように少しでも軸がぶれたら失敗になってしまう、そんなことを芯体操のレッスンで感じて使っていた「ワインのコルク抜き」の例えは世界でも使われていたことに驚きと喜びを感じたのでありました。
そして、五輪王者3度のホワイト(35)さん から祝福された歩夢さんの笑顔が素敵です。何かフィギュアの世界とダブるものがあり有意義な2日間でした。
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2022年02月05日
北京オリンピック開幕!
コロナ厳戒のもと昨日(21時よりNHKで放映)、北京にて開幕されました。昨夏の東京オリンピックに引き続き、世界中にコロナ蔓延の中でまたまた実現されるとは、凄いですね!東京五輪の開会式は、あまり見ていなかったのですが、今回も始まりだけでという思いで見ていましたら、その演出、構成などに惹かれて最後まで見てしまいました。
コンピューターを駆使した映像で次々と展開される表現が素晴らしく、大変な時期によくここまで完成されたものだと拍手したくなりました。中国に対してあまり良い印象を持っていませんでしたが、日本の開会式を振り返るととても残念な思いがしました。今回は子供たちの起用が要所、要所に使われていました。軍の歩行訓練の鍛え方などを見ると、からだ使いに問題を感じていましたが、子供たちが一糸乱れず揃っても、あのしなやかなからだの動きや、笑顔、衣装に至るまで、日本の子供たちにはない素晴らしさを感じ、近頃の世界の情勢から垣間見る、「洗脳教育」?ではここまでは育たないよねって不思議な気持ちになりました。
日本の小学校では運動会のダンスぐらいしか見たことはないのですが、やはりプロの指導を受ければ少しは良くなるのかな?バレエの発表会でも、先生次第で違うようです。おっと!話が脱線しちゃいました。この素晴らしい祭典も新型コロナウイルス対策で五輪関係者と外部との接触を遮断する「バブル方式」を東京大会以上に厳しく運用しているそう。開会式に招待された外国メディア関係者は、3回のワクチン接種と、48時間以内の2回のPCR検査を義務付けられ、4日当日は式典開始の8時間以上前から、バスなどで缶詰めにされたとのことです。
私がこうしてゆったり楽しめるのも、休息させて頂いているお陰様ですね。今はまだ車の運転が辛いかなと思っています。マツダのCX5ですが、ちょっと運転し辛くて今まで、三菱のパジェロ、トヨタのプラド、同じくトヨタのアルファードと大好きな車ばかりでしたが、アルファードを乗り換えるときにどうしてもデザインが(前面の顔)が気に入らず、初めてマツダの車を選びました。ところがどうしても乗りにくくて、次は良いのがあるようにと祈っています。車は大切なマイルームです。
からだも動きたくて音楽を聴いていますとからだが芯体操をやりたいっていいます。折角の休息中にもう少し落ち着いて整えたいと思います。みなさまを思い出しながら、楽しめる動きをさらに研究し、高めていきたいと思っています。
待っていてくださいね!
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2022年01月29日
毎日が濃厚・・・接触のお話ではありません!
生きている空間が…空気が濃厚なのです。なんと説明すれば良いのか分かりませんが、今までは、呼吸法を行いながらの中を動かせてしっかりとしたからだの機能を働かせることを目標にしていました。勿論、そのためにもしっかりと芯体操を伝えねばと考えていました。課題が難しいほど、その思いが大きくなり説明が多くなります。そして、どんどんジレンマに陥っていたと思うのです。
今は、自分のことに集中できることは、時間がいっぱいあるということに思えます。気持ちが落ち着き、自分のからだの存在に気付きます。自然にたっぷり息を吸って思うことだけに集中できると自然に息を吐いています。つまりは、吸って、吐いてではなく自然に呼吸しているので、とても楽なからだになっているわけです。時間に追われることもなく、たっぷり時間を過ごすことができています。
忙しいということはずっと昔から忙しかったけれど、恐らくこの大気中に生きるという感覚は忙しくするのではなく、いかに集中して落ち着いて呼吸できるかということかなと今なら分かります。最近の私は、その空間を失くしていたようです。高校生の頃から、体を動かすことが好きで、好きで嬉しくていつも笑顔いっぱいでした。しかし、40代後半の頃に私は試練を与えられ、不思議な体験をして、からだを知ることになりました。
例えば、伸びやかなからだが突然バランスを崩して、歩けなくなるということは生まれたての赤ちゃんが成長する過程と同じことをやり直すことが人間には備わっているのかもしれないと気付きました。泣いたり、笑ったり、骨や筋肉の繋がりを学びながら出来ることを増やしていく…正しく私は「輪廻転生」で生まれ変わりながら生きているのかもしれないのです。
脊柱の「生理的弯曲」と言われるように背骨は真っすぐではなく側面から観察すると頚椎と腰椎は前方に弯曲し、胸椎と仙骨・尾骨は後方に弯曲します。これによって人間は、よくも悪くも間違ったからだ使いをしてしまう要因ともなります。赤ちゃんが生まれてから立つまでの過程が、見事に芯体操で辿っている身体づくりであるかもしれません。
書き始めたら書きたいことがいっぱいです。芯体操だよりでも続きを書きたいと思います。お休みを頂いて今、味わっている世界のこともすっかり途中になりましたが、少しずつまとまってくると思います。楽しいお話になりそうです。待っていてくださいね。
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2022年01月22日
しばらくのお休みを
実は私、 昨年末にお休みさせていただこうかなと考えていました。お正月休みを利用して日数は少しで済むようにと思ったのです。昨年の自粛に至る葛藤や、毎日の車の運転とレッスンを2回に分けたりギリギリの状態で頑張っていました。
新しい運動は、毎月の勉強会でインストラクターのみなさんに伝えるという課題もあります。しかし、こういったことは日常のレッスンにおいても時間をかけてみんなで楽しみながら歩みたいという思いが大きいです。そんな折にノーハウだけが空回りするといったストレスになり、長年のメンテナンスを整えなければという気持ちに駆り立てられるようになりました。
勿論、芯体操があるからこそ無理と思うこともやれてしまいます。レッスンを始めると、とても元気になりエネルギーが湧いてきます。私のなったことを考えますと動きをセーブしないといけないのですが、実はストレッチでも何でもやればものすごく出来ます。ここに至るまでにそれまでの自分がつい、動いてしまうのでしまった!というのもあとの祭りで、また整うまでが大変でした。模範を見せたいという思いがありますが、グッと堪えることが多いです。指導者として申し訳ないのですが、運動はからだを知り尽くしたからこそ動きの成り立ちと効果が分かるのです。みなさまのからだが変わる喜びや、サポートすると優しい気持ちになり幸せをもらいます。だからこそ休めないと思いながら日々過ごしてきました。
勿論、ここに至るまでには歩けないからだを歩けるように、歪んだ脚の骨を伸ばしたり、(初期の芯体操が坐骨乗りから始まったのも関節を緩め、骨の歪みを整え骨盤を矯正する)、骨盤と背骨が繋がらなくなったからだに筋肉を生み出しながら繋いだり、ブレた軸(芯)を矯正したり色々な闘いに時間を費やしたこともあります。でも、こうして何とか生きられる今こそ人間らしく心とからだを癒す必要があると感じましたので年を越しましたが、暫しのお休みをお願いいたします。
コロナ、オミクロン株など感染者も増えています。様子を見ながらですが、2年間自粛経験もある芯体操です。3年目も「からだが勝つか」、「心が勝つか」!みなさまと共に状況を見据えながら頑張って乗り越えたいですね。
【体温・マスク・消毒をしっかり守りましょう!】
無理はしません。楽しんで頂ければ嬉しいです!よろしくお願いいたします。
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2022年01月16日
【女子野球部に注目!】
コロナ禍、少子化の時代に、朝の新聞にこんな見出しが・・・なんと!女子野球部が5年で倍増したというお話でした。全国で高校女子硬式野球部の創部が相次いでいるらしい。昨夏に甲子園で全国高校選手権決勝が初開催されるなど注目が高まり、増加を続ける女子選手の受け皿が広がっているとのことです。昨年と言えば、高校野球そのものが開催を危ぶまれていたのでは?・・・拙い私の記憶にも残っていなかったのに、女子の硬式野球が甲子園に???
本当に認識不足でありました。硬式野球では、女子は中学まで男子とプレーできるが、高校では日本高校野球連盟の規定により、体格差による危険防止の観点から男子野球部での公式戦出場が、認められていないのでプレーの場が限られていた。なるほどねー、私立の8校(4県)が新たに誕生し女子野球部があるのは33都道府県になったそうです!
共学化する学校が「ジェンダー平等」を重視して創部する例もあるそうです。さらに、全体の部員数も、15年度の698人が21年度は1320人に増え、少子化の中で部員数が増える要因に「裾野の広がり」を挙げています。各地に女子学童チームができ、全世代の競技人口は15年度の1519人が21年度には2533人まで増加。
女子ソフトボールが、東京オリンピックで13年前の北京大会以来の金メダルを獲得したのは記憶に新しいですが、上野投手初め本当によく頑張りましたね。しかし今回は、硬式野球というのですから驚きですがそうした方々の努力の賜物ではないかと思います。第二次世界大戦の頃は、「ジェンダー平等」には程遠かった時代ですが、隔世の感があります。
思い起こせば私も高校に入学したときに、ハンドボール部に入部しましたが、それまでは知らなかったスポーツでした。3年生の方が、部員が5名しかいなくて試合に出られないと、勧誘に来られました。中学にもバスケットボール部やバレーボール部はありましたが、ハンドボールは全く未知のスポーツでした。これもまた運命かなと思いつつワクワクしたのを思い出します。男子部はあったのですから、『芯体操』といい、いつも時代の変遷を経ていたのかなと思います。声を掛けられた私が友を誘って、その年から試合に出ることができたのです。
その頃も強いチームは私学で厳しいコーチが付いていました。公立高校では、自主的練習で悔しいことも多く残念でしたが、自己流でもとても楽しかったです。
今日は、1つの記事から色々なことを考え、思い出す1日になりました。
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2022年01月09日
お別れは 寂しいけれど
今日は、Tさんのお家にお邪魔して、お線香をあげ、お参りさせていただきました。
息子さんがお2人で迎えてくださいました。3日間ほど息子さんがTさん宅に来ておられることを知り、連絡させてもらい、束の間の再会が叶いました。生前の、にこやかな笑顔のお写真が飾られて、亡くなられたことが嘘のように感じています。
めったに休まれることがなく、私がレッスン日の公民館前の駐車場に車を止めている時間に来られることが多く、「おはようございます!」と元気に挨拶していただくのがとても楽しみでした。笑顔いっぱいにお話されるお姿が今も、目に浮かびます。入会された日が、2011年の9月22日と残っていたのですが、2021年9月までお元気に通っていらっしゃいました。丁度、10年間になるのですね。
10月からお休みされ、お友達から「早くレッスンに戻りたい」とか、元気なご様子を聞いていましたので、一瞬信じることができなかったぐらいです。ご本人はもとより私も早く膝も治され、歩き続けられるようにと願っていましたので、そのお気持ちの強さに感嘆するばかりです。
そして今日、お家を訪問したことで、その生き方に触れることができました。たくさんの弔問客を迎えられ、お部屋にはTさんの手作りの作品や、お写真など、その足跡を感じさせる心地良い空間があり、息子さんたちもさぞかし驚かれたことでしょう。Tさんがとても充実され、楽しんで生きられていたと思えました。
色々なことにいつもひたむきに臨まれ、私は芯体操に向き合うTさんしか知りませんでしたが、その空間にいても、心から楽しまれ、誰からも声掛けされる性質はどの場所にいられても愛され、息子さんの「苦しむことなく穏やかに逝きました」というお言葉に凝縮されているように思います。
自分の生き方は、亡き後に自分の存在感が残る世界をいかに持っていたかということかもしれませんね。その方がきちんと片付いた、居心地の良い場所で生きられることってとても幸せなことだなと教えてくださいました。
もうお教室で会うことはないのだと思いつつ、これからもきっと、Tさんのいらした場所に居続けられるような気がします。そして、私達が一生懸命にレッスンしていたら、安心して満天の星になって微笑んでくださるような気がします。
芯体操に来ていただき本当にありがとうございました。・・・・・合掌
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2022年01月01日
明けましておめでとうございます
昨夜大晦日の夜、突然の雪が・・・夜も更けているのに孫2人は庭に出てはしゃいでいます。この地域の積雪は非常に珍しいことですが、北陸などはかなりの積雪量らしいですね。ところで、孫達は昨日のPM4時前頃に到着しました。雪が心配で迷っていたようですが、一大決心だったようです。しかし、家を出るときには冷蔵庫が空っぽになっていたそうだから、笑い話ですよね。
その代わりに我が家では来るか来ないか分からなかったので、それまではちょこちょこ買い状態であり、全く予定が立たず冷蔵庫が結構満杯になっていました。昨日に来るらしいとの情報でスーパーで取り敢えずの買い物をしましたが、ぎりぎりまで何のお料理か決まらなかったぐらい材料だらけになっていました。これは、笑い話どころではありません。結局大晦日は、かさ高い野菜を使ってお鍋になりました。
日頃2人暮らしなので、作る量が把握できてなくて、6人分でも大して減らないものですね。孫たちはよく食べるのですけれどね。今朝のお雑煮は慎重に考えて作りすぎなかったのですが、伏見の料亭「魚三楼」で注文した三重のおせちもなかなか減らないものです。母が生前元気な頃は、母の作るお料理に甘えっぱなしでしたが、いつ頃からかホテルなどのおせち料理を頼むようになりました。
しかしコロナ禍の2年間の内に、大切に利用していたホテルが営業終了され他のお店のおせちを頼みだしていましたが、今年を最後にしても良いのかなと考えるようになりました。やはり、コロナやオミクロン株が冷めやらぬ状況の中で、恒例のお正月そのものの価値観が変わってきたのかと感じています。極端すぎるかもしれませんが、お雑煮そのものが今朝用意しながらも今までのわくわく感がなかったのです。白味噌のお雑煮はとても好きで時々食べたくなることもあります。でも、両親が亡くなるまでのお正月は、楽しみも格別でした。
小さい頃の思い出があるからこその色々な行事が楽しみでした。今、こうして長女一家との想い出は、未知数ではないかと思います。我が家は毎朝、朝食はパン食でフルーツやヨーグルトなどが中心ですし、お正月もこうしてぎりぎりまで一緒にとはいかなくなると、形式は随分違っていくのかなと感じています。
除夜の鐘も廃止と聞きましたが、理由はうるさいからとか・・・京都は特にお寺が其処彼処(そこかしこ)にあり、小さい頃から年末の除夜の鐘が鳴ると外に飛び出して108つを数えたりしました。世界を揺るがす出来事は大きく地球規模で変遷していくのでしょうか。一杯の珈琲を飲んで落ち着いて考えますね。
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2021年12月26日
休日の過ごし方 色々なこと
昨日で今年最後のレッスンを、木幡スタジオで終えることができました。クリスマスなので欠席が多いのかなと思っていましたが、殆どの方が出席され楽しい時間を過ごすことができました。オミクロン株の心配も出ていますが、20,21年と自粛期間は最小限に抑えながらも、一生懸命乗り越えて今があります。みなさま、共にご協力して頂きありがとうございました。
まもなく今年を終えますが少し早めにお休みに入ったお教室もあります。そのおかげでやっと2年間に亘る日々を癒され、思い出すことで緊張が緩み、安堵することができています。今までの日曜日などではなく、本来の英気を養う元気が頂けるように思います。以前に芯体操だよりで書いたことがありますが、「去年今年(こぞことし)貫く棒の如きもの」という虚子の作を思い出しました。見ると2004年、芯体操創立の2年ぐらい経った頃の新聞でした。
希望に燃えて迎えた新年の頃の想いが伝わってきます。そう、あれから色々なことがありましたが、好きなことを続けられることはとても幸せです。みなさんのからだが変わり人の心が少しずつ温かくなる様を感じることが嬉しいです。
少しでも人間が変わることで世界中の幸せも大きくなれたらという思い、こんな思いで生きている人もいっぱいいるのですものね。このタイミングで2つのお店に行く機会がありました1つは、福知山の「足立音衛門」、栗のテリーヌなどで知られたお店、何十年も前に長男が送ってくれた栗がいっぱいのケーキにはまってしまって以来、福知山の本店に行くようになりましたが、今回は令和2年に福知山市立佐賀小学校の廃校後に創られた「里山ファクトリー」に初訪問してみました。
自然豊かな山里にある小学校が地域と企業がそれぞれ自立し、お互いの人と地域が心に豊かさを生む場所になるように創られたものです。音衛門は製造、販売、商品発送の拠点として利活用するというプロジェクトを立ち上げたのです。小学校
でお茶とケーキを楽しめるようになっています。
2つ目は、クラブハリエ「八日市の杜(もり)」。東近江八幡市にある新店舗です。日牟禮(ひむれ)八幡宮店、たねやクラブハリエ近江八幡店、フードコートラコリーナ店などはよく行っていますが、ここは初訪問!緑に囲まれた天井が高―い素敵な空間でした。ここにしか売っていないチョコバームはちよっと温めると真ん中の穴からとろっとチョコレートが・・・楽しい休日になりました。
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2021年12月19日
2021年から「未来への展望」
昨年から今年はコロナとの闘いの日々が続きましたね。芯体操にとってもこの2年間に2度のレッスン中止は大きく、強い気持ちでなんとか乗り越えてまいりました。今年5、6月のお休みは、昨年の自粛からやっと立て直してきたことを思うとまた、からだが衰えるのではないかととても心配でした。しかし、昨年の実技でのお便りなどが功を奏し、みなさまのお家体操を支えることができたように思います。
自粛中にエド・シーランの「パーフェクト」を毎日聴きながら、呼吸法を繰り返すことで大きな進展がありました。心もからだも癒され、再会できれば一番にお伝えしたいという作品が生まれました。そしてさらにこのアルバムから次々に突き動かされるように色々動きが湧いてきて、7月からのレッスンがとても楽しい時間となりました。
毎月の【インストラクター勉強会】で、呼吸法・ストレッチ・体幹を鍛える・リズムなど、コロナに負けない気概を育むことができました。私達は正しく芯のある身体を求めて気持ち一つで前を向くことができました。音楽の効用はとても大きいです。新しく始められた方は、ダンスを踊ってきた歴史はご存じないと思いますが、何百枚というCDの枚数が物語るようにそれぞれの楽曲は私の宝物です。
その流れは時代をも感じさせられます。私の生きざまそのものが一人ひとりのアーティストの恩恵を受けてきました。エンヤ、サラ・ブライトマン、マイケル・ジャクソン、数え切れない人たちの人生の影響を受けながら自分自身も何らかで貢献できているのだろうかと問いかける日々・・・・・「エルトン・ジョン ロックダウン・セッションズ」のアルバムの1曲目のエルトン・ジョン&デュア・リパの「COLD HEART(コールド・ハート)」が好きです。私達世代の人が若い人とセッションしたり、世界中を席捲しているなんてすごいエネルギーを感じます。
以前の私は、タワーレコードに行っては何回も聴き続けて好みの曲を探し出すことを繰り返していました。その曲が日本で流行りだす頃には振り付けて舞台で発表していたということが多々ありました。今はYouTubeで簡単に世界中の歌や踊りの映像が手に入ります。何という時代になったのでしょうか。タイにいる長男の娘は小学生ですが、英語で歌いながら踊っている動画を送ってくれます。
早い時代の流れです。コロナで経済が行き詰っている間に、別のジャンルで稼いでいる人達が多々生まれているのでしょうね。
もうすぐクリスマス!ワムの 『ラストクリスマス』で楽しみましょう!ホッとしますね!
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2021年12月12日
難民を守る。難民を支える。UNHCR
先日、千里中央のコスパレッスンを楽しく終え、4階から1階までエレベーターで降りました。このビルの1階にはスーパーマーケットがありますが、その前にいつもはないコーナーがあり何気なく立ち止まると、笑顔の男性が話しかけてくれました。最初は、何かなぁーっていう感じでしたが「国連難民サポーターのご案内」で、毎年芯体操でチャリテイーを行いお送りしているユニセフ募金の関係かと思いましたら、国連UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)協会という組織であり日本における公式支援窓口なのだそうです。
毎月\3,000の寄付を申し込みました。難民の問題は今、世界的な問題になっていますのでとても案じていましたから思わず即決してしまい後悔の念にかられました。と、言いますのはカード決済でカードナンバーまで教えたことに一抹の不安を覚えたのです。善意の心も脅かされる事件が増えているからでしょうか。
路上での出来事なら気持ちも落ち着かなかったかもしれませんが、そこはイオンが管理しているとのことで電話をしましたら責任をもって許可しているとのことでほっとしました。もう一度案内所を通りましてかの男性に素直にちょっと、心配になったことをお話すると、初めて色々手短に説明してくださいました。急いでいたので簡単に申し込んでしまったので、反省です。納得して申し込まねばと・・・・
みなさまの大切な募金は、しっかりした団体なので、ご安心くださいね。前置きが長くなりましたが、深刻化する活動資金不足がコロナ禍でさらに加速し難民の危機が迫っています。アフガン難民の大多数が逃れているパキスタンの移住地には、1979年のソ連侵攻以来住み続けている人も多く、国際社会からの支援の不足は、小さな子供たちの世代にも深刻な影響を及ぼしています。
ミャンマーの混乱した映像も脳裏に焼き付いていますが、食料、医療、教育も限られた中であり、教育ということも日本からの支援で難民キャンプを出たら大学に行き「難民のために役に立ちたい」と考える人も出ているそうです。世の中の情勢は遅々として進まないですが、少しでも苦しむ人が救われる世の中にしたいですね。もっともっと支援の輪を広げていきたいですね!
私にできることはやはり、からだを通してお伝えすることと、レッスンができる空間を必死の覚悟で提供できるように、厳しい状況ですが、頑張っております。
夢と希望を持ちながら笑顔の絶えない毎日が続きますように願っています。
URL http://www.shintaisou.jp
毎月\3,000の寄付を申し込みました。難民の問題は今、世界的な問題になっていますのでとても案じていましたから思わず即決してしまい後悔の念にかられました。と、言いますのはカード決済でカードナンバーまで教えたことに一抹の不安を覚えたのです。善意の心も脅かされる事件が増えているからでしょうか。
路上での出来事なら気持ちも落ち着かなかったかもしれませんが、そこはイオンが管理しているとのことで電話をしましたら責任をもって許可しているとのことでほっとしました。もう一度案内所を通りましてかの男性に素直にちょっと、心配になったことをお話すると、初めて色々手短に説明してくださいました。急いでいたので簡単に申し込んでしまったので、反省です。納得して申し込まねばと・・・・
みなさまの大切な募金は、しっかりした団体なので、ご安心くださいね。前置きが長くなりましたが、深刻化する活動資金不足がコロナ禍でさらに加速し難民の危機が迫っています。アフガン難民の大多数が逃れているパキスタンの移住地には、1979年のソ連侵攻以来住み続けている人も多く、国際社会からの支援の不足は、小さな子供たちの世代にも深刻な影響を及ぼしています。
ミャンマーの混乱した映像も脳裏に焼き付いていますが、食料、医療、教育も限られた中であり、教育ということも日本からの支援で難民キャンプを出たら大学に行き「難民のために役に立ちたい」と考える人も出ているそうです。世の中の情勢は遅々として進まないですが、少しでも苦しむ人が救われる世の中にしたいですね。もっともっと支援の輪を広げていきたいですね!
私にできることはやはり、からだを通してお伝えすることと、レッスンができる空間を必死の覚悟で提供できるように、厳しい状況ですが、頑張っております。
夢と希望を持ちながら笑顔の絶えない毎日が続きますように願っています。
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2021年12月04日
日々 鍛錬すること
からだについて考えてみると先ずは芯体操と言いたくなりますが、本当はどんなことでも良いから毎日できることからはじめましょう!日常生活の中で動いているときに常に意識を持つことが大切です。右利きであれば普段右で行うことを左でやってみると、なんて鈍臭いのか、笑ってしまいますね。骨折や捻挫などはなるべく利き手、利き足にしてくださいね。そうすれば、使わない手足が鍛えられます。
なぁんて、言っていますが、みなさま こけないように充分気を付けてくださいね。
残念なことに失敗をやらかしてしまった方が若干名いらっしゃいますが、決してやってはいけないことですが、それもまた学びの一つにしてしまいましょう!そこで芯体操の教えが数多(あまた)ありますので早い復帰、あるいは休まないで治療していきましょう!ぜひ慌てないでじっくり向き合っていきましょう。
芯体操を行いながらしなやかな筋肉を目指してくださいね。「パーフェクト」の呼吸法をしっかり身につけることで、歪み、縮みを改善することができます。こけるということは、からだに強い衝撃を与えることになるのです。どんなケースの場合でもそれを念頭に置き、医師の話をお聞きしてご自分で判断してください。そのまま時間経過をみておくだけの診察なら、芯体操をしながらしなやかな自由なからだづくりを始めた方が早く治るからです。
そんなことも想定しつつ最近の芯体操では、以前から掲げている3か条をかなり繊細な部分まで改善していこうと思っていまそこんなとも想定しつつ最近す。お腹と胸の引き合いで全身の筋肉をつなぐことで 「関節を緩める」 「骨を引き離す」 「筋肉をしなやかに伸ばす」この言葉をスローガンに、からだに芯を通し、バランスの良い骨格を実現します。
今年最後の体操だより216号に、「わかるということは、わからないなと思うことだと思います」という言葉が載っています。わからないことを知りたいという思いがからだとのお付き合いの第一歩なのではないでしょうか。何となくポーズをまねているだけではなく、深く追求する気持ちで取り組めばからだが驚くほどの進化を遂げてくれるでしょう。
みなさまと共に笑顔で平和な世界が来ることを願いながら・・・今日も精一杯!
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2021年11月28日
束の間の逢瀬にわくわくする?
逢瀬(おうせ)って言葉は、男女に使われることが多いそうですが、長いコロナ禍の中で、この2年間で、昨年私の母の葬儀にお式だけ参加し、とんぼ返りで殆ど話せなかった長女家族の内、長女と2人の孫から、26日金曜日、突然に「今日行っていい?」との連絡が入りました。メールのやりとりはあるものの、本当に久しぶり!
来たがってはいたのですが、やはり状況を考えると無理な状態でした。今回はなんと感染者が毎日減少しており、京都も0の日があるほど全国的に減っていたので来たがっていた子供たちを受け入れることにしたのです。しかし、我が家に着いたのは3時間で来られる筈が、工事などで渋滞がひどくなんと、翌日午前1時を過ぎていました。
土曜日は朝から2レッスンの木幡教室ですが、寝たのは午前2時を過ぎていました。しかし無事に着いたのでほっとしました。月曜日からのスケジュールを考えると、もう日曜日には帰らなくてはならないですが、よくぞ会えたなと有難く思っています。
最近突然、南アフリカなどで検出された新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」が世界保健機構(WHO)から最も警戒レベルが高い「懸念される変異株(VOC)に指定されました。欧州でも初めて感染が確認され、地域を超えてすでに広まっている恐れもあるそうで世界中で緊張感が高まっているようです。
私達は、急に感染者が減ったことも何が原因か分からずでしたが、やっと対策を取るお店も増えているのとあくまでもマスク、体温、消毒の徹底が行き渡ってきたことや、ワクチン接種も増えたことなどで少し安心できるようになった矢先です。そのタイミングで家族と会えたことは大きな安堵と喜びでした。長女の忙しい中、車で往復する決断がなければ、実現できない状態になったかもしれませんでした。
長男の日本でワクチンを接種するという判断も1か月以上かけての決断でした。タイの状況も大変な時期でしたが、それぞれの行動力によって実現できた再会だったと今さらながら身に染みます。本当に大変な世界の危機的な状況の中、オリンピック開催実現や、日々の生活に困窮している方々も多いと思いますが、早く世界の平和が訪れないかと祈る毎日です。
今日、「芯体操だより216号原稿」を印刷会社に送りました。12月に入りましたらみなさまのお手元に届きます。楽しみにお待ちくださいね!
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2021年11月21日
唯一無二の二刀流とは?
渡米4年目の「二刀流」大谷翔平選手が、今季の米大リーグ最優秀選手(MVP)に満票で選ばれました。投手でチーム勝ち頭の9勝、打者で46本塁打、26盗塁の好成績を残しました。大リーグ機構の公式歴史家、ジョン・ソーン氏は 「1800年代まで遡れば、二刀流は珍しくなかったが、大谷ほどのパワーとスピード、さらに球速161キロを投げる能力を持った選手は唯一無二だ」 と断言しています。
さらに彼の凄さをソーン氏は、「分業、専門化で進化してきた米国野球のトレンドを打ち破ったことが何より偉大だ。この世のものとは思えない」と絶賛しました。現実離れした二刀流は、代償として体への負担が大きくなる。しかし、大谷選手の欠場は今季162試合のうち4試合だけで、エンゼルスのジョー・マドン監督は「彼は燃え尽きることなく、輝き続ける」と来季以降の活躍も確信していると言います。
「一投一打にかける集中力や野球への愛情がすさまじい」「どんな時も毎日を楽しみ、笑顔でユニホームに袖を通す」等々、周りの人たちは、大谷選手の人柄を絶賛しています。彼は、電話による日米メディアとの記者会見で、「満票で取れたのはすごくうれしい。イチローさんがMVPを取った時も(テレビで)見ていたし、大リーグに憧れるようになった。そういう選手がまた出てきてくれるのを楽しみにしている」と子供たちにエールを送りました。
冬季オリンピックのスノーボードで2大会連続の銀メダル、スケートボードで東京オリンピック出場を果たした「二刀流」 平野歩夢選手(22)は半年後の北京オリンピックを目指します。大谷選手のように自由に羽ばたく若者たち。
二刀流は「秋」を」知りません。挑戦の「夏」が終わると、勝負の「冬」へ!
「最近思う。人は色んな負荷が、かかればかかるほど身軽になるんじゃないかって」
平野歩夢選手のそんな生き方も 然り
「不可能という言葉はない」
私の感じていることを そのまま実現している人がいるんだということ
スポーツ体型について 日頃考えることは しなやかなからだであれば「二刀流」は可能であるだろうということ 型にはめないということ
「芯体操」の目指していることはそんなことなんだなって改めて感じる
若くてもそうだったように 年を重ねても そんな生き方をしてみたいと思う
大谷選手だって 歩夢選手だって きっと心が自由なんだよなぁ
そこにいるから 幸せ しあわせだから笑顔になれる
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2021年11月13日
言葉が教えてくれること
先日、録画していた「逆転人生」という番組。大きく下降する暗めの矢印がUターンして真っ赤な矢印となり上昇する見事なタイトルの表現に、まずは元気をもらえます。
その日の出演者は、秋田で大人気のヒーロー「超人ネイガー」を生み出した海老名保さん。幼い頃からヒーローになることを夢見ていた海老名さんはプロレスの世界へ。しかし、大けがをして夢破れてしまいます。その後縁あって、地元で開催されるヒーローショーを引き受けるも大コケ・・・。人生のどん底で力になってくれたのは、ふるさとを愛する人たちでした。秋田弁を使ったり、名物のきりたんぽを剣にみたてたり、幾多の失敗を繰り返しながらも東北大震災の被災者の方々に笑顔を生み出したり、コロナ禍の救世主にもなっています。
ヒーローとは? という問いかけに
「逃げるな 負けるな 屈するな あきらめるな」
「人のため 世のため 世界のために闘う」
「自分のことだけじゃなく みんなのために」
こんな言葉が 返ってきました。乗り越えてきた方の精一杯の想いが言葉になりました。
「守破離(しゅはり)」 という言葉が、茶道で言われます。「伝統を守り、見直したうえで、いろんなことに挑戦する」と考えられています。古さの中にある良さを再認識しながら、失敗を恐れず取り組むことで後悔しない生き方も問われているのです。
「一期一会(いちごいちえ)」 これも、茶会の心得として 利休の弟子宗二(1544〜1590)の「山上宗二記」に「一期に一度の会」とあるそうです。
この言葉は私の座右の銘としていることは以前にも申しましたが、20歳の頃、全日空の当時の社長から頂いた訓示がこの格言だったのです。それは、多くのお客様に対して、その日に搭乗された方は1回限りだと思って精一杯心を尽しなさいという教えだったのです。
それ以来、健康体操の道から芯体操に発展した今も、この気持ちが変わることはありません。1回限りの大切な瞬間の出会いが、何と何十年も続いている方もいます。それでも、今日という日を精一杯大切に過ごしたいという思いで生きています。
心に残る言葉との出会いが、私の心の玉手箱に増えていきますように!
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2021年11月07日
正しい姿勢
今朝の朝刊に面白い記事が載っていてふと目を止めました。何故かと言えば、日頃から芯体操のレッスンで、芯のある身体について話すときによく持ち出すことをズバリ書かれていたからです。芯があればからだにまとう布が流線となってとてもきれいだということを仏像に例えて話すのですが、奈良や鎌倉の大仏が浮かぶときは自分で言っておきながら思わず首を振ってしまうのです。
大仏のからだにまとう布は確かに流線になっているのにそのからだは大きく太ったからだです。私の描いている仏像は、例えば薬師寺に祀られている観音像「聖観音像」などであり、とても美しい姿として有名です。しなやかな召し物をまとい、思わず惹きつけられます。だから、「仏像なのに何故あんなからだなんでしょうね?」ってぼやいてしまうことしばしばだったのです。
「引用してみますと、〈かまくらや御ほとけなれど釈迦牟尼(しゃかむに)は 美男におはす夏木立かな〉。 鎌倉大仏の端正な顔立ちを歌にしたのは、与謝野晶子である ただし、顔はハンサムでも姿勢に緩みがあるといわれてきた。なぜかうつむいて、猫背になっている。一説に鎌倉時代に仏像を猫背にするのがはやったといわれるが、くわしいことはわかっていない。正しい姿勢というものは、仏像の世界にはないのだろう 目上の人にあいさつしたり、机に向かったり・・・。あるいは様々な武道や競技に正しい姿勢というものがある。」
そして、山梨県の遊園地「富士急ハイランド」で起こった事故のことを書かれていました。利用客が相次いで首などを骨折した件ですが、私もそのニュースには非常にショックを受けていました。遊園地での乗り物がどんどんエスカレートすることに、一抹の懸念を抱いていましたが、第三者委員会が「正しい姿勢を取ること」などの注意喚起に改善の余地があったとする中間報告をまとめたと書かれていたことには日頃、ジェットコースターや逆さ吊りになる遊具に恐怖を感じていた私は、大きなショックを受けました。筆者の「正しい姿勢をとらなければ骨折する」と聞こえてしまうのは当然であります。
からだについて深く探求すればするほど、やってはいけないことがあることを知ります。私は明らかに車の設計ミスによりからだに無理がかかり大変な体験をしました。しかし、その設計ミスから受けたアクシデントは、世の中に知らすこともできないまま、私の心とからだに深く残っています。からだは重力に負けない芯のあるからだを求めています。姿勢を正すことは最も自然なことなのです。物を作る人はからだを知っていなければなりません。ミスは許されることではないのです。
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2021年10月30日
楽しむためには楽しまないとだめ!
投打の二刀流で活躍した大谷翔平選手が、選手間の投票による年間最優秀選手「プレイヤー・オブ・ザ・イヤー」を日本人で初受賞しました。1994年7月5日に岩手県に生まれ小学3年の時にリトルリーグで野球を始めたそうです。花巻東高校では寮生活を送りながら頭角を現し、佐々木洋監督の下、「可能を不可能にする」(先入観を捨てることによって 不可能を可能にする)という教えを受けたそうです。
大谷選手の爽やかな物腰や語る姿にいつも感心していたのですが、やはり育ててくださる人との関わりがあったことの素晴らしさを感じます。高校時代には投打に活躍するのですが、点には結びつかず全国大会には出場できていないことも、高校卒業後はメジャーリーグに行くと決心していましたが、さんざん断っていたのに、日本のプロ野球界での強いお誘いにより最後は日本ハムに入団したことも、今となっては佐々木監督の「不可能を可能にする」ための準備された道だったのではないでしょうか。
その道を選んだからこそ、高校卒業後日本でプロとして多くの経験を積んだからこそ、大谷選手の素晴らしい能力が開花したように思います。
最も権威のある全米野球協会会員によるアメリカン・リーグMVP投票での受賞、コミッショナー(野球の統制を取る最高権威者による)特別表彰、専門誌「ベースボール・ダイジェスト」の野手部門の最優秀選手など投打は勿論のこと守ることも認められ、それに盗塁などはニュースなどで見る度にセーフになったときの笑顔の可愛いこと!
そして、私が大谷選手に惹かれる最大のポイントは、「しなやかなからだ」に尽きます。鍛え方間違いで筋肉質にしてしまっているからだではだめだと思っているけれど、違う世界を持っていたイチロー選手でもないと思っていた私には納得の大谷選手の登場でした!ホームランを打った姿も、走っている姿も、投げている姿もすべてしなやかの一語につきます。
芯体操の目指す、彼のからだの中身を見てみたいです。私自身がアクシデントに逢わなければ今頃、理想のからだを完成させていたのにと思うと悔しいですが、中身だけは同じ世界を感じます。そして、みなさまにだけは、理想のからだを目指して欲しいなあって夢見ています。歩いていても走っていても彼だけは軽く、気持良く歩いています。見ているだけで幸せになる今日この頃です。やりすぎて故障しないようにだけ祈っています。みなさんも音無しでこけないで歩きましょうね!
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2021年10月24日
コロナ禍に学んだことは大きかった!
私は、7月からの教室再開については、緊急事態宣言がまだまだ先が見えない状況の中、非常に慎重に進めていました。しかし、休まれる方もいる中で強い気持ちで、不安定な気持ちをセーブしつつ笑顔で応えてくれたみなさんのお気持ちをしっかり頂くことができ9月までの3カ月間は、しっかりと対策を守りながら頑張ることができました。1人でも感染者を出したらおしまいだという気持ちと闘っていました。
そして10月、遠方で交通機関のご利用などでどうしても無理な方々が、満を持したように笑顔でレッスンに戻られたときは、本当に嬉しかったです。少しずつ、コロナウィルスの感染者が少なくなり始め、今日は全国でも285名でしたが、まだまだ第6波も懸念されているので、気は抜けません。
しかし、この2年間近くの月日は今まで生きてきて初めての経験でした。戦争や災害、伝染病等々人類の長い歴史の中では色々な体験をされてきた方も沢山いらっしゃるはずです。しかし、戦後生まれの私にとっては生死に関わるとか直接に身に覚えたのは初めての出来事でした。年齢よりも何よりも住む場所によっては災害、または病気など本当に人さまざまな人生と言えるでしょう。
そうは言っても25年前に起こった私自身のアクシデントは、やはり命に関わることだったのですから、自ら闘ったという意味では同じことかもしれません。どんな時でも落ち込むことなく一生懸命に前を向いて進むことが大切であり、コロナ禍で教えられたことはやはり、周りの方々の力を支えにしながらも人知を尽くすことにつきるのかもしれません。
人前に出るのもやっとの闘いの日々である自分が、芯体操を考案し乗り越えることで人間のからだを深く知ることとなりました。それを伝えることが使命という気持ちが、コロナに負けないという強い思いに結ばれています。幸いにもワクチンを初めとして、世界中の医療関係の人々が特効薬を求めて研究を続けています。私たちだって、薬ではなくウィルスに負けないからだをつくることができる筈です!
今までにお伝えし続けてきた呼吸法や運動は、からだの中から活性化し私の理想とするからだは病気にならないという確信を持っています。芯体操を始めてから病気になられた方は殆どいません。病名をもらった方はまだまだ理想のからだではないということです。病気には理由があるということです。それも一緒に学んで下さったら嬉しいです!
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2021年10月17日
世の中色々なことが起こる!
梨、栗,柿、みかん、ぶどう、色とりどりの果物がお店に満載です。我が家の朝食にもいつもながら6〜7種類、これって癖になります。この秋の彩りがものすごいパワーですね!昨夜はさといもと新ショウガの炊き込みご飯、これがまたほくほくにピリッと出来上がり、普段はおかずが多くてご飯が食べられないのにお代わりしてしまいました!
運動会、修学旅行などという懐かしいような言葉が耳に入ってきます。コロナ感染者の数値が下がっています。まだまだ「第6波」の恐れはありますが、今までの生活に慣れているのであまり危機感は感じなくなりました。旅行や食事などと大きく元に戻す気持ちがなければ、国民全員の意識次第で乗り越えることも可能かもしれないという期待も少しはあるといった感じです。
問題は、折角頑張ってきた対策の習慣を突然破らないで欲しいと願うばかりです。でもレッスンは2年間守ってきた、濃密にならないことで封印してきた運動を少しやりたくなりました。その1番が「2人組回転運動」です。芯を感じるために生まれた最高傑作の運動、感じること、繋げること、緩めること、引き合うこと1人でやるより直接感じることで驚異的に身体が変わる素晴らしい運動です!
しかし、私自身がみなさんに触れることも殆ど我慢することで、違う面で発想の転換をしたことも多かったのでそれはそれなりに進歩しながらみなさんのからだが変わってきているのも感じています。呼吸法「パーフェクト」にじっくり向き合えたのもプラスになりました。
先日、藤井風(ふじいかぜ)さん(24才)の歌を始めて聴きました。日本のシンガーソングライター、海外でも人気があるそうで、インタビューで「エド・シーランより好きかもしれない!」「彼の歌にはソール(心・魂)がある」なんて言っていたので、えっと思い彼の歌を聴いてみたのです。幼少期より父の影響でクラシックピアノを始め、中学生になってからYouTubeに動画を上げ続けて知られるようになったそうです。ピアノを自由に弾きながら作詞作曲していく。「お元気ですか」「もうええわ」「旅路」「それは何なん 何なん 何なん」って無観客の広い競技場かで3時間ピアノを弾きながら歌い続けたり、色々な人間も生まれこのコロナの恐ろしかったけれど2年間の不思議な時間は私たちに色々な気付きも与えてくれました。
人生100年以上と言われる現在、豊かに生きるためには年を重ねてもポジティブに毎日を過ごすことが大切ですね!と平野レミさんも言っていました。
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2021年10月09日
2年生になった涼(りょう)ちゃん
インストラクター大石百合子さんの長男涼介くんは今年の4月に2年生になりました。百合子さんと出会ったのは、百合子さんが高校生の頃でした。お教室に来ても、からだがしんどくてバターンと寝っ転がっているような状態でした。太鼓をしても、ダンスをしても何故かやめることなく、ぶらさがっていたのか、くらいついていたのか分からないうちに、幼かった子が成人しました。いつも共に過ごしながら気が付けば、可愛い女性に変身していました。
振り向けば、太鼓もしたよな、ダンスもしたよね、ダンスチームのみんなに見守られながら練習して、大阪城の下で踊ったり、大きなホテルでも太鼓もダンスも経験したよね。 最近、ちょっと私が健康体操を始めた20代の頃を思い出すことがありました。まだ百合子さんと出会っていなかった頃のこと、私が結婚、出産をして、体操を始めた頃のことでした。
水を得た魚のように嬉しくて、楽しくて、幸せで絶好調の頃でした。百合子さんも結婚、出産を経験して子育ての真っ只中故に、何故か自分のその頃を思い出したのでしょうか。子育てが主体なのか、体操が主体なのかと言えば、心なのかからだなのか分からないけれど・・・・百合子さんはどうかな?
私は私自身が体操ありきの心とからだの合体となっていました。何か習い事をしていますではなく、体操も子供も私自身であったので分けている暇はなかったのです。だからどちらも一生懸命だったのかもしれません。天秤にかけることなく無我夢中だったのでしょうね。芯体操がその時から決まっていた未来の道だったような気がします。
百合子さんがこれからどのような道を歩むのか、それはきっと今この瞬間の生き方で決まるのかもしれませんね。そして自分の子供のことを思うとき、この芯体操の与える影響は少なからず、子供達に何らかの形で何かを与えているのかもしれません。涼ちゃんは、正しく幼年期に芯体操をしている百合子さんの姿、空気を感じています。小学校に通いこれからも1年ごとに色々な体験をしていくことでしょう。 近くに住んでいる涼ちゃんとは、学校の帰り道、勉強会の終わりや、レッスン後のスタジオで会うことができます。涼ちゃんは感じる子に育っています。その年齢の子にはそういう力もあるのかもしれませんが、共通の繋がりを持っていることも大きいかもしれません。私がハグしたくなるのも、ふと寂しくなるのもみんな知ってくれているように思います。私の心に残しておきたい涼ちゃんへの想いです。
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2021年10月02日
自分だけ良ければいいのではない!
10月1日から緊急事態宣言が解除されました。状態はどうであれ、ホッとしたのは実感でしょう。外食も控え、買い物も近くのスーパーの空いている時間を選びながら大きな負担を感じることなく過ごせるようになったのも、感染者の増加により緊急事態宣言が長く続いたことも大きかったと思われます。
宣言や重点措置がどの地域にも出ていないのは、今年4月4日以来、半年ぶりとなるそうですからその間、私のワクチン接種は早い方で6月に終えることができましたが、全体の接種は遅々として進まない状況であり、政府の対応が悪いと言われながらその責任問題は何処はあれど、決まり事とはいえ総裁交代まで行われることになりまだ先は見えません。
しかし、制限緩和には、ワクチン接種率の向上がカギを握ると言われているように、接種状況9月30日集計では高齢者はほぼ90%、64歳以下が50%近くに上がってきています。こうなると、蘊蓄(うんちく)を述べるより行動すべきかと思うのですが、何かにつけて色々な意見が飛び交い、難しいことです。我々は自分にできることを精一杯やることしかありません。緩和されても何をしてもいいわけではありませんね。今まで以上に頑張ってレッスンしたいと思います。
9月末にどうしてもの用件で千里レッスンの帰りに京都高島屋へ行きました。おかげで見たかった「杉原千畝(ちうね)展」を見ることができました。1939年、第二次世界大戦のさなか、杉原千畝は、リトアニアの日本領事館の領事代理として、家族と共にカウナスに赴任。迫害から逃れる多くのユダヤ人を含む難民に、本省の意向に背いて日本通過のビザを発給することを決断しました。自分と家族の生死がかかっていながら、毅然とビザを発給し続けた千畝の信念と、それを支えた協力者の存在、それによって繋がった多くの命の物語が伝わってきました。「命のビザに刻まれた思い」実際の「ビザ・リスト」が展示され、1人でも多く救いたいと必死の思いで書かれた筆跡を見ると涙が出てきます。助かった人々の感謝の言葉が映像で流れます。その時助かったからこその多くの家族の絆が生まれたのです。1人の命を救ったことは、それに続く多くの人の命を救ったのです。
1万7699人、国内で今日現在、このコロナ禍で命を失った方々です。世界的な数字は計り知れません。杉原千畝氏のように歴史に残る大きな救いが必要です。今、世界に起こっていることは、なんらこれまでの経緯と変わらず戦争という2文字が消えることはありません。世界が一つにならないと、コロナが収束しても世界平和は望めないのではありませんか?
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