2022年10月15日

芯体操20周年もあと2カ月半

 
 長い健康体操歴の中で芯体操を創立してから早や20年、熾烈なからだとのお付き合いから生まれた数々の運動は、今も私を生かし続けてくれています。20代から踊り続けてきた健康体操での歴史は歩けなくなった体験をしたことから少しずつ方向を微調節しつつ変わってきたようです。

 原因が分かっていたことから、病院や医師の範疇(はんちゅう)ではないと知った時に自らからだと向き合わなければならないという覚悟がありました。所謂(いわゆる)肉体でないからだでも、踊りました。からだが、風船のように軽くてからだのダメージを忘れさせてくれました。その頃から、多くのアーテイストの歌や音楽がからだの中に沁み透り自由に動ける世界を知りました。

 その頃から自分のためにあった動きが舞台のために生まれ変わり始めました。リズムも表現も自分自身が感じたまま、作品として伝えられるようになったのです。人間には色々な世界を自由に表現する力が備わっていると思います。ですが、やはり苦境に陥って強い気持ちで何かを求める動機が必要ではないかと思います。

 からだを動かせば、苦しむ。延々とその動きに合わせてからだの成りたいように動かす。そんな時間を過ごしながら、長い時間を使って、生きてきました。それが、この20周年という年月でした。この3年間は、コロナや戦争で舞台から遠ざかりましたが、《からだの使いかた》には徹底的に取り組みました。人間は年を取るとからだの縮み、捻じれでからだの衰えが進みます。目、耳、鼻、喉、歯等々不具合が生じます。しかし、からだの使い方次第でその症状を緩和することができるのです。

 筋トレメニューなどでからだづくりをすることが、却って老化を進めることもあります。
私のお勧めは全身の各関節をゆるめ、骨を引き合うことによりそれに伴う筋肉をしなやかに伸ばすことを推奨いたします。外の筋肉をかちかちにすることなく、内の筋肉を柔らかく伸ばすことでしなやかで、気持のよいからだを取り戻すのです。

 2017年に15周年記念パーティーを開いてからは、本当に踊ることから離れていました。丁度、コロナ禍に突入し、踊ると言えば自粛中に《パーフェクト》ができましたが、
今までに生み出した作品の一部をレッスンで楽しもうと思いつきました!あと2カ月半でどのぐらい楽しめるかと思うだけでわくわくします。有意義な20年でした!共に歩んできた方も、入会したばかりの方も、楽しい動きが満載です。
12月には、いっぱいの動きにチャレンジして、みなさん一緒に20周年を祝ってくださいね!どんな作品が出てくるでしょう!乞うご期待!

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2022年10月08日

芯体操って面白いですよね!


 月曜日から土曜日まで、毎日のレッスンが楽しい日々です。毎日と言っても月、金は千里で、生徒さんも変わります。その他は、亀岡、くずは、八幡、木幡と場所も生徒さんも変わりますので、いつも新鮮な気持ちになります。レッスン内容は自分でも色々な感じ方をしながらなので、同じことをしている感覚はありません。一人ひとりの受け止め方も微妙に違うので、意外性もあって面白いです。

 ゴムの腹筋運動は数あれど、繋ぐ、伸びるという感覚を実際に体感することは難しいけれど、とても気持ち良くてこの運動を始めてから肩関節、肘関節、手首関節などがゆるみ、所謂、腕がすーっと伸びる方が増えてきたのです。こういう場合に色々な方とレッスンを共にしますと、この方にはこういったやり方の方が合うかなとかサポートのやり方を変えることで、より分かりやすくなることが多いのです。

 武道や、太極拳、バレエ等々、数多の運動として続いてきた形や型などのように長い歴史の中で決められたことを守っていくことも大事かもしれませんが、時代が変われば考え方も違う長い年月の間に培ってきたからだづくりの原点も変えていかねばならないこともあるでしょう。私は無音、真空の世界と、音楽それも様々なアーテイストの無限に広がる世界をも体感してきました。私自身が体験したからだの中の不思議な世界に導かれた感覚は、未知の体験でもありました。

 それによって、芯体操と命名したこの運動は、形でもなく型でもなく自由に動くことができるようになり、自然の動きを身につけることができる唯一無二の運動だと自負しています。みなさまの前で動く時、からだの中に湧いてくる無限の高揚感、からだから生まれるエネルギーの片鱗を、お伝えしたいと思っています。

 コロナ禍に突入、新型コロナウイルスなどと闘い続け、これだけ多くの人に接しながらコロナに負けないと信じながらの3年間、からだの中の筋肉に働きかける日々は本当に免疫力が高まるのを実感してきた日々でもありました。生徒のみなさまのからだにも働き掛けながら新しい出会いも多々ありました。何をやっているのか分からないけれど、からだが熱くなる、レッスンが終わってみるとなんだかとても気持ちがいいなど、少しずつ伝わっていくのが嬉しいです。

 また、レッスン回数を増やされる方も多くなり、真(芯)から動こうとされる気持ちが伝わってきます。コロナや戦争に心乱れることもありますが、少しでも芯の心地良さを知って頂き、芯体操って面白いなぁって思ってほしいと願っています。

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posted by 津田 美智子 at 19:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2022年10月01日

からだが変わり、心が変わる奇跡の芯体操

 
 私の既に刊行済みの著書の題名は、2冊とも『奇跡の芯体操』 です。何気なく綴ったからだの異変への想いが本になりました。どうしょうもないからだと向き合ったことは、今思い起こしても不思議な体験であり空間でした。動きまくる外れた筋に引き裂かれる筋肉、極度の試練に耐えながら多くの学びがありました。今だからこそ学びと言えますが、多くの体験は時(とき)、過去から現在へと連続して流れゆく未来に繋がっていきます。その全てが今の私の生(せい)の証です。

『芯体操』という、えも言われぬ動きは、留まることを知らず次々に繋がり奇跡を起こします。人間が知らず知らずに冒(おか)している間違いを「そうじゃないんだよ」 「からだの使いかたはこうしなきゃあ」 「自分で治せる方法があるんだよ」って教えてくれます。・

日々、からだと向き合っている中で、何かあると直ぐに病院へ行ってしまうと、主体性のない自分になってしまいます。ある程度のことは 「なあんだそうだったのか、こうすればよいだけなんだ」って色々な症状に対する抵抗力が身に付きます。でも、レッスンを怠っているとなかなか身に付かないですね。日々の鍛錬がからだをつくります。

からだの中を感じて、からだの隅々まで循環機能が働くことが重要です。硬い筋肉は循環機能を低下させます。何度も繰り返しますが、所謂(いわゆる)全身を緩めるための呼吸法を毎日行いましょう!レッスンを増やしている方も増えてきました。家でやるよりもレッスン場であの空気感を感じて行う1時間は、とても効果的です。

正しいことを受け止める、「関節をゆるめる」、「骨を引き離す」、「筋肉を繋いで伸ばす」、出ました!芯体操のスローガンです。先日、インストラクターの方から、「先生!芯体操なんだから、「芯を通す」、「芯を感じる」がスローガンではないのですか?」という質問がありました。確かにそうですね。だからこそ 『芯体操』 と命名しました。 『芯』 が全てです。でもからだに芯を通すことは、たくさんの人、学ぶ途上の方々にとってはあまりに遠い世界です。

芯を目指すためにはあまりにかけ離れた言葉よりも、実際に行っている運動の意味をしっかり把握しながら実践することが必要です。緩めることも、引き離すことも、繋ぐことを実際の運動でクリアできることが、どんなに難しいことかが分かれば、「芯」という一文字を掲げても意味ないことかもしれません。私のたどり着いた、いえ!その道の途上だとしても、それをお伝えすることが大きな使命であるならば、毎日のレッスンはかけがえのないみなさまとの歩む道であると信じています。

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2022年09月24日

今年は芯体操創立20周年!


 今年もあとわずかですが、創立20周年であることを忘れたわけではありません。久々に5年前の創立15周年記念パーティーを開催したことを思い出しています。2017年、クリスマス前の12月17日(日)の華やかなパーティーの特集号を眺めますと熱く燃えたあの高揚感は今も、わくわくするぐらい、つい此の間のような気さえします。

 1975年に始めた健康体操、時代の波に乗って多くの人が、からだを動かすことに喜びを感じ、その頃から同時に表現することの楽しさや魅力を感じ夢中になりました。広い体育館や、大きな舞台で踊ることに感銘を受けて、自ら振り付け、演出などをやりながら歩んできました。その原点は千里のよみうり文化センターの講座に講師として依頼されたことです。体操を指導することから始まり、毎年の発表会に参加するようになり、バレエ、ジャズダンス、フラダンス等のように元々、見せるジャンルの中に混じって健康体操は、始まったばかりの講座でした。

 それが、今の『芯体操』への運命的な導きであったのかもしれません。既成の形ではなく「未知への道」を歩み始めていたのでしょうか。先ずは腹筋や、持久力を強化する基礎運動を学ぶことから始められたことは、自分の力をつける意味では最もシンプルで分かりやすい目標でもありました。そこによみうり文化センターは、新聞、テレビなど基本的に世にアピールする存在感がありました。単なる発表会というより舞台づくりのプロの方々の目にさらされるわけですから、同時に行う市民文化祭の舞台(勿論、音響・照明などプロの方々)とは違う特別な世界を味わいました。

 芯健康セラピスト育成に乗り出したのも、自らからだの中を見てきた体験から、人間が陥るからだの苦痛やそれを踏まえて緩和、予防、治癒などに至る方法などをお伝えしたかったのです。学びの場を広く推し進めるという信念の下、毎年の勉強会の継続を願っていました。コロナ禍であっという間に3年間が過ぎようとしています。その間、レッスンの自粛を最小限に抑え、各お教室のレッスンを続けることに専念しています。特にからだのつながり、引き合いに力を入れているのはセラピストの方々と共に全生徒のみなさまにお伝え続けたいからです。

 そのためにも今年のパーティーは実現できませんが、コロナ禍に負けない気持ちから生まれた呼吸法の作品 『パーフェクト』 をしっかり覚えて20周年の最終12月にはその完成を目指してみなさまそれぞれのお教室でチャレンジしてみてください!

 共に歩んで頂いたみなさまと新しい年を気持ちの良い心とからだで迎えたいと思います。一人で踊れますようにパーフェクト目指してがんばってくださいね!

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2022年09月17日

ふくらむからだ 呼吸法で味わって欲しい!

 
私は、1996年にからだのアクシデントに遭遇してから、からだのダメージがあまりにひどくて、何度ももうだめかという気持ちを味わってきました。病院での選択肢は全く無しであることだけは分りました。唯、眠れないことだけは耐えられなくて、心療内科との出会いがありました。眠れさえしたら、自分と向き合えることができました。そんな日々の中で、 からだが教えてくれることを受け入れ、色々な動きを運動としてまとめ始めるようになってから不思議なことに、宇宙空間という壮大な世界に生きている自分を感じるようになっていきました。

 からだの中に「芯」を感じ、長〜い、健康体操の歴史の歩みの先に『芯体操』と命名しての新たなる道を歩き始めました。この思いは、著書にも書きましたが、やはりそこで終わるような単純なものではないことを痛感しています。レッスンを続けていますと次々に新しい動きが生まれてきます。生徒の皆さんのからだがどんどん変わっていく喜びを感じたり、伝わらないとがっかりしたり、それでも未来に向かう気持ちは変わりません。からだを変えないと健康という目標は叶えられないという信念があります。

 人間から病を払拭したいと思います。からだにこんなにもダメージを受けている私なのに、病院のお世話になりたくないという思いは消えません。突き動かされるように1日のレッスンを繋ぎながら生きています。検診を受けないから、病名がつかないのです。病名を付けられたら気になって心が折れますよね。短い人生、少しでもこの楽な心で生きていたい。

 だから『芯体操』を続けていたいと思っています。だって、お腹が使えなくて体重のかかった重いからだでは、循環機能が悪くなる。それに対してこうなろうよ!というメッセージは数多あります。それを踏まえて、自分が克服するべきことはいっぱいあります。だからあれこれ言う前に実行していこう!何十年もお付き合いしている方々がいっぱいいます。そんな方は休む暇がない(?)、休まないからなんだかんだ言っても、からだが、元気!

 寿命は誰にも分からないけれど、病気を心配して病院に行くよりも、今日の元気を明日も!という気概を持って欲しいのです。今は、呼吸法、がんばってお伝えしています。本当の呼吸法を自分のために知って欲しい!呼吸法で内臓を運動させる、動かないからだの中を動かすことが、どんなに大切なことでしょう!自分でからだをコントロールできるように、『パーフェクト』の動きをがんばってみましょう!パーフェクトなからだ目指して、1日、1日を大切に、今日を精一杯生きてみたいです!
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2022年09月10日

芯体操だよりのお知らせと木幡スタジオのお話

 
 芯体操だより222号、今週中にお届けします!
8月号はお盆休み?と待ち焦がれてくださる方もいらっしゃれば嬉しいです!毎日読む(我が家は読売新聞)朝刊・夕刊と朝は朝刊中々読めず、夜に夕刊と朝刊を合わせて読むなど大変だけれど毎日の出来事は知っておきたいです。記者さんや、編集者、広告、写真、トピックス、連載小説、その他の記事等々、それを考えると、芯体操の新聞は楽でしょうとお思いでしょうね。

 今年は、芯体操創立から20年経ちました。2022年に222号と、2って続くと何となく気持ちが優しくなりますね。「芯体操だより」は毎月芯体操の役員さんで順番に編集を担当しています。今回は、めぐさん(大石恵さん)の担当です。新聞の最終チェックは、必ず、めぐさんと私で行い、グラフィックビズ(印刷会社)に送信依頼しています。毎月、この瞬間はとても緊張する時間でもあります。

 色々な思いの詰まった大切な新聞は、何度見直しても心配です。細心の注意を払っていても必ず思いがけない間違いに気付いたことも多々あり、送信してからも見直し中に間違いを発見し、キャンセルお願いをして送り直したこともあります。完成して配達された新聞に間違いを見つけた時はしばらく立ち直れないことも・・・

 おかげさまで何とか続けられていることはとても嬉しく感謝の気持ちでいっぱいです。何か、ご感想やご希望があれば是非、それぞれのお教室担当インストラクターまでお届けくだされば嬉しく思います。芯体操のみなさまだけの新聞です。みなさまの投稿も随時受付いたしますので、よろしくお願いいたします。

 今日は土曜日、木幡スタジオ教室でした。コロナ禍の影響を受け2レッスン制を取った多くのお教室も無事に元に戻してきた中で、今だ2クラスに分けて続けております。長い方の一面に鏡を付けてトイレ、キッチン、床などをリフォームした、マイレッスン場です。お家賃、リフォーム費用を考えますと、とても運営どころではないのですが、これが私の贅沢、オアシスになっています。殆ど、週2回のレッスンに数時間使うだけですから、他のテナントの方々からすれば、不思議に思われています。

 元々は、自宅の近くで、芯体操のみなさまとご一緒に、ゆっくりとレッスン、マッサージ、楽しくお話したり、お茶したり、くつろぎの空間にしたいという夢や希望を持っていました。私の駐車場は有料で借りていますが、生徒さんには、無料で駐車場に停まれるなど利便性があります。コロナ禍でその夢はお預けですが、落ち着いたら、ぜひ、実現したいです!今は、楽しいレッスンができて有難く、しあわせです。
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posted by 津田 美智子 at 22:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2022年09月04日

芯体操独特のレッスンとは?

 
 健康体操に取り組んでから47年間経ちました。その頃はバレエ、ヨガ、太極拳など体を動かすための色々なジャンルに触れる始まりでもありました。世界中から、入ってきた運動の様式が、日本にもたくさん伝わってきた画期的な時代であったのだと思います。先人達の努力の賜物ですね。

 その時期に「健康体操」というものに出会って良かったとつくづく思います。バレエなどそれぞれの世界は長い歴史により型が出来上がっていたのですが、私の出会った健康体操は、からだづくりの方法は多岐にわたり所謂、基本的な鍛え方なので、後に何かを始めようと思えばどの道にも通用する基礎を作っていたのだと言えます。そのことで自分独自の動きを模索しながら、20年以上かけて『芯体操』を考案できたのだと思います。

からだのアクシデントを抱えて、乗り越える過程でからだの中から成り立ちを見てきました。動くということはどういうことかを学んできました。所謂、ポーズではなく関節で繋がっている骨、筋肉をどう使うのかということです。コロナ禍になり、基本的に手でさすることで、多くの感覚を知る機会が失われました。それでもなお、背骨と手足を繋げるという壮大な目標をもって日夜、努力しています。

目に見えて、みなさんのからだが、変わってきました。しかし、何がそうさせたかということを自分の意識で分かるようになりましょう!人が気持ちよく感じる触覚の特徴は、「やわらかさ」と「滑らかさ」にあります。赤ん坊の肌はまさにこの2つの特徴を備えています。赤ん坊がこの世に誕生した時は、お母さんのお腹の中でふわっと守られていたからだが、「おぎゃあー」っと初めて呼吸した瞬間でもあります。

その時のからだの中の感触が、芯体操の原点かも知れません。羊水に守られていたからだが、重力を受けて骨、筋肉を伸ばし成長する間にどっと重たいからだになり心もからだも緊張させて生きてしまいます。幼少期に撫でられて安心して温かい気持ちになるという経験を繰り返すことで、背中側と腹側の神経回路が形成されていきます。これらの間に繋がりができる結果、身体的な温かさを感じ、人に対しても温かい気持ちになるのです。

人間には触覚を含む五感が備わっています。視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚(皮膚)です。過酷な環境の中で生き延びるためには絶対に必要な感覚です。しなやかなからだを目指し、五感を使うことでバランスの良いからだづくりを目指しましょうね!


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2022年08月28日

母の三回忌法要の日に


 母が亡くなってから早や2年が経ち、三回忌を今日無事に終えました。来年は、東北大震災の年に亡くなった父の十三回忌を予定しています。2人とも9月1日、13日と同じ時期というのも不思議ですが、連日猛暑続きでしたのに今日は、お墓参りも、お天気なのに日傘が要らないし、風もさわやかで気持ち良く過ごせました。

 京都市伏見のお寺近くにある250年の歴史を誇る『魚三楼』でお昼を頂きました。姉夫婦、その子供夫婦と我が家2名、6人で法要を済ますことができました。お寺さんとのお付き合いは、少しずつ簡素化しているように思えますが、姉と2人姉妹なので私たちに出来る限りは続けてあげたいねと話しています。お寺の本堂で読経を聞いたり、口ずさんだり、ゆっくり時の流れを感じるのも好きです。

 読売の24時間テレビ愛は地球を救うが昨日から始まりました。今日は見られていませんが、この番組には若かりし頃、体操仲間で出演したこともありずっと前から好きでした。昨日は、耳が聞こえない若い子たちが、人生の応援歌でバラバラにしか踊れなかった振り付けを見事に表現できるようになった映像を見て、感激しました。耳が聞こえないことで聴覚欠如の結果、音声言語習得不能または既習言語忘却によって口もきけなくなった状態の人が多いそうです。

 耳の聞こえない方には八幡市で、ダンスのレッスンを依頼されたことがあります。その時は、素晴らしい体験をしました。ダンスをみなさんの前でリードしましたが、私の背中に痛いほどの視線を感じました。すると、見事にみなさん踊れていらしたのです。私は音楽を聴きながら唯、一生懸命に踊りました。その時、音を聴こえないからこそ心で踊れることに感動しました。何故かというとみなさんは私の呼吸を感じ、動きを素直にキャッチし、自然に動かれたからです。

 音を聴いていればそのリズムに合わせてしまうが呼吸を合わせれば次にどの速度で体を動かすかということを瞬時に見て取れたのです。呼吸が合ってくれば出ないと思っていた声もでるのですね!昨日は会話ができる方もいることに感動しました。それぞれの世界で訓練方法なども進化しています。それにはまず、その方たちを本当に理解し、受け入れる世の中にならないといけないというメッセージが伝わってきました。

また、フィギュアスケートの羽生さんは、五輪で失敗された4回転などを完璧な状態で踊りたいとチャレンジし、乗り越えることを見事に果たされました。昨日、今日と、色々な思いの充実した日になりました。

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2022年08月20日

コミュニケーションの大切さ

 
  ロシアのウクライナ侵攻による戦争の長期化、コロナの感染者も増え続けていることもあり私たちの生活環境は随分と変わってきました。大きな問題点として、家族や友人、知人などとの交流などが思うように捗(はかど)らないなどでコミュニケーションが悪くなると、人間同士が生きにくくなることが増えていく恐れがあります。そもそも社会生活を営む人間の間に行われる知覚・感情・思考の伝達が滞るとどうなるかなと考えてみます。

 不登校や引きこもりなどがますます、増えるかもしれません。元々、それらは決して悪いことではなく、それぞれの立場に寄り添って色々な生き方として時間をかけて歩むこともありかと思います。人間同士の交流があればこそ、人としての生き方を模索することも大切なことですね。自然に触れて、食事が満たされれば、平和な世の中で幸せに生きることも可能でありたいと願います。

 世界中が、国同士のコミュニケーションが取れなければ、独裁国家が増え、世界戦争に発展してしまうでしょう。コミュニケーション=思いやりの心が必要です。そんな思いで、今日も「芯体操の広場」を守るために、みなさんのオアシスとなりますように願って体と心に向き合っています。子供やお孫さんが来るのでと休まれた方もいらっしゃいましたが、その一人ひとりの方がまた、オアシスとなり得るのですものね。

 芯体操では、からだの中からエネルギー効率を高め、しなやかな芯の通ったからだづくりを目指しています。その為には手の感触が大切です。ふれる、なでる、さする・・それぞれの感触が空気を手のひらに感じることで、お腹の力と繋げていくのですからとても難しいと思ってしまいます。しかし、一度体感したらその力は永遠です。その手でふれてあげただけで癒しになります。こころが優しくなります。からだが楽になります。

 からだを治すことを『手当て』と言いますね。自分の手をふわっとした感覚入力するためには、呼吸法を訓練しながら両手のひらを左右、上下に開きながら動かします。手と手の間で空気が動くのを確かめながら集中力を高めていきますとからだが温かく気持ち良くなります。その手を使って全体のからだのつながりを回復させようとすることで、『手当』の原点を理解することができます。

 私たちのそんな手のひらで、コミュニケーションの輪を広げていきましょうね!

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2022年08月13日

私にとっての1週間

 
 月曜から土曜日まで、毎日のレッスンが場所を変え、メンバーが変わり、日々の過ぎし時間が変わります。しかし月、金曜日の千里コスパ教室は、きっちり月4回のレッスンが祝日であっても殆ど月8回と決まっているので大きな意味を持っているようです。お盆と年末は、休みがあっても他のお教室と一緒なのであまり気持ちが変わらないのですが、今週の月、金は特別な空間を与えられた気がします。

 特に平日の11日(木)が、祝日であり4連休になったことで、大きな時間の空間をもらった気分でした。1日目は髪のケアで、2日目は出したくて書けなかった方へのお便りが書けたのです。実は、もう1人大切なお友達から、8月1日に、今年の5月に息子さんが亡くなったとのお便りを頂いたのですが、気持の整理が出来ず1週間後にやっとお返事が書けました。そのことで、もう1人のご無沙汰していた方にも自然にお便りできたということなのです。

 私にとってのお手紙というのは、社交辞令ではなくやはり、自分の気持ちが無いと意味がないのかなと感じています。殆ど、1週間に1度の「ブログ」とほぼ、1か月に1度の「芯体操だより」の原稿は、やはり、決め事ではなくその時に、自分の想いを伝えたくて書いていることが多いので、だからこそ続けられるのかなと思います。

 そして2日目のお便りをポストに入れに行く時、そのまま運転してもらって滋賀県の「ブルーベリーフィールズ紀伊國屋」というカフェレストランに向かいました。そこは、千里中央のギャラリーで出会った、山本羅介(らかい)さんという陶器などの絵付けをされる作家さんのお家があり、以前直接作品を頂きに行ったときに、「近くに素敵なお店があるから行きましょうか」と連れて頂いたお店でした。琵琶湖と空とブルーベリー農園が一望できる高台の素敵なカフェだったのです。

 なんと!楽しみに行き着いたら定休日でしたが、事前にお電話していたので羅介家に直行しました。元々、切り絵の凄い方で緻密な絵とブルーの食器が大好きで、見ているだけで幸せになります。奥さまも素敵な方です。定期的に千里のギャラリーでは、著書に出てくる山口真功さんの絵や銅版画の逸見亜古さんとの出会いがあります。ギャラリーが移転されたのは残念ですが、濃密な時を過ごしそれぞれの作品に癒されています。

 3日目の今日は、姉夫婦と一緒に両親のお墓参りに行ってきました。9月1日は母の3回忌になりますが、早いものです。全員集まるのはきっと無理でしょうね。
さて、4日目の明日は、どんな1日になるのでしょうか!?

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posted by 津田 美智子 at 18:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記