2022年03月12日
内村航平さんお疲れ様でした!
今日は、木幡スタジオでのレッスンの日。唯一続けている2レッスンの日です。密にならないように始めた2部に分かれて少人数制で頑張ったレッスンは本当に大変でしたが、ほぼ落ち着いてきたので殆どのお教室が、1レッスンに戻りました。木幡教室だけは、お部屋の関係で2レッスンが続いています。1面が鏡で、トイレ、キッチン付き自宅の近くということもあり、家賃契約なのでゆっくり使えますのでこのままいけるかなと思っています。
最近は、朝の新聞を見るのが恐ろしいぐらい、今朝も【露、キエフ包囲準備】という文字が目に飛び込んできました。ウクライナ侵攻が迫っています。なんとか、停止することができないのだろうかと、新聞を読みますが、「ウクライナ側の被害は拡大する一方だ」「ロシア軍による無差別攻撃によってこれまでに子供が78人死亡した」などの記事ばかりです。
コロナ禍もなかなか難しい状況ですね。蔓延措置を解除すれば、折角感染者が減少してもまるで鼬(いたち)ごっこを繰り返しているようで埒(らち)が明かないといった現状です。芯体操だけは、負けないぞって気持ちでレッスン場に入ります。みなさんと「おはようございまーす!」って笑顔を見ると元気が湧いてきます。
そして楽しくレッスンを終えて帰宅、パソコンのニュースを見ると内村航平さんの記事が飛び込んできました!「五輪個人総合2連覇の内村航平(33)の競技人生最後の舞台となる「KOHEI UCHIMURA THE FINAL」が12日東京体育館で開催された」うわー!今日じゃない。見たかったなぁなんて、こんな記事が元気をくれます。記事をご紹介、=1月に引退発表した内村のために用意された演技の場、リオデジャネイロと東京両五輪の代表メンバー10人が集まり、採点なしの演技会で技を出し合った。内村は19年以来となる6種目に登場した。両肩痛で鉄棒に専念していた近年から「6種目やってこそ体操」の信念を体現するべく、満員の観客の前で雄姿を見せた。
床運動・あん馬・つり輪・跳馬・平行棒・鉄棒 「最初は好きでも得意でもなかった。でも最終的には親友になれた。鉄棒のことだけ考えてやってきた2年間だったので、一緒に生活している感じでした」と。現役最後にバーを握った。大技「ブレトシュナイダー」はバーに近づきすぎる場面もあったが、着地まで終え、万雷(ばんらい)の拍手の中で約30年の体操人生の締めくくりとなった=
この幸せな気持ちをウクライナに届けたい!
自分のために 頑張れる場があることは幸せだ。
URL http://www.shintaisou.j
2022年03月05日
コロナ禍に楽しいひと時を
今週は、亀岡教室・くずは教室・八幡教室・コスパ教室と4日連続でレッスンに行き、先週の八幡と木幡を合わせると後はコスパ月曜クラスに行ければ、やっとみなさまと顔合わせできますね。やはり、全く元通りが無理なのは、今日起きられなかったことで判明しました。ごめんなさい!
車の運転も、殆どしていなかったのと、ましてや身体のアクシデントにより身体の筋肉が動くために、感覚が悪くなっていることを痛感しています。これが、なったことによる結果なのかと思い知らされています。しかし、私のからだは、芯体操を生み出した過程を経ているからこそ、レッスンならいくらでも動けます。そこが不思議だけれど当然であり面白いところです。
お昼からは動けそうなので、車に乗せてもらってドライブがてら、京都の町並みを眺めに行きました。コロナ禍の京都は観光客も少なくて、その日の人出や休業しているお店、新しいホテルが建っていること等々、色々な発見があります。生まれ育った大好きな京都の町が世の中の状況下において少しずつ変わっていくのかと寂しくもあります。
そんな中、大好きなお菓子などの老舗をめぐるのも楽しみの一つです。有名なものは、百貨店に行けば買えるのですが昔ながらの代々守られてきた小さなお店などは、知る人ぞ知るいつまでも人気があり手仕事で味も守られているのです。今日は、おかき・あられの「鳴海屋」さん、七味サラダと黒豆おかきが好きで、我が家の常備品のひとつです。
さらに帰りに、京阪伏見稲荷駅前にある総本家いなり煎餅の「宝玉堂」さん、ここは、私が幼少時代には伏見稲荷に住んでいて父が懇意な間柄であり今でもその娘さんということでお煎餅を買うだけのお付き合いをさせていただいています。お店には陳列台の直ぐ横で、台に座り今でも「きつねのお面」なども手仕事で焼いていらっしゃいます。その座っているのが息子さん、その前に焼いていた人、うん?父の時はそのまた前の人?代替わりしているんだけれど、同じような顔で同じような仕事着だから見分けがつかないよ?お勧めは「フライビンズ」です。
車の中から電話して「いつものお願いしまーす」という一言で、着いたら全部包んであって 「こんにちは!」 「いつもありがとうございます!」 「お元気で!」 コロナ禍には、本当にありがたい楽しみのひとつです。
URL http://www.shintaisou.j
2022年02月26日
ロシア軍攻撃 ウクライナ軍抗戦の構え
久しぶりの木幡スタジオでのレッスン!昨日は、ロシアとウクライナの刻々と変わる状況のニュースにくぎ付け状態でした。朝刊、夕刊の記事を隅から隅まで読み漁っていると、2008年にジョージア、14年にウクライナ南部クリミアに軍事進攻した際にはサイバー攻撃や、SNSを活用した世論誘導など非軍事的な手段を併用し、短期間で決着したそうで、こんな悲惨な映像を見ることもなかったのでしょう。
ところが24日に開始したウクライナ侵攻では、圧倒的な軍事力で制圧地域を拡大する「古典的」な手法が中心となっています。08年のジョージア侵攻では、ロシアに隣接する南オセチア自治州をジョージア軍が攻撃したことに乗じてロシアは侵攻したといいますから、結局は、大陸として隣り合うことで絶えず諍い(いさか)が絶えなかったのですね。
日本は島国だから、江戸時代は、織田、豊臣、徳川との勢力争いの戦いにより繋がれてきました。他国からの圧力を感じ鎖国までして守ろうとしましたが、黒船来る、文明開化の幕開け、色々な状況を潜り抜けて明治、大正、昭和、平成、令和の今に至ります。わが親の時代には、日本は第二次世界大戦という体験をしています。やはり日本も、方向を間違えれば今のロシアとウクライナのような状況下になり、またもや核兵器まで使われることになるかもしれません。だから私達は強く、強く二度と戦争を繰り返してはいけないと思っています。
この球体である地球そのものは、海に浮かぶ大陸や島々が、全て繋がっているのです。黒船で日本に着いた異邦人を驚きと、好奇の眼差しで迎えた日本人、世界中の人間が今や陸・海・空を使ってどこにでも行けるのです。それに飽き足らず宇宙の他の星にまで・・・人間の欲はどこまで続くのでしょうか。
子供の頃に戻りたい、あの自然を取り返したい。いっぱいのゴミは、食べ物だけでなく人間が開発して造る電化製品や、便利だからと作る全ての物が機能しなければゴミとして地球の大地にも海にもぎっしりと残って増え続ける。自分にできることは身の回りから、整理していくこと、気が付くことから考えること。先日、プラスチックなど使わず自分の幼い頃に近所のお店で新聞紙に包んだ玉子や野菜何でもそのまま買い物かごに入れていたように、入れ物をもって行って買えるようなお店を増やしていく運動を始めたという人達を知りました。今、自分にもできることがあるかもしれないと思います。
ウクライナの人達が幸せになれるように今日は、色々考えてしまった1日。
URL http://www.shintaisou.j
2022年02月19日
アスリートの魂とは?
北京オリンピックはまもなく閉幕します。悲喜こもごも、色々な思いがあったことでしょう。五輪から五輪への4年間をメダルにかけて過ごしてきた選手も多いことでしょうが、特にコロナ禍が世界中に広がり東京五輪、この冬季五輪と開催を危ぶまれる中、こうして開かれたことは、やはり選手たちにとってはありがたいことであったと言わざるを得ないでしょう。
今日の夕刊(19日)では日本のメダルは、金3,銀5,銅9とあります。多くの参加者からすれば一部の方々ですが、それだけに無念の思いを味わった方々が多いということです。それぞれに、これからの生き方を見据えて全ての経験を未来のために活かすと信じて歩んで欲しいと祈らずにおれない気持ちです。
私が1月の後半からお休みを頂いて早や2月後半になります。突然でしたので、ご心配をおかけしまして申し訳ございません。思えば、五輪のみなさまと同じで目標があればこその長い年月を無我夢中に過ごしてきましたが、ふと気が付けば毎日のお仕事のような日々を繰り返すことに精一杯の生活が辛くなっていたのです。
レッスンをお仕事と思ったこともなく、ただからだを動かすことが大好きで、色々な気づきがいっぱいあって、面白くて、興味深くってそれを伝えることが自分の使命なのだという気持ちで満ち溢れていました。考えてみれば、舞台発表などは、からだを追求できる一番好きな時間だったかもしれません。それと同時に自分自身を整えることができていたのだと思います。アイディアが浮かぶということはからだが喜ぶことなのです。
ですから、運動もどんどん進化していきます。羽生結弦さんが、4回転アクセルに挑むことも気持ちは分かる、でも坂本花織さんが、難しいジャンプをするのではなく、「自分を見て頑張ればできることを感じてもらえれば嬉しい!」「自分を信じて貫けて良かった!」笑顔いっぱいでなんて健康なんだろうって元気になれた!
それぞれに生き方があるけれど、先ずは健康であることが一番ですね!私は芯体操を創ってきました!からだのことを知ったからいい加減にはできないから、痛い、痺れる、しんどいですって言われたら必死で伝えたいと思うから、しんどくなるのですね。と、私が言ったら先生には何も言えないと思わないでくださいね。
これは私自身の心との対話、それには何でも応えられるのだから心配しないでください。休息は必要だったけれど、私は大丈夫ですよ!羽生さんには憧れるけれど私らしくみなさまにお会いしたいです!
URL http://www.shintaisou.j
2022年02月12日
頑張ったね!フイギュアとスノーボード
オリンピック開幕!2022年2月4日〜2月20日の期間に行われる数々の競技もなかなかテレビ観戦することができないけれど、朝の新聞が面白いです。日本勢がメダルを取った時は1面からスポーツ欄にでかでかと載ります。その取材内容が人によって話題の焦点が様々で、実際に見なくても非常に興味深いです。
2月10日、待ちに待ったフイギュアスケート男子フリー、これだけは見ようとテレビの前にくぎ付けになりました。羽生結弦さんは、氷の穴にはまって大事な最初のジャンプを失敗し、ショートが8位と出遅れたためフリーは第3グループでの演技となりました。この時から4回転アクセルへ挑むことの是非に、見ている私も複雑な気持ちになるほど辛かった!
彼は果敢に戦ったが、着地できませんでした。しかし、公式に4回転アクセルの回転自体は認定されたということは良かったですね。普通に見ているとこけて失敗に見えたのですが、スローで見ると左足が着地していました!それまでは両足で回転不足だったのですが明らかに挑んでいる姿を見せてくれたのです。ネイサンチェンが優勝、18歳の鍵山さんが銀メダル、銅メダルが宇野さんでしたが、8位から徐々に順位を上げ、羽生さんは4位になりました。これって、本当に良い結果だったと思います。ひとつのドラマの完結だったかもしれません。そのことが、羽生さんのスケート人生の集大成となる足跡を残されたのだと思えるからです。チェンさんの次の2位でもなく、鍵山、宇野さんを次代に繋げるためには宇野さんの銅メダルが必要だったと思えるのです。
また、11日のスノボ男子HPでの平野歩夢さん(23)の金メダルは最高でしたね!あと1歩のところで手が届かなかった金メダル、4年間チャレンジしてきたことを、ついに達成できたという充実感が漂っていました。自身だけしか成功させていない大技「トリプルコーク1440」の説明に、私が驚いたのは、ワインのコルク抜き(コークスクリューのように縦に3回転しながら、横に4回転(1440度)することからそう呼ばれるという言葉。正しく芯ですね!
羽生さんの4回転アクセルがそうであるように少しでも軸がぶれたら失敗になってしまう、そんなことを芯体操のレッスンで感じて使っていた「ワインのコルク抜き」の例えは世界でも使われていたことに驚きと喜びを感じたのでありました。
そして、五輪王者3度のホワイト(35)さん から祝福された歩夢さんの笑顔が素敵です。何かフィギュアの世界とダブるものがあり有意義な2日間でした。
URL http://www.shintaisou.j
2022年02月05日
北京オリンピック開幕!
コロナ厳戒のもと昨日(21時よりNHKで放映)、北京にて開幕されました。昨夏の東京オリンピックに引き続き、世界中にコロナ蔓延の中でまたまた実現されるとは、凄いですね!東京五輪の開会式は、あまり見ていなかったのですが、今回も始まりだけでという思いで見ていましたら、その演出、構成などに惹かれて最後まで見てしまいました。
コンピューターを駆使した映像で次々と展開される表現が素晴らしく、大変な時期によくここまで完成されたものだと拍手したくなりました。中国に対してあまり良い印象を持っていませんでしたが、日本の開会式を振り返るととても残念な思いがしました。今回は子供たちの起用が要所、要所に使われていました。軍の歩行訓練の鍛え方などを見ると、からだ使いに問題を感じていましたが、子供たちが一糸乱れず揃っても、あのしなやかなからだの動きや、笑顔、衣装に至るまで、日本の子供たちにはない素晴らしさを感じ、近頃の世界の情勢から垣間見る、「洗脳教育」?ではここまでは育たないよねって不思議な気持ちになりました。
日本の小学校では運動会のダンスぐらいしか見たことはないのですが、やはりプロの指導を受ければ少しは良くなるのかな?バレエの発表会でも、先生次第で違うようです。おっと!話が脱線しちゃいました。この素晴らしい祭典も新型コロナウイルス対策で五輪関係者と外部との接触を遮断する「バブル方式」を東京大会以上に厳しく運用しているそう。開会式に招待された外国メディア関係者は、3回のワクチン接種と、48時間以内の2回のPCR検査を義務付けられ、4日当日は式典開始の8時間以上前から、バスなどで缶詰めにされたとのことです。
私がこうしてゆったり楽しめるのも、休息させて頂いているお陰様ですね。今はまだ車の運転が辛いかなと思っています。マツダのCX5ですが、ちょっと運転し辛くて今まで、三菱のパジェロ、トヨタのプラド、同じくトヨタのアルファードと大好きな車ばかりでしたが、アルファードを乗り換えるときにどうしてもデザインが(前面の顔)が気に入らず、初めてマツダの車を選びました。ところがどうしても乗りにくくて、次は良いのがあるようにと祈っています。車は大切なマイルームです。
からだも動きたくて音楽を聴いていますとからだが芯体操をやりたいっていいます。折角の休息中にもう少し落ち着いて整えたいと思います。みなさまを思い出しながら、楽しめる動きをさらに研究し、高めていきたいと思っています。
待っていてくださいね!
URL http://www.shintaisou.j
2022年01月29日
毎日が濃厚・・・接触のお話ではありません!
生きている空間が…空気が濃厚なのです。なんと説明すれば良いのか分かりませんが、今までは、呼吸法を行いながらの中を動かせてしっかりとしたからだの機能を働かせることを目標にしていました。勿論、そのためにもしっかりと芯体操を伝えねばと考えていました。課題が難しいほど、その思いが大きくなり説明が多くなります。そして、どんどんジレンマに陥っていたと思うのです。
今は、自分のことに集中できることは、時間がいっぱいあるということに思えます。気持ちが落ち着き、自分のからだの存在に気付きます。自然にたっぷり息を吸って思うことだけに集中できると自然に息を吐いています。つまりは、吸って、吐いてではなく自然に呼吸しているので、とても楽なからだになっているわけです。時間に追われることもなく、たっぷり時間を過ごすことができています。
忙しいということはずっと昔から忙しかったけれど、恐らくこの大気中に生きるという感覚は忙しくするのではなく、いかに集中して落ち着いて呼吸できるかということかなと今なら分かります。最近の私は、その空間を失くしていたようです。高校生の頃から、体を動かすことが好きで、好きで嬉しくていつも笑顔いっぱいでした。しかし、40代後半の頃に私は試練を与えられ、不思議な体験をして、からだを知ることになりました。
例えば、伸びやかなからだが突然バランスを崩して、歩けなくなるということは生まれたての赤ちゃんが成長する過程と同じことをやり直すことが人間には備わっているのかもしれないと気付きました。泣いたり、笑ったり、骨や筋肉の繋がりを学びながら出来ることを増やしていく…正しく私は「輪廻転生」で生まれ変わりながら生きているのかもしれないのです。
脊柱の「生理的弯曲」と言われるように背骨は真っすぐではなく側面から観察すると頚椎と腰椎は前方に弯曲し、胸椎と仙骨・尾骨は後方に弯曲します。これによって人間は、よくも悪くも間違ったからだ使いをしてしまう要因ともなります。赤ちゃんが生まれてから立つまでの過程が、見事に芯体操で辿っている身体づくりであるかもしれません。
書き始めたら書きたいことがいっぱいです。芯体操だよりでも続きを書きたいと思います。お休みを頂いて今、味わっている世界のこともすっかり途中になりましたが、少しずつまとまってくると思います。楽しいお話になりそうです。待っていてくださいね。
URL http://www.shintaisou.j
2022年01月22日
しばらくのお休みを
実は私、 昨年末にお休みさせていただこうかなと考えていました。お正月休みを利用して日数は少しで済むようにと思ったのです。昨年の自粛に至る葛藤や、毎日の車の運転とレッスンを2回に分けたりギリギリの状態で頑張っていました。
新しい運動は、毎月の勉強会でインストラクターのみなさんに伝えるという課題もあります。しかし、こういったことは日常のレッスンにおいても時間をかけてみんなで楽しみながら歩みたいという思いが大きいです。そんな折にノーハウだけが空回りするといったストレスになり、長年のメンテナンスを整えなければという気持ちに駆り立てられるようになりました。
勿論、芯体操があるからこそ無理と思うこともやれてしまいます。レッスンを始めると、とても元気になりエネルギーが湧いてきます。私のなったことを考えますと動きをセーブしないといけないのですが、実はストレッチでも何でもやればものすごく出来ます。ここに至るまでにそれまでの自分がつい、動いてしまうのでしまった!というのもあとの祭りで、また整うまでが大変でした。模範を見せたいという思いがありますが、グッと堪えることが多いです。指導者として申し訳ないのですが、運動はからだを知り尽くしたからこそ動きの成り立ちと効果が分かるのです。みなさまのからだが変わる喜びや、サポートすると優しい気持ちになり幸せをもらいます。だからこそ休めないと思いながら日々過ごしてきました。
勿論、ここに至るまでには歩けないからだを歩けるように、歪んだ脚の骨を伸ばしたり、(初期の芯体操が坐骨乗りから始まったのも関節を緩め、骨の歪みを整え骨盤を矯正する)、骨盤と背骨が繋がらなくなったからだに筋肉を生み出しながら繋いだり、ブレた軸(芯)を矯正したり色々な闘いに時間を費やしたこともあります。でも、こうして何とか生きられる今こそ人間らしく心とからだを癒す必要があると感じましたので年を越しましたが、暫しのお休みをお願いいたします。
コロナ、オミクロン株など感染者も増えています。様子を見ながらですが、2年間自粛経験もある芯体操です。3年目も「からだが勝つか」、「心が勝つか」!みなさまと共に状況を見据えながら頑張って乗り越えたいですね。
【体温・マスク・消毒をしっかり守りましょう!】
無理はしません。楽しんで頂ければ嬉しいです!よろしくお願いいたします。
URL http://www.shintaisou.j
2022年01月16日
【女子野球部に注目!】
コロナ禍、少子化の時代に、朝の新聞にこんな見出しが・・・なんと!女子野球部が5年で倍増したというお話でした。全国で高校女子硬式野球部の創部が相次いでいるらしい。昨夏に甲子園で全国高校選手権決勝が初開催されるなど注目が高まり、増加を続ける女子選手の受け皿が広がっているとのことです。昨年と言えば、高校野球そのものが開催を危ぶまれていたのでは?・・・拙い私の記憶にも残っていなかったのに、女子の硬式野球が甲子園に???
本当に認識不足でありました。硬式野球では、女子は中学まで男子とプレーできるが、高校では日本高校野球連盟の規定により、体格差による危険防止の観点から男子野球部での公式戦出場が、認められていないのでプレーの場が限られていた。なるほどねー、私立の8校(4県)が新たに誕生し女子野球部があるのは33都道府県になったそうです!
共学化する学校が「ジェンダー平等」を重視して創部する例もあるそうです。さらに、全体の部員数も、15年度の698人が21年度は1320人に増え、少子化の中で部員数が増える要因に「裾野の広がり」を挙げています。各地に女子学童チームができ、全世代の競技人口は15年度の1519人が21年度には2533人まで増加。
女子ソフトボールが、東京オリンピックで13年前の北京大会以来の金メダルを獲得したのは記憶に新しいですが、上野投手初め本当によく頑張りましたね。しかし今回は、硬式野球というのですから驚きですがそうした方々の努力の賜物ではないかと思います。第二次世界大戦の頃は、「ジェンダー平等」には程遠かった時代ですが、隔世の感があります。
思い起こせば私も高校に入学したときに、ハンドボール部に入部しましたが、それまでは知らなかったスポーツでした。3年生の方が、部員が5名しかいなくて試合に出られないと、勧誘に来られました。中学にもバスケットボール部やバレーボール部はありましたが、ハンドボールは全く未知のスポーツでした。これもまた運命かなと思いつつワクワクしたのを思い出します。男子部はあったのですから、『芯体操』といい、いつも時代の変遷を経ていたのかなと思います。声を掛けられた私が友を誘って、その年から試合に出ることができたのです。
その頃も強いチームは私学で厳しいコーチが付いていました。公立高校では、自主的練習で悔しいことも多く残念でしたが、自己流でもとても楽しかったです。
今日は、1つの記事から色々なことを考え、思い出す1日になりました。
URL http://www.shintaisou.j
2022年01月09日
お別れは 寂しいけれど
今日は、Tさんのお家にお邪魔して、お線香をあげ、お参りさせていただきました。
息子さんがお2人で迎えてくださいました。3日間ほど息子さんがTさん宅に来ておられることを知り、連絡させてもらい、束の間の再会が叶いました。生前の、にこやかな笑顔のお写真が飾られて、亡くなられたことが嘘のように感じています。
めったに休まれることがなく、私がレッスン日の公民館前の駐車場に車を止めている時間に来られることが多く、「おはようございます!」と元気に挨拶していただくのがとても楽しみでした。笑顔いっぱいにお話されるお姿が今も、目に浮かびます。入会された日が、2011年の9月22日と残っていたのですが、2021年9月までお元気に通っていらっしゃいました。丁度、10年間になるのですね。
10月からお休みされ、お友達から「早くレッスンに戻りたい」とか、元気なご様子を聞いていましたので、一瞬信じることができなかったぐらいです。ご本人はもとより私も早く膝も治され、歩き続けられるようにと願っていましたので、そのお気持ちの強さに感嘆するばかりです。
そして今日、お家を訪問したことで、その生き方に触れることができました。たくさんの弔問客を迎えられ、お部屋にはTさんの手作りの作品や、お写真など、その足跡を感じさせる心地良い空間があり、息子さんたちもさぞかし驚かれたことでしょう。Tさんがとても充実され、楽しんで生きられていたと思えました。
色々なことにいつもひたむきに臨まれ、私は芯体操に向き合うTさんしか知りませんでしたが、その空間にいても、心から楽しまれ、誰からも声掛けされる性質はどの場所にいられても愛され、息子さんの「苦しむことなく穏やかに逝きました」というお言葉に凝縮されているように思います。
自分の生き方は、亡き後に自分の存在感が残る世界をいかに持っていたかということかもしれませんね。その方がきちんと片付いた、居心地の良い場所で生きられることってとても幸せなことだなと教えてくださいました。
もうお教室で会うことはないのだと思いつつ、これからもきっと、Tさんのいらした場所に居続けられるような気がします。そして、私達が一生懸命にレッスンしていたら、安心して満天の星になって微笑んでくださるような気がします。
芯体操に来ていただき本当にありがとうございました。・・・・・合掌
URL http://www.shintaisou.j